ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

Yoshizor Works 自己満足的仕様公開!

2009年07月29日 19時46分44秒 | 仕掛け
 前回プレゼント用に作った「遠投2本針仕掛(カレイ用)」は、自分で作っていて呆れるくらい手間がかかる。未だに未完成の改良点だらけの仕掛けなのだが、現時点ではこれ以上の改良が思い浮かばない。たぶん、来年になったらまた改良されると思うけど(笑)
 
なんせ、ヨシゾーが思い描く究極の仕掛けとは、それぞれの対象魚に対して、
  • メチャクチャ安価で簡単に作れる。
  • 全くトラブルが無い。
  • 入れ食いになるくらい、よく釣れる。
 の3要素を満たす仕掛けなので、毎年試行錯誤の繰り返して最終地点が見えないのだ!  また、遠投仕掛けは、これに加え
 
  • 信じられないくらい良く飛ぶ!

が加わるのです(笑)
 


【簡単に作れる】
トラブル回避と遠投性を両立し、簡単に作れる仕掛けは、今のヨシゾーの知識とテクニックでは、超困難な課題です・・・・・・・・。

 
おまけに、出来上がりの美しさを考えると・・・・・・・・・・・・・・・。
難しいっす。
 
これは、今後の課題とします。
 
 
 

【トラブルが無い】
遠投仕掛けにおいて、トラブルが無いと言う事は、
  • 投げたときに 仕掛けが切れない。
  • ハリスが絡まない。
が絶対条件なのです。
なぜなら、これがクリアー出来なければ、魚など釣れる訳が無いのです!
 
 
 

【よく釣れる】 
これは・・・・・・・・・・。
 
永遠のテーマです!
しかし、腹を空かせた魚の目の前に餌を置けば、絶対釣れると思うので、仕掛けより

  • 魚の居場所を突き止める嗅覚!
  • その場所に打ち込める遠投力&テクニック!
の方が重要かも(笑)
 
 
 
 

【良く飛ぶ】
これは、気分の問題。
仕掛けに工夫して飛距離を稼ぐくらいなら、シンプルな1本針で餌を小さくするのが一番。
これなら、「メチャクチャ簡単に作れる」事もクリアー出来る。

ただし、2本針の場合はどうか?2本針で究極の飛距離?を目指したのが今回の仕掛けです!
 

って、その前に投げ方覚えろって感じですが(笑)
 
おまけに、いくら仕掛けを改良しても、どう考えても1色も飛距離は違わないし、その差で魚が釣れる訳でもないので、どうでも良いと言えばどうでも良いことなのですが(笑)
 
 
 
 
 
 
 
 
 

なんだか、仕掛けに対する前置きが長くなっちゃいましたが、今回の「遠投2本針仕掛(カレイ用)」仕掛けの自己満足仕様のトラブル回避対策について簡単に説明してみましょう!

 

☆★☆★ 幹糸の長さ 全長60cm ☆★☆★
 
足場の悪い岩場での垂らし投げで、少しでも振り幅が取れる様に上ハリス(12cm)と下ハリス(30cm)が干渉しないギリギリまで短かくして扱いやすくしました。

P6270014

 
 
 
☆★☆★ 仕掛け絡み回避対策 ☆★☆★


1)上部ローリングサルカン4号と幹糸の結び目処理

P6270011

左が旧バージョン、右が09'バージョン


以前は、ゴムパイプを被せることも無く、結び目の処理は何もしていませんでしたが、たまに結び目にゴミや長い下ハリスが絡まったりする事があったので、ビニールパイルを被せ、引っかかる部分を無くしてみました。
 
ビニールパイプの抜け防止に瞬間接着剤を1滴垂らしてます。
 
これで、絡み防止と見た目もスッキリ!
 

