ヨシゾー2

北海道発!釣りバス三昧変態釣り師の釣行記

ヨシゾーの圧勝?

2008年11月10日 23時11分58秒 | 08’釣行記

11月2日9:00過ぎ 整形外科で”左薬指第2関節亀裂骨折、全治2週間”と診断される。

11月2日9:30過ぎ 嫁に”ヒヒヒヒ・・・・・・、これで釣りに行けないね。”と言われ、いつの間にか自慢のステンレス三脚が庭先に置かれ、洗濯物が風にゆれてました・・・・・。

11月2日11:00過ぎ buchiさんの店に”来週の大会行けないかも。”と報告&遊びに行くも、”気合で直せ!”と激励?され、家に帰ってから牛乳とシラス干しをオヤツに・・・。

11月3日昼過ぎ ○村が連絡も無しに家に来る。玄関を開けたとたん、ヨシゾーの左指に巻かれている白いものを見て大爆笑、満面の笑顔で

”ヤッター、勝った!勝った!”と勝負前なのにたわけたことを言い始める。

この時、温厚なヨシゾーが奴に殺意を抱いたのは言うまでもない。

そして一週間たった8日19:40、牛乳とシラス干しの効果も無く、アルミの添え木と湿布を巻いたまま釣りバスに乗り込みます。

23:00頃、バスは大会開催範囲の最初の目的地である有珠漁港へ到着。皆さん一斉に着替えて、またまたバスの中に戻りますが、ヨシゾーと○村はここでバスを降り、漁港右側の巨大岩石のゴロタ場の海岸を目指して歩きました。この場所は初めての場所、おまけに真っ暗なので何処に入って良いのやら?海岸は小さな湾胴を形成していますが、多少波があるほうが良いと思い、あえて湾胴を外して左正面の岩で白波がたっている場所に竿をセット!○村はヨシゾーの倍の量のイカゴロ&コマセの重量に耐え切れず、海岸に出ただけでギブアップ!巨岩ゴロタ場の移動を断念し、その場所で釣り開始です!

そして、今回のヨシゾーのタックルは前回の宣言通りと言うか、怪我でうまく竿が握れないのと、コマセを使うと手が汚れるので、27号軟竿2本(大会は3本まで)とコマセ無し体制です。

”どっか~ん!”

2~3回ゴロを打ち返すと、突然やってきました!竿先が大揺れです!

Pb090010

※撮影場所は、移動した場所なので実際につれた場所とは異なります。

あがってきたのは、メチャクチャ頭のデカイ、カジカちゃん!波打ち際で針が外れるも玉石で囲まれたプールでジタバタ!何の苦労も無くあっさりゲットしちゃいました。メジャーを当てると50オーバー!ウリャ~!って気合が入ります。そして、間髪入れずに40弱のアブラコが続きます。

”今日はもらった。”

まだ、釣り始めてから1時間足らず、時計の針も0時を少し過ぎた頃。この時ヨシゾーは今日の爆釣&入賞と良いことばかりが頭の中をよぎりました!

そして、ハイテンションで気分よく打ち返していると、なにやら○村が叫びだしました。奴の方に視線を向けると、竿を弓なりにして絶叫しています。急いで奴の下に向かうと波打ち際に”火星人”!が、”火星人”も逮捕されまいと石にへばりついて抵抗しています。○村は”取って、取って”とうわ言の様に連呼しています。しかし、左指の自由が効かないヨシゾーは、”無理、無理”を連呼。それじゃと竿をバトンタッチして○村は火星人が抱えている玉石ごと持ち上げて逮捕しちゃいました。

Pb090011 ※撮影場所は、移動した場所なので実際につれた場所とは異なります。

くやしいので、写真は小さくしておきました(笑)
ジックリ見てやろうと言う気の良い人は、写真をクリックしてください。見たくなくても写真がアップになります(笑)

しかし、なんだかんだで、ヨシゾーの見せ場はここまで、釣り開始から2時間だけです。その後、10mほど左に移動し手前に見える岩の周りを攻めますが、AM3時まで竿先が揺れることはありませんでした。

そして、奴の反撃ののろしがあげられたのです!

場所移動しても一向に魚の気配が無いヨシゾーに反し、奴は移動した場所で30UPのナガラソイを釣りました。そして、25cmほどのカジカも釣ったようなのですが、リリースしたようです。

ヨシゾーは全く反応が無いのと、潮が引き始めて来たので、これ以上この場所は無理と判断し周囲の偵察に出発。たまたま近くの防波堤で釣りをしている地元の釣り人から情報提供を受けて、防波堤基部の港内へ移動。潮が引いたら渡れる島へは4:00頃移動予定だったので、波風を避けられるこの場所は体力温存には最高でした。竿先を見ることも無く、持参したおにぎりとお茶をすすりひと休み。しかし、たまに竿先を揺らすチビガヤ&ドンコと戯れますが、なにぶん全く動かないので逆に寒さが身に沁みました。そして、時計の針が3時を過ぎた頃、少し早いですが1kmほど先にあると思われる島へ移動開始。しかし航空写真でしか見たことが無いその島への行き方がわかりません。何とかこの辺かなとあてずっぽうで移動し、道無き道を歩いて何とか島への入り口と言うか潮が引いた磯を発見し無事渡ることができました。

しかし、竿を出すも湾内なので、潮の動きが感じられません・・・・・・・・。

失敗か?という言葉が頭をよぎったとき、いきなり奴の竿が

”どっか~ん”

Pb090007

なんと、44cmのカジカをゲット!やはり、潮の動きが鈍い場所では、ゴロの集魚効果よりコマセの方が強力だったようです。

この時点で、奴はカジカ44cm、ソイ30upの2匹のみ。ヨシゾーは掟破りのイソメでチビアブラコを3匹追加してやっと規定の5匹を揃えることができました。

しかし、ヨシゾーの竿には最後まで”どっか~ん!”という激しい当たりは来ませんでした。

Pb090015_2

ヨシゾーの釣果です。右のアブラコも40cm弱あるのですが、まるで小魚に見えます(笑)

審査は1匹身長(1点/1mm)+5匹重量(1点/10g)。皆さん、カジカ5匹を揃える中、写真のような貧果でもカジカ1匹で700点以上(身長490点、重量220点※点数は正確ではありません。)稼いだため、4位(860点くらい?)に入れました。しかし、上位3名は40UPのカジカを見事に5本揃え1000点超え。優勝者は1257点(1匹身長+5匹重量)ととんでもない高得点でした。これにはもう脱帽するしかありません。

そして、ヨシゾーと○村との勝負はヨシゾーの圧勝と言うことで、08’は終漁です!

ただ、今回は大会だったので火星人逮捕は何の得点にもなりませんでしたが、プライベートだったら、引き分けだったかもしれません。なので、奴はまだ何処かへ行き、最終決戦に挑もうと悪知恵を働かせているようです(笑)

そして、2度あることは3度あるの格言どおり、今回も50UPの夢はかないませんでした。いつかは50UP!と言う夢を抱いて、今後もカジカを狙いたいと思います。

 

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