こんばんは、オノボリさん2号です。
青森での釣行&大会記事は、オノボリさん1号(ひろし。。。さん)⇒ 釣行&大会記事こちら にお任せしまして、ヨシゾーはキス釣りなど一生縁が無いと思っている道内在住のキャスター、特に道央在住の方々に、キス釣りの夢を果たすポイントについて紹介しましょう!
キス釣りは決して夢ではありません。1ヶ月分のお小遣いと、竿とクーラーを持ってJR駅構内を白い目で見られても、ためらうことなく堂々と歩く勇気があれば現実可能です(笑)
『第1章;出発』
2008年7月26日15時過ぎ、北広島市在住のヨシゾーは北広島駅にいました。背中にはリュック、右肩からは11リットルのクーラー、手には並継ぎ竿を持ってます。土曜日なので人がまばらかと思いきや、駅構内のコンコースでバザーが開催されているでは無いですか。そこには大勢の人が・・・・・・。皆さんが、ありえない物を見るような視線を投げかけます・・・・・。
”ちょ~、恥ずかし~い”
皆さんの視線を無視し、15時11分発の新千歳空港行き快速列車に乗り込むも、車内に入る勇気が無く入り口のデッキでクーラーに腰掛けます。しかし、車両を行き来する人の邪魔になり、立ったり座ったり。乗り換え列車の待つ、南千歳駅ではかなりの人が降りますが、ヨシゾーの大きな荷物が邪魔で、人波に乗れません。やっと落ち着いたのは、特急列車に乗ってからでした。
南千歳駅で特急待ち。寂しく人の少ないホーム外れの待合室で。
【ポイント1】
2~3名での移動しなら、恥ずかしくないかも(笑)
列車は出来ればR切符。指定席は車両の最後尾窓側を予約すること。荷物は座席の後ろに置けるし、なんたって狭い通路を大きな荷物を持って移動しなくてOKなのです。
『第2章;青森上陸』
特急列車に揺られること、約2時間。八雲駅でひろし。。。。さんと合流し、函館にある釣迷人さんのお店へ。ここで、北遊人さんからキス釣りについて色々教わり、今回同行する皆さんに挨拶して、21時50分発のフェリーで北海道を離れました。フェリー内では30分ほどのプチ宴会。そこでもキス釣りのレクチャーを受けてから仮眠。日付の替わった深夜1時過ぎに青森上陸です。そこには、FC投人の皆さんが出迎えてくれて、一路キス釣り会場へ向かいます。途中でコンビニに寄り、会場到着は3時頃でした。既にヨシゾーの移動時間は12時間となりました(笑)
【ポイント2】
今回は、青森在住のFC投人の皆さんがサポートしていただきましたが、サポートがない場合は、もう少し早い時間に青森入りし、レンタカーを借りるというのが経済的だと思います。
『第3章;大会開始』
空が明るくなってきた4時過ぎに準備開始、受付は5時からで大会スタートは6時から。
大会会場は、日本海側にある七里長浜の高山稲荷神社です。参加者の皆さんは所属する会のお揃いのベストを着用しています。そして色とりどりの並継ぎ竿に改造したクーラー。本当にテレビの世界がここにはありました。タックルマニアのヨシゾーは目が釘付け状態です。
6時にスタート。細い林道?をややしばらく歩き砂浜へ。ごくごく普通の砂浜でした(笑)
ヨシゾーとひろし。。。さんは、キス釣りのベテランでもある函館つるさんの後ろを金魚の糞状態でついて行き、ヨシゾーのキス釣り扉が開かれました。
ヨシゾーの左側にひろし。。。。さん。砂浜には大会参加者がいっぱいです。
右側に函館のつるさん。見づらいですが、大会範囲である赤い旗が奥に見えます。
【ポイント3】
キス釣りは、テレビの影響か?大遠投が必要と思っている人も少なくないと思います。そういうヨシゾーも、大遠投が必要と思っていました。しかし、実際にはちょい投げです。誰でも気軽に出来る釣りだと思いました。
『第4章;実釣』
訳
もわからず、人ゴミに流されスタート。砂浜を北上すると既に魚を釣っているキャスターもいて、正直そのスタートダッシュの速さに驚かされました。というヨ
シゾー達は、しばらく歩き会場の北限である場所の手前で釣ることに。まづは、北遊人さんに頂いた天秤と7本針仕掛けをセットしてみます。投げやすいように
天秤から1本目の針までを80cmくらいにカット、7本針も多いと思い下針をカットして6本に変更して第1投。函館のつるさんが、横に付き仕掛けの投入方
法、巻き取り方、波打ち際の対応など色々教えてくれました。教えて頂いている時には、早くも竿先がプルプル何度も震えてます。そして、波打ち際に現われた
仕掛けにはキスが6匹も。なんと第1投げでパーフェクト6連。正直、その時は、
”キスってこんなに簡単に釣れるんだ!”