 

2)上ハリスの固定にローリングサルカン7号、上下編み込みで固定

P6270009

左が旧バージョン、右が09'バージョン
 
上ハリスのサルカン固定は、八の字結びでも良いのですが、どうしても上下の八の字結び間に隙間が出来てしまい、サルカンをT字に固定する事が出来ないのと、八の字結びの結び目が弱点となり、投げた瞬間に切れる事があるので、一回結びを何度も繰り返して編みつけてます。
 
去年までは、編み込みをそのままにしていましたが、たまに編み込みが解けてくることがあったので、ビニールパイプを被せちゃいました。
 
そして、ハリス側にも被せて絡み防止です。正直、この行程がメチャクチャめんどくさくって時間がかかる、この仕掛けの最大の弱点なのです。

 
でも、過去に楽をしようとしてワイヤースリープにしたこともあるのですが、締め付けが悪いのか?何度もワイヤースリープがズレて、上ハリスが誘導式になった事があるのと、見栄え?が悪いので最近は使用してません(笑)

 
それと、去年はトリプルサルカンを使用していましたが、ハリスの撚り取りには良いのかも知れませんが、サルカン自体が長いので、だら~んと垂れ下がるし、クネクネで扱いにくいため、以前から使用していたシングルのローリングサルカンに戻しちゃいました。
 
 
 

3)下ハリスの固定にローリングサルカン7号、上編み込みで固定

P6270007

左が旧バージョン、右が09'バージョン
 
この部分は、錘を取り付けるサルカンとローリングサルカンの取り合いが課題?と言うか、以前のバージョンはメチャクチャスマートではありませんでした。
 
しかし、NEWバージョンでは、1)と同じようにパロマーノットとビニールパイプの組み合わせでスッキリしたので解決です!
 
 
 

4)下ハリスを40cm→30cm(25cm)に短縮
  
以前は、長ければ食い込みもいいかな?という漠然とした考えで50cmとか60cmなんてバカみたいな長さにしていましたが、カレイの活性が高ければ全く関係無いので、扱いやすさを重視して短くしてみました。
 
錘と干渉する部分は三つ編み10cmで補強し、それ以外のハリス部分は20cmか15cmにして、全長30cm又は25cmで作ってます。
しかし、絡み防止で編んでいる三つ編みも、この仕掛けの弱点であるメンドクサイ!に関係し、簡単に作れると逆行しています。
 
 
 

5)クイックスナップからインターロック付きサルカンに変更
 
以前は強度重視でクイックスナップを使用していました。小型クルクル天秤の場合はハリスとサルカンが離れているので問題ないのですが、少しでも空気抵抗を少なくしようと天秤を使わないこの仕掛けの場合は、ハリスがクイックスナップに引っかかる場合があります。
この状態で、カレイが掛かって高速リーリングをするとサルカンの撚り取りが機能せず、ハリスがよれよれになるばかりか、リーリング途中でハリスが捻じ切れることが何度か発生したのです!
なので、これを解 決するために、インターロック付きサルカンに変更しました。
 
 
 
 
 
 
どうです、スマートで一見見栄えはいいのですが、なんせ小細工が多すぎて仕掛けを1個作るのにメチャクチャ時間がかかります。 ここまでしなくても魚は釣れるのですが・・・・・・・・・。
 
おまけに、ビニールパイプと熱収縮パイプを多用しているので、なんだかカラフル過ぎてイマイチシンプルな仕掛けとはなっていません。
 
 
 
今後の課題は、

  • 上ハリスのサルカン固定方法を簡単にする。
  • 見た目を何の変哲も無いナイロンの透明感を生かしたシンプルな見栄えにする。
事です! なお、この仕掛けは、まだ懲りずにbuchiさんの店に見本を飾ってもらってますので興味のある人は見に来てください!
  
 

ついでに、店の売り上げに貢献してください(爆)

 

そして、またまた奴が
 
”俺も欲しい~!、パッケージ付きで作って!”
 
って、ダダをこねるので、仕方なく作っちゃいました。 

P7290003

前回とは、針の種類が違うので、パッケージの枠をピンクからブルーに変更!
 
 
奴には1個あげるとして、残りは・・・・・・・・・・・・・・・・・。
 
 
  
 
 
 
 

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