総天然色・魔人スドォの円盤-3D

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【3DBDソフト推進ブログ】

『リメンバー・ミー』 3D映像評価

2018-08-02 | 3DBDソフト評価
『リメンバー・ミー』 3D映像評価


『ブラックパンサー』 と言い、評価の難しいタイトルが続いております。
先に述べておきましょう、この作品の3D映像は視聴環境により評価の違いが著しい。
一番のお勧めはPSVR...その詳細を順を追って述べていこうと思います。


ストーリーの感想 ←クリック!

画面は終始シネスコサイズ。 作品に登場する お国柄がメキシコということもあり、色彩豊かでカラフル。 デフォルメされながらも実写かと思えるほどの高画質な映像。
視差は強めなのですが、日差しの光・オレンジ色に光るオーラ・死者の国のネオンの反射など、光の滲みまでリアルに書き込まれているCGが故に、
他のCGアニメとは違い輪部はクッキリとはしておらず、良い意味での曖昧さが表現されています。
ナチュナル指向の映像になっておりますが奥行きはしかっりつくり込まれており、3D映像としてのクオリティは十分に高い。
しかしながら、この辺りの映像表現の曖昧さにより、視聴環境によっての印象が大きく変わるように思われるのです。


↓視聴環境による違いは、以下の通りになっております。

PSVRの視聴が、ぶっちぎりの勝ち組!

《 55インチのテレビモニター 》
ナチュナルタイプの3D映像の印象が強いです。
視差はそれなりに強く3D映像の基本値はまあ高めなのですが、派手な3D映えする演出のシーンは数少なく物足りなさを感じる。
これならば、より色彩豊かで輝度の高い2Dで観る方が脳内の視覚領域に刺激を感じるのではないでしょうか。

《 100インチのプロジェクターのスクリーン 》
55インチのテレビモニターでの視聴と比べて視差はずっと強く感じ、奥行きも増しかなり3D映えする映像に。
しかしながら、死者の国でのネオン色の淡い光の色が大画面に引き伸ばされることにより、色彩が薄くなるのは3D映えが鈍くなり致命的。
元もと暗いシーンでも見栄えの良い映像なので、
明るさを暗め、コントラストを強め、ガンマ補正を暗めにする調整する必要があり。
3D映像としてのクオリティは十分に高いのだが、より色彩豊かな2D映像の方が軍配が上がるのでは?
(UHDの映像ならば、目を見張るほどの美しさなのでありましょうネ~。) ←UHD視聴環境を構築しておりません。

《 PSVRの画面サイズ大 》
このPSVRの視聴環境で、この作品の3D映像が大きく化ける!
画質の解像度に欠けるPSVRの映像なのだが、メキシコの太陽の日差しや死後の世界のネオン色が実に良い映像を醸し出してくれております。
コントラストの強い映像は、PSVRの視聴では発色が良いみたいですネ。
100インチのプロジェクターのスクリーンのように、色彩の薄さは全く感じられず十分に視聴に堪え得る映像。
驚かされるのが、その目を見張るほどの没入力 & 移動感。
本作品の映像は、実は四六時中手持ちカメラで撮影されたかのように動いているのにお気付きでしょうか?
これは他の視聴環境ではあまり感じられないのですが、PSVRの視聴では常にグリグリと画面が動くのを感じ、
その絵の配置や構図も相まって、まるで自分が本当にその場所にいるのでは?と錯覚する疑似体感を存分に味わえるのです。
(映像の動きに合わせて体を動かすと酔います~(^_^;))


3D映像の見せ場は、
まさに死者の国の観光 疑似体験...
(PSVR推奨)  ああ~美しや~♪

【補足】 PSVR推奨と言いましたが、これは他の2つの視聴環境でも奥行調整を1~2つ深くするだけで、
PSVRの視聴環境と同様の状態に近づけることができます。 お試しあれ~。

『リメンバー・ミー』 の3D映像の見せ場は、死者の国の臨場感の効果に尽きます。
期待していたタワー建築の街並みは若干ボケ気味ではありますが、主人公のミゲルが駆け巡りながらも見上げる風景は3D映像の恩恵が絶大で、
カメラワークの動きも相まって、まさにその感覚は自分がそこに存在するかおような臨場感。
ヘクターとロープウェイに乗ったり、鮮やかな打ち上げ花火を眺めたり、アレブリヘ背に乗り待ちの上空を飛び回ったり、
ミゲル目線での死者の国観光が体感できるのです。



今回の3D映像評価の記事内容は如何なものでありましょうか?
前回の 『ブラックパンサー』 と言い、3D映像の評価の判断に難しいものを感じました...ああ~知恵熱がぁ~(^_^;)
3D映像というのは視聴環境はもちろんのこと、AV機器の機種・モニター及びスクリーンの種類・視聴者自身の個人差など等、
これらの複雑な組み合わせにより、大きく評価が変わってきます。
(クロストークが酷くて、3D映像の規格自体が欠陥だと発言した人も居たでしょう?(^_^;) フツーの視聴環境ならばクロストークは気になることはありません。)
この2作品とも3D映像の基本値は高いのですが、これ等の3D映像を観て楽しいのか?楽しくないのか?が需要なところなのです。
もし宜しければ、 「私はこの様な視聴環境で、このような評価となりました。」 みたいなコメントを頂けたら嬉しいと思います。
私自身、3D映像の評価って難しいなぁ~と思う今日この頃となっているんだよネ~(^_^;)
コメント (4)
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