尼北時代の同僚なら「逆や」は誰の口癖かご存じ。ともかく頭の切れる大々先輩の口癖。こっちが必死になっているときに限ってあざ笑うかのように「逆や」攻撃。それから矢継ぎ早に逆の意味をたたみかける。行き詰まっていた自分は「おお、そんな解決策があったんか!」と度肝を抜かれ自分の無力さを痛感し、「勉強になりました」と言わされてしまう…。ニクい人でした。
今でも僕の中にはその大々先輩が一人住んでいます。今日もその大々先輩は吠えていました。「逆や」って。でもその言葉は受け止める相手が耳を澄まさない限り聞こえてきません。多分当分もうしばらくの間その言葉は届かないまま道ばたにカッコーンっと転がっていることでしょう。今進もうとしている道に先がないのが見えているなら、勇気を持って耳を澄ませて…。
今でも僕の中にはその大々先輩が一人住んでいます。今日もその大々先輩は吠えていました。「逆や」って。でもその言葉は受け止める相手が耳を澄まさない限り聞こえてきません。多分当分もうしばらくの間その言葉は届かないまま道ばたにカッコーンっと転がっていることでしょう。今進もうとしている道に先がないのが見えているなら、勇気を持って耳を澄ませて…。