ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

面白過ぎるぞ!襟裳岬第7降り口

2009年07月08日 18時10分19秒 | 09’釣行記

それは、前回の黄金道路でボーズをくらい、buchiさん店で愚痴ってた時のこと。buchiさんが7日(火曜日)の定休日はフリーなので、何処かに行くか?と言いながら、おもむろに襟裳の潮周りを確認したのです。

大潮、最低潮位 9:13 -5.0cm

大潮の朝干です。迷わず、襟裳の第7降り口を攻めることが決定しました!

 

しかし、それを聞いたアフロ作治。

”やだやだ、俺も行く~~~!”

と、まるで駄々っ子の様に地団駄を踏みましたが、そこはあえなく却下。

やっと職人としての第一歩を踏み出したばかりの彼に、休暇をとらせてまで連れて行く訳には行きません。ただ、その後の悪天候により彼の仕事も遅れ気味となったので、自ら第7降り口への釣行を断念していました。

 

彼も、仕事の大切さは自覚しているようです(笑)

 

そして、運命の日がやってきました。

 

21:00頃、buchiさんの車がヨシゾー宅の前へ!その後、同行者の幹事長とMさんを乗せ、車は一路襟裳岬を目指します!途中でコンビニや道の駅で小便タイムを取りながら、7日01:00前には襟裳岬 風の館前の駐車場に到着。

 

物凄い風が吹いていますが、そんなこと関係ありません。

 

気分はウサギさんの大爆釣!

 

今回のポイントである第7降り口から釣り場に行くためには、手前の溝を渡ると言う大きな関門があります。この日の潮位を考えると6時頃と予想していました。なので、タップリ時間があるので、車の中で仮眠することに。しかし、皆さん釣りの事となるとアドレナリンが出まくっていたようで、なかなか寝付かれなかったようです。そんな皆さんをよそに、ヨシゾーだけがイビキをかいて寝ていたそうすが(笑)

で、ヨシゾーのイビキのせいか?アドレナリンの大量分泌で興奮したせいか?なかなか寝付かれない皆さんはかなり早い時間から”そわそわ”していたようで、そのうち

”日の出と同時に作戦決行!”

という大号令が発令されたのです。

 

 

日の出は3:58 4:00の潮位は114.3cmなので、どう考えても手前の溝など渡れるはずもありませんが、やはり皆さん釣バカなのでしょう。

騒ぎ出した血を抑えることなど出来ないようです。

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長が~く、砂利で滑りやすい急勾配の下り坂にも関わらず、メチャクチャ足取りも軽い、buchiさんと幹事長。 

 

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最初の難関、溝です。どう考えても溝など渡れる潮位ではありません。 しかし、気の早いbuchiさんはストック片手に何処まで行けるか偵察しますが、この時間の潮位(100cm位)では、どう考えても渡れるルートなんてありませんでした。 

 

なので、潮位どおり約2時間の潮待ち決定!

 

途中、アフロ作治に嫌がらせ写メを送ったり、第6降り口のほうに偵察に行ったりして時間を潰していると、コンブ拾いのチレイナ元おねーちゃんがスタイリッシュなコンブ取りファッションに身を包み登場!色々話をしていると、溝の底には砂が溜まっていて、横断可能な浅瀬は毎年変わっているようですが、今年は杭よりかなり左側の岩場付近が浅いとの事!

この一言で、を聞いたときのbuchiさんと幹事長のダッシュは早かった!あっという間に股間~腰付近まで水没しながら浅瀬を探し出したのです。

そのとき、全身黒ずくめのドライスーツを身に着けた”じっちゃん”が登場、”俺はここで60年も暮らしてる。”と豪語し、buchiさんが朝方渡れるか偵察していた杭の辺りを横断して見せてくれました。それも、一瞬顔だけ水面に出た状態になるくらい深い場所を。それにしても、わざわざヨシゾー達のために体を張って渡って見せてくれた元気のいい”じっちゃん”。元気過ぎる行動に、失礼ですが思いっきり笑わせてもらいました(笑)

この時、時計の針は6:00(潮位55.5cm)を過ぎていました。

 

 

【ヨシゾー探検隊の大冒険!】

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7日11時頃(潮位17.1cm)の写真

今回、ヨシゾーは6時~10時の釣り終了までに4回移動しました。
STARTと書いてある場所が、渡るのに潮待ちしていた溝です。

①;西側基部にある大岩場の裏側にある岩

②;西側最先端部

③;②より少し戻った離れ岩と離れ岩の溝狙い

④;東側で最後の悪あがき。

 

~ ①の岩場 ; 釣果なし ~

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①の岩場に向う途中での大岩迂回ルート。足を滑らせたら・・・・・。

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景色はいいんですがね・・・・・・・。

ここでは、大岩を迂回して直ぐの場所にある湾胴にMさん。奥の岩場左側にbuchiさん、右にヨシゾーが入りました。

しかし、何度か打ち込むもウサギさんの魚信がありません。

おまけに、カゴメの大量の糞で岩は真っ白で臭いし、足元にはコマセの残骸とタバコの吸殻・・・・・・。どう考えても、これらの残骸は新しいので、日曜日に釣り会の人たちが入ったようです。

 

あ~、予想通りウサギさんは全て抜かれてました!

