最近プロの劇団の公演に出かけて「こ、これは!」と思ったことがない。もちろん感受性の面で勉強不足ですと言われれば「そうかも知れません」と答えるしかないのだがどうも納得がいかない。チケット代、行き帰りの手間、交通費。これは上手い下手の問題ではないぞと何処かで考え始めていた。その理由にフッと息を吹きかけてくれた出来事。
今日出かけたのはアイホールで行われている劇団Ugly ducklingの『凛然グッド・バイ』 15年にわたる劇団の最終公演の初日である。アイフェスや高校生演劇WSなどでお世話になった作家(樋口さん)や演出家(池田さん)の劇団だということで観ておかなきゃと思って出かけた訳だがなかなかたまらんかったのである。役者の出口、ののさんも、以前の公演で観た時の印象とは一回りも二回りも違って素敵に見えたりして。
あ、そっか。いつまでも続く祭りがないように、いつまでも続くお芝居なんて無いんだ。観る側もやる側も、終わるって宿命があるからかけがえがないんだ。そんな気がした。
たった3年で終わる高校演劇の役者達。彼らの輝きを永遠に留めたいという願いは、留めた瞬間にせっかくの輝きを失わせてしまう行為なのだと実感させられた出来事。大人の芝居だって、終わる宿命に直面して奇跡の輝きを発するのかも知れない。
『凛然グッド・バイ』は日曜まで。ひょっとしてと思った方は是非、お運びください。
今日出かけたのはアイホールで行われている劇団Ugly ducklingの『凛然グッド・バイ』 15年にわたる劇団の最終公演の初日である。アイフェスや高校生演劇WSなどでお世話になった作家(樋口さん)や演出家(池田さん)の劇団だということで観ておかなきゃと思って出かけた訳だがなかなかたまらんかったのである。役者の出口、ののさんも、以前の公演で観た時の印象とは一回りも二回りも違って素敵に見えたりして。
あ、そっか。いつまでも続く祭りがないように、いつまでも続くお芝居なんて無いんだ。観る側もやる側も、終わるって宿命があるからかけがえがないんだ。そんな気がした。
たった3年で終わる高校演劇の役者達。彼らの輝きを永遠に留めたいという願いは、留めた瞬間にせっかくの輝きを失わせてしまう行為なのだと実感させられた出来事。大人の芝居だって、終わる宿命に直面して奇跡の輝きを発するのかも知れない。
『凛然グッド・バイ』は日曜まで。ひょっとしてと思った方は是非、お運びください。
ののさんの舞台観たかった・・・。
久々に本当に芝居を観たって言う気分になった。演出の違いや役者であれだけ手触りが変わるっていうのも改めて認識した。アグリーこれで終わると思うと淋しいよ。生の舞台、三つしか見てないから。個人的には春眠がすき。ののさんも出口さんもかっこいいね……。
それは私が10年前から思っていることで、だから高校演劇が好きでたまらない理由でもあるんです。
アグリーも終わりやったんですね。
関西の劇団の体力がどんどん衰えてます。
まあしょうがないことかも知れないけど・・・
決して浜崎あゆみではないので・・・