って大きな勘違いをしました(笑)
これには、さすがの函館のつるさんも驚いたみたいで、早速記念撮影。
正直、この時はそんなに凄いことだは思ってませんでした。キスって魚は、いつもこんなに釣れるんだと・・・・・。しかし、この考え方は大ばか者のド素人の浅はかな考えだったことに気がつくまでには時間はかかりませんでした(笑)
その後、最高が4連2回。後は、2連や1連。時にはスカです。そのほかコチが少々(笑)
おまけに参加者が多く、なかなか移動が出来ない状況でした。そんな中、少し飽きて来た8時頃には、会社の釣り仲間にキス写真を写メで送信したり、ぷらぷらしたり、家の庭で採れた冷たいブルーベリーを食べたり(笑)
【ポイント4】
キス釣りは自分のペースで。そして、意味も無くぷらぷらして、時には狂ったように投げまくりましょう!ヨシゾーなんて仕掛けを交換するのが面倒で、コチやフグにハリスを切られ、針数が2本になってもそのまま釣ってました(笑)
ただ、キス釣は”どりゃ~!”ってド遠投して”当りに神経を集中”するシビアな釣りってイメージでしたが、なんてことはありません。今回は、大半が3~2色、近場で釣れなくなった時に4色前後。せっかく青森まで来たんだからと、意味不明に”どりゃ~って”追い風参考ながら着水時7色オーバー(1回だけです。)投げても当たりがあるのは3色前後・・・・・。
ファミリーフィッシングでも楽しめそうな距離にキスがいるのです。
なにやら、二人で密談してます・・・・・。
ひろし。。。。さん ; チレイな水着のオネーチャンが寄ってこないんだけど?
函館のつるさん ; きっと、札束とフェロモンが足りないんだよ。
※これは、フィクションです(笑)
ま、大会で上位に食い込む人は、ヨシゾーみたいに”まった~り”した釣りはしてないと思いますが(笑)
『第5章;審査』
審査は11時~11時半で、釣ったキスの総重量で競います。まずは砂の付いたキスをバケツの中で洗い、ザルに移して計量です。
ヨシゾーの釣果は53匹、869グラム。匹数は自己申告でしたが、数えるのが面倒だったので、帰宅後数えました。
正直、小さいです。まるで、チカみたいです。
で、表彰式。上位入賞者の皆さんです。また、北海道チームの中では、函館のつるさんが7位入賞を果たしました。おめでとうございます。
『第6章;帰宅』
大会が終了したのは12時過ぎ、帰りのフェリーまでは時間があるのでFC投人の皆さんと温泉へ!シャンプーと石鹸を貸してもらいました。ありがとうございます!
その後、昼飯を食べてフェリーターミナルへは16時頃到着。ここで、FC投人の皆さんとお別れです。本当にありがとうございました。
帰りのフェリーナッチャンです。JRに間に合わないので、高速船を利用させてもらいました。わがまま言って申し訳ありません。で、函館到着は18時50分頃。ここで、函館の皆さんとひろし。。。さんとお別れです。楽しい時間をありがとうございました。
で、一人函館駅に残されたヨシゾーは19時42分発のスーパー北斗で家に帰ります。帰りの座席も、もちろん最後尾の窓側です。
函館駅で、スーパー北斗とヨシゾーのタックルたち!
23時過ぎ、やっと北広島駅に到着。
こんな格好で、特急列車に乗る奴は北海道広しといえども、かなりの希少種です(笑)
注意~胴と脚の割合を計測することを禁じます!
【ポイント5】
今回は、函館からフェリーを利用しましたが、そのままJRで青函トンネルを越えるという方法もありかな?って思いました。また、レンタカーを借りる予定なら、レンタカー屋さんに荷物を送るって方法もあると思います。しかし、一番の問題は札幌近郊ではキス釣りの仕掛けも餌も手に入らないって事です。なので、函館で釣迷人のお店に寄るか、青森で入手するしか無いのが一番のネックですね。
結局、0泊2日32時間のキス釣り大冒険は、移動&待ち時間だけで往復20時間弱、実釣約5時間、睡眠時間は移動時の仮眠のみで、旅費&経費は一月 分のお小遣いと、かなりハードで懐に厳しい釣行でした。しかし、一生縁が無いと思っていたキス釣りについて色々教えていただき、実際に釣ることが出来たの で、新たなキス釣りという扉を少しだけ覗くことが出来ました。たまに新しい釣りに挑戦するのもいいもんですね。
あ~、楽しかった!
皆さんも、北海道の投げ釣りとは一味違ったキスに挑戦してみてはどうでしょうか?
「行ってみるかな?」と思ったらぽちっとね。