 

もう、この場所にはペンペン草も生えてません(涙) 

 

しかし、僅かな可能性を信じて1時間くらい竿を出しましたが、やはりダメでした。なので、この場所で釣果を上げるのは無理と判断して移動開始です。

 

でも、移動するったって・・・・・・・・・・・・・・。なんせ、初めての場所なので良く判りません。とりあえず、ウロウロしながら日曜日に誰も入って居なさそうな場所を探しますが、あちらこちらに小さな溝があり、上手く目指すポイントに行けないのです。

おまけに小心者のヨシゾーは東側(黄金道路側)のポイントを教えてもらっていたのですが、遠めから見ても少々波があったので、前回のトラウマで竿を出すことを躊躇しちゃったのです。このため、西側に的を絞って移動したのが今回の敗因でした。

 

まずは西側で竿が出せそうな場所を探して歩きます。途中、西側の中間地点で竿を出していた幹事長の話を聞くもパっとしません。なので、徒歩で行ける最先端部の②まで行って竿を出すことに。

 

~ ②の岩場 ; 釣果 ウサギ2本 ~ 

この場所は、思ったより打ち込める範囲が狭く水深も浅いのです。

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ガス(濃霧)ってきました。正目の岩も霞んでます。

この場所では、手前の岩の足元や向かい側にあるホンダワラの際にコマセを打ち続けると、何とかウサギちゃんが顔を見せてくれました。

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サイズはイマイチですが、何とかボーズを回避できたので内心ホッとしました。なんせ、ボーズだったらアフロ作治から思いっきりバカにされるので、それだけは避けたかったのです(爆)

 

その後、何度もコマセとイカゴロを打ち続けるも、竿先はピクリともしません。

なので、またまた移動開始です。

20~30m戻った場所に、コンブが漂っている溝があったので、そちらに移動。

 

 

~ ③の溝 ; 反応なし ~ 

この場所は、10mほど沖に大きな岩が点在しそれらの岩の間にコンブなどの海草が生えてました。ここに魚がいるはず?とヨシゾーのウサギレーダーが反応しましたが、ヨシゾーのウサギレーダーの性能は超高性能すぎて、小魚にさえ過剰反応したようです(笑)

なので、この場所のことは触れたくありません(涙)

 

 

~ ④の岩場 ; 釣果なし ~ 

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もう、タイムリミットも迫りつつあった9:30頃、餌も少なくなって来ました。しかし、③の場所では小さな魚が悪戯するだけなので粘っても拉致が開かないと判断した貧果のヨシゾーは、またまたウロウロ辺りを偵察。そしたら、buchiさんのバッカンの中が魚だらけ・・・・・・・・・・・。迷わず③の場所を見限って、buchiさんが竿を出していた横に入る、

”ごっちゃんです作戦”

というアフロ作治直伝の天下の宝刀!超難易度の高い作戦に出たのです。

 

しかし、襟裳はそんなに甘くはありませんでした(笑)

 

時は10時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。帰りのことも考えて納竿。

 

竿頭?と言うより一人勝ちは、波にも負けず果敢に東側を攻めたbuchiさん。2日前に釣り会の人達に抜かれたと言う悪条件の中、ウサギさん7本、カジカ2本と言う結果に満足したようです。

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羨ましい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

そして、幹事長は数こそ1本でしたが、48cmという立派なウサギさんを釣ってました。

Mさんも、後半にbuchiさんの左側に入って47cmを含む2本のウサギちゃんを釣ってました。

それに引き換えヨシゾーは・・・・・・。40cmと35cmと小型のウサギちゃん2本。

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モザイクの下は苦笑いです。
左側の山の上に半分切れて写っているのが風の館の展望台。ここでは、望遠鏡からゼニちゃんを見ることが出来ます。帰りは右に移っている道を登って帰りましたが、コマセやイカゴロが減ってリュックもメチャクチャ軽くなっているにも関わらず、足取りはかなり重かったっす(涙)

でも、負け惜しみではありませんが、

面白かった~!

こうやって、色々場所を覚えるのも楽しいっす。おまけに、良い条件が重ならないと行けない場所ともなるとなお更ですね(笑)

 

なお、潮待の時にアフロ作治に送った釣り場の写メにより、彼は1日中ブルーになっていたようで、

”釣れなくても良いから、行きたかった~!”

と、電話の向うで悔しがっていました(笑)

 

来年は、釣り会の人たちが抜いちゃう前に一緒に行きましょう!

 

 

※なお、興味のある人は、buchiさんのブログもどうぞ!→こちら

 

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