本日は、岡山県の信者様のご依頼で
実父様の三回忌を霊界施餓鬼一粒萬福法要でお勤めいたしました。
施主様は、本日のお参りを楽しみにされておりましたが、
コロナの感染予防のため、急遽ご来寺をお取り止めになられました。
霊界施餓鬼一粒萬福法要は、水行 一万日成満尊者 山主 寳顕師が、
見えない世界のお大師様よりお授けいただき、感得した特別の霊界供養であり、
出世間においてこの大師の秘法 霊界供法要を実修できる方はおられません。
我が、命光不動尊 寳来寺でのみ受けられる唯一の供養法なのです。
故人様は一周忌を終えられてから本日まで、勢至菩薩様のお浄土で修行を積まれておりました。
そして本日の三回忌法要を終えられて、ようやく阿弥陀様のお浄土での修行に向かわれるのです。
供養を受けられない故人は何十年経とうと、最後に供養を受けられた境涯から抜け出すことはできません。
成仏するためには、手厚い供養が必要なのです。
霊となられた故人様は皆、供養の受けられた度合いにより着ているものが変わりますので、
お姿を拝見いたしますと、これまでどれだけの供養を受けられたか
山主は、一目見て分かるのだそうです。
人間社会でも
出世すればそれなりのいい身なりになり、貫禄も出てくるように、
霊界でも同様に供養により霊格が上げれば、その霊格に相応しいお姿になられるのです。
今回ご供養を受けられた故人様は、
これまでにも当山で霊界施餓鬼一粒萬福法要を何度も受けられておりますので、
霊格も相当上がっておられるご様子で、その霊格に相応しい立派なお姿で
山主の目前に現れたそうでございます。
本日も供養中に、故人様と山主は多くの会話をされておりました。
霊界でも日本に行く末を大変心配されているようでございます。
この世の中で安泰で過ごすことができるという事は
ご先祖様がお守りくださっているということなのです。
お忘れなく
南無大師遍照金剛