北海道ではサケ釣りが最盛期を迎え、皆さん血眼になって群れを追いかけていますが、ヨシゾーはそんなサケ釣りの人たちとは全く無縁です。
変人と言えば変人ですが、一度もサケを釣った事が無い訳ではありません。
10年ほど前は、奴(○村)とお盆頃から活動し始め、時には知床半島の先端まで船で渡り、群れるカラフトマスをルアーで狙っていました。また、9月に入ると白老や積丹方面へ出向き、浮きルアーでサケを釣っていたのです。
しかし、年々加速するサケ釣りフィーバーは、釣り人口の裾野を広げましたが、
- 挨拶も無しに狭い場所に無理やり入ってきて、真っ直ぐにルアーを投げられない人。
- 人の糸に絡めても知らんぷりする人。
- サケを釣り上げて岸で針を外し、戻って来たら既にヨシゾーの釣った場所に人が入っていて、声を掛けても”空いていたから入ったんだ!”と場所を空けてくれない人。
- ヨシゾーにサケが掛かっているのに、その場所にルアーや浮を投げてきたりする人。
- ロープを張っての場所取りに身に覚えの無い言いがかり。
- 思いっきり河口付近の規制内で釣っている人や、本当に河口の中に立ち込んで釣っている人。
- ギャング針で引っ掛けている人。
などなど、マナーの悪さに嫌気がさしてきて、自然と足が向かなくなって既に5~6年前経っちゃいました。今ではルアー竿もリールもありません。ただ、ルアーとタコベイトだけはしっかりと秘密基地の不用品置き場に安置されています。
※決して、サケを釣る皆さんがマナーが悪いと言っているわけではありません。あくまでも一部の人だけの行為であり、偶然ヨシゾーの身に起きた事なのです。そして、辞めた最大の理由は、釣ったらサケを食べなければならないと言う拷問が待ち受けていたのも大きかったと思います。
なので、今は投げ釣りオンリーなのです。それも、周りにあまり人が居ないような場所が好きなのです。・・・・・・・やっぱり変人ですね(笑)
で、昨日の午前中はゆっくり休もうと家で、ボーっとしてました。しかし、その何もしないことが怪しいと思った嫁から、”何か企んでるっしょ。”と疑惑の目を向けられてたのです。
じゃ、仕方が無い!て事で14時半頃出かけちゃいました(笑)
餌は前回好調だった塩サンマを冷凍庫から持ち出し、途中で人間の餌を仕入れ、目的地に到着したのは16時頃でした。
最初に目指したのは、春から開拓中の砂浜です。しかし、そこは波はそれほど高くは無いのですが、海面がバチャバチャと波立ち、横殴りの強風(西風)が砂を巻き上げおり、立っているだけで顔が痛いのです。
おまけにメチャクチャ寒い・・・・・・・。
昨日は、お気楽釣行仕様だったので、まともに防寒具など持って来ていません。車から降りただけで無理と確信しちゃいました(笑)
先週は、上着無しで釣りが出来たのに・・・・・・・・・・・・・・・・。
そして、現地の写真を・・・あれ?????
デジカメを忘れてました!
お気楽釣行だと言っても、全くやる気が感じられません。
あまりの強風と寒さに一瞬怯みました。そして苫小牧東港、砂浜などを放浪しましたが何処も強風&横殴りの西風です。
仕方が無いので、西港に避難することに。軟弱なヨシゾーは、車横付けで、風の弱い場所か風を背に出来る場所を探しに行きました。
西港では、流石に強風のせいか?南埠頭や北埠頭、晴海埠頭など何箇所か見て回りましたが、何処も強い横殴りの西風で、釣り人も居ません。
そうこう放浪している内に、菱中造船所まで来ちゃいました。巨クロで有名な防波堤にはいつもの様に人が沢山張り付いていましたが、巨大オイルフェンスリール前、そうですタグボート船溜りの左側にあるガードレール前が開いていたのです。
この場所は、
- 風を背に受けられる東向き。
- 街灯直下で明るい。
- 車を横付けできて、竿先を車の中から見られる。
と言う特等席なのですが、一度も竿を出したことがありません(笑)
しかし、こんな好条件の場所は無いはずと思い、すかさず竿をセットして17時過ぎ、既に日が傾きかけた頃から実釣開始です。
【本日のタックル】 競技SP+Z45C×2組
【本日の釣果】 ハモ(アナゴ) 11匹(37cm~45cm)
極小コマイ 4匹(15cm程度)
で、第1投目のまだまだ明るいうちからハモ(アナゴ)さんが竿先を揺らしてくれ、型は小さいですが、久々の二桁釣りでした。
しか~し、小物釣り&お気楽釣行の割りにはタックルの損害が甚大だったのです(涙)
思わず、”あ~ぁ”状態です。
まずは、ハモ(アナゴ)を5~6本釣った頃の21時過ぎ。PE1.0号を巻いていた竿がブッ飛びました。
PE1.0号約4色(約100m)ロスト。
船溜まりを出航したばかりのタグボートに持っていかれたのです。
続いて登場した替えスプールのPE0.6は、幸先よく第1投目で明らかにハモ(アナゴ)と違うアブラコの様な強烈な当たりが!すかさず合せたら、合せ切れでプチ・・・・・・・。道糸の途中から高切れです。
PE0.6号約3色(75m)ロスト。
たぶん、糸に傷がついていたのでしょう・・・・・・・・・・・・・・(涙)
そのほかにも、60~70m直方に点滅する赤いブイが浮いているのですが、どうやらこのブイの下にも異物が張り巡らされているようで、リーリング途中の3色~4色くらいで何度も引っかかるのです。また、5色付近にも一部引っかかる場所があり、根がかりします。
おかげでストックしていた
遠投2本針仕掛け8個(ストック全部)ロスト。
しちゃいました・・・・・・。
本当に、”あ~ぁ”です。
なので、22時過ぎには予備仕掛けが皆無となる緊急事態に。
そして、眠くなってきたので、帰ろうと思い仕掛けを回収・・・・・・・。
・・・・・最後の最後に竿2本とも根がかりしてました(笑)
何度か煽っていると、すぐに力糸の結び目からプッツン!あえなく仕掛け無し状態に・・・・。
と言うことで、08’ラストを飾る遠投釣行は23時に強制終了となりました。
それにしても、港という場所には良い印象が無いっす。去年はリール壊すし、室蘭では竿を折っているし、今回の被害もメチャクチャ大きいです・・・・・・・・。
【本日の教訓】
- PE0.6号は、チョットしたショックでも切れる。
- 港の海底には何が沈んでいるかわからない、高価なラインはもったいなくて使えない。
- よそ見は厳禁、船に引っ掛けられ竿が飛んで行きます!
- お気軽釣行を侮ってはいけません、きちんとした釣行準備を!寒さで体が震えます。
それにしても、西港は10月下旬までハモ(アナゴ)が釣れるが、秋が深まるにつれ魚もサイズアップするはずなのですが・・・・・。今年の苫小牧は何かが変です。
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