本日、お盆の最終日
猛暑の中、全員が大阪府内からのお参りの信者様でございました。
今日の供養中ずっと「眠くて、暑くて、しんどくて」
とても大変な供養だったんです。
原因は、山主曰く、
「お盆の最後のご供養であろう、今日は、本堂中に霊でぎゅうぎゅう詰めじゃ、
押し合いへし合いで、霊の頭だけしか見えないぐらい、いっぱいで揉みくちゃや」と。
道理でしんどいはずです。
全ての供養が終了しますと、何ともいえない倦怠感が・・・
しかし、施主様と供養を受けられたご先祖様の満足された様子を見ると
「よかった、ありがたいこと」とつくづく実感させられます。
読経の終盤には、「お帰りになられるご先祖様のために」と、
いつもと違うお経をあげてくださいました。
ご供養が済みますと、今度は神道の修法を行います。
ご供養を受けられた故人様が利供養(お供え)の品を持ってお帰りになられるのですが、
その際に霊界を行き来しておられる乗り物に乗り、霊界まで送っていただけるのです。
霊界では、大勢の餓鬼が群集となり
利供養(お供え)の品の施しを受けようと
今か今かと、故人様のお帰りを待ち望んでおられるのだそうです。
霊界での布施行は、故人様にも施主様にも
ご先祖様の陰徳積みとなり、その功徳は回りまわって施主様のもとに
巡ってくるのです。
供養する度に、悪業は軽減し、運気が向上していきます。
本山でこの霊界施餓鬼一粒萬福法要を何度も受けられる方は
毎年のように申し込まれます。
また、その方々の紹介で新たに申し込まれる方が増え、
3日間ではできないほどの状況になっており、
来年からは1日2回に分けて行わなければならないかと
心配もしておりますが、
当山の供養によって皆様がご先祖様の陰徳を受けられ
幸せになって頂くことが何よりでございます。
霊界施餓鬼一粒萬福法要は、水行 一万日成満尊者 山主 寳顕師が、
見えない世界のお大師様よりお授けいただき、感得した特別の霊界供養であり、
出世間においてこの大師の秘法 霊界供法要を実修できる方はおられません。
我が、命光不動尊 寳来寺でのみ受けられる唯一の供養法です。
明日は、ゆっくりしたい気分ですが、
明日はまた、命光不動尊の月次祭で命光秘流不動護摩供が厳修されます。
明日も皆様のためにしっかりと修法いたしたいと存じます。
合掌