ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

NIKWAX

2008年11月26日 20時03分58秒 | 投げ釣り道具

前回、メチャクチャ雨に当ってベチャベチャになった原因として、ゴアテックスの透湿防水機能が全く機能していなかった事がある。なんせ、最初の2時間でジャケットの表面は水がベチャ~って感じで染み渡り、内側も汗なんだか雨が浸透したんだかベチャベチャ。雨宿りした場所でジャケットを脱いだらそりゃま~ひどい状態だった。

帰ってから、このゴアテックスのジャケットも寿命か?などと思いながらも、最近金欠なので新品なんか買えない。何かいい方法が無いかといろいろ調べると、生地についた汚れが機能低下の一つらしい事が判った。また、洗濯後にアイロンをかけるだけでも少しは機能が回復するそうだ。そして、さらに透湿防水機能を維持させるためには撥水加工も必要みたいだ。

そうなのか!

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よ~く考えたら、購入して5~6年以上経つが、今まで全く手入れなどしたことが無かった。年に1~2回は普通の洗剤で手洗いしていたが、普通の洗濯洗剤は洗剤カスが残り、汚れと一緒で機能を低下させるようだ。また、腕周りはいつも汚れでシミになっているので、ゴシゴシ揉み洗いしていたが、これはもゴアテックスのコーティングが剥がれるので最悪の対処法だったみたい。おまけに、一度も撥水加工などしたことが無い。

最悪である。

更に調べると、ゴアテックスもメンテナンスをしないとただの生地に成り下がり、生地の表面が撥水せず、ベチャ~と水が染みた状態になると透湿機能も発揮できないみたいなのだ。ただし、きちんとメンテナンスすると10年は持つと言う?

本当か?

そんなわけで、少しでも長持ちさせるためにメンテナンスと言うものをしてみることにした。ちょうど、家族で出かけた時に、大型スポーツ用品店の近くに行ったので店内を覗いてみた。すると、ゴアテックスのメンテナンスでよく名前が上がっていたReviveXNIKWAX LOFT TECH WASHとNIKWAX TXダイレクトスプレーが置いてあった。ま、どちらでも良かったのだが、なんとなくいろんなHPに載っているNIKWAXを購入してみた。

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LOFT TECH WASHは洗濯カスが残らない液体洗剤。TXダイレクトスプレーはスプレー式の撥水剤で、裏地があるときは液に浸すタイプより、表面だけ加工できるスプレー式の方が良いのだと。しかし、この2品で3千円弱もする。なんとも微妙にためらってしまう価格であるが、これも長持ちさせるための必要不可欠なメンテナンスと割り切って購入してみた。

まずは、LOFT TECH WASHで洗濯。これは300mlしか入っていないが洗濯機だと半分の150mlも使う。なので、貧乏性のヨシゾーは量が100mlと少なくて済む手洗いでの洗濯にした。って言うより、家にあるドラム式の洗濯機に指定された量の水をどうやって入れたら良いのか判らなかったのだ。って言うより、洗濯機の蓋の開け方もわからず、強引に開けようとしたら嫁に怒られた!それならと、一生懸命説明書を読んでも判らなかったのだ(爆)

おぼっちゃま育ちのヨシゾーは、中学卒業まで実家で過ごし、二十歳まで学校の寮生活。24歳まで道内外の飯場を転々とし、その後は親類縁者の家を転々としながら雨風をしのいでいた。なので、結婚するまでは車1台と衣装ケース2個、布団一組が全財産であった。テレビはもちろん、冷蔵庫も洗濯機もましてや釣り道具なんて持っていなかったのである。

そんなヨシゾーではあるが、日本語は何とか読める!LOFT TECH WASHの手洗い説明書に従って漬け置き&押し洗い。そして、手ですすぎ、更に嫁に手伝ってもらって洗濯機ですすぎ&脱水。濡れているので汚れが落ちたのかどうかは良く判らなかったが、洗濯した水が真っ黒になったのには驚いた。そして、いよいよ撥水加工のTXダイレクトスプレーの出番である。

この撥水剤、メチャクチャ臭い。酢の臭いと言うかスッカイのである。外は寒いので、風呂の中でスプレーをかけたが、窓全開で換気扇全開でないと凄いことになる。それほど強烈な臭いだった!おまけに、スプレーの量も300mlしか入っていないのに、ジャケット1着の使用量が250ml。残りの50mlは一体何に使えばいいのだろう?って、”1本全部使えって書けよ!”ってツッコミたくなった(笑)

そして、部屋の中で陰干し・・・・・・。周囲はスッカイ臭いがする(笑)

次の日、少しは乾いていたので、効果は?などと、水をかけたら・・・・。

それはそれは、弾くは弾くは、見事に水玉になって、”ぷるるん”って感じで水を弾くではないですか!メチャクチャ感動して、いい気になって水をかけて遊んでたら、袖口が全く弾かない。

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何度やっても弾かない。そればかりか、ベチャ~って染みてる。

強力なイカゴロ成分のせいか?それとも悪臭放つコマセ成分のせいか?はたまたは撥水剤がスプレーされていなかったのか?原因はわからないが、せっかく撥水処理したのに・・・・・・、少しショックだった。

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※袖口は撥水どころか、水が染みてます。

ま、これは今までの扱いが悪かったので仕方ないと諦め、それじゃって事で、更に強力な撥水効果を期待してアイロンをかける事に。しかし、アイロンなど生まれてから一度もかけたことがないのである。適当に当て布をあてながらアイロンをかけるがなかなかシワが伸びずうまくいかない。あーだ、こーだしながらジャケットを裏表ひっくり返している内に、重大な欠陥を発見してしまった。

裏地の裾端部が半分近く破れているのである。

え?いつ破けたの?

どうも、破けた切れ端がボロボロで、糸が解れていることから、かなり前から破れていたようだ。ちょうど折り返しの裏側になっていて、普段使用する時は見えなかったので、気が付かなかっただけのようだ。

やはり、新しいの買ったほうがいいのかな?

 

 

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