総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『遊星からの物体X』

2011-07-02 | ホラー映画を熱く語る
『遊星からの物体X』


【ストーリー】
10万年前に地球に飛来した謎の巨大UFOを発見した南極観測隊のノルウェー基地が全滅。
やがてノルウェー隊の犬を媒介にしてアメリカ基地に未知の生命体が侵入した。
それは次々と形態を変えながら隊員たちに襲いかかる……。

氷の中から発見されたエイリアンと南極基地の隊員との死闘を描いたSFホラー。
誰が同化されたのか分らない状況下、閉鎖された南極基地の状況下で肉体を醜悪な形に変え
徐々に襲い来るエイリアンの恐怖。


この作品は、地上放送・VHS・DVD・HD DVD・BDで鑑賞しました。


知る人ぞ知る?SFホラーのカルト的作品です。

10万年以上前に飛来した謎のUFO...

それを南極観測隊が発見しちゃうのよネ~


まあ、普通ならココに冷凍保存状態でエイリアンが眠っていた!みたいな話になるんですが...
はい、まさしく!そう言う話なんですがネ~
この作品に登場するエイリアンが普通ではないんです。

細胞単位で寄生(同化)してしまうエイリアンで、凄いことに“意志”も“高い知能”も有しています。
なのに、同化した相手の脳内の記憶も残っていて、同化した後も何食わぬ顔して
次の獲物を捕食(同化)するチャンスを待っているんです。

このエイリアンがほ捕食(同化)する姿が非常におぞまし~のよ~
まず、主人公達が居る基地には、エキスモー犬の姿で接触してきます。

↑他の犬たちも気が付かない、フツーの犬の状態です。

↑それが突然、頭がパックリ割れ...パカツ!

↑体から蟹のよう足や、触手がニョキニョキ生えてきます。

↑もはや何か分かりません!まさしく“物体X”状態です!!
(まだ、この段階は変態途中であり、まだまだ想像絶する姿に変化していくのです。)

↑そして同化される他の犬たち...うひょ~~!
いや~、もはやSF映画ではなく...ホラー映画になっているでしょう?(笑)
(この当時、“ゲテモノ映画”だと批評されたそうです。)


CGが主流になった今、この作品を観ると古さも相まって多少チープに感じるかも知れませんが、
それでも特殊メイクアップアーティスト“ロブ・ボッティン”が造り出したエイリアンの造型は素晴しく
肉体を崩し血を噴出しながら、苦痛に顔を歪ませ変態する姿は悪夢としか言えません。

突然割れて噛み付く腹...

↑その腹から飛び出てくる???な物...
(この画像を編集するの苦労したよ~)

↑そして本体の千切れた頭が...

↑「足出せ角だせ~、目玉だせぇ~♪」←おい!

↑はい、“スパイダーヘッド”の出来上がり~♪
(カサコソ...クモみたいに歩きます。)


いや~おぞましい~たら、ありゃしない!
“物体X”と言われる由縁が理解できるでしょう?
(他にも色々、素晴らしい“物体X”が登場します♪)
仲間の誰が“物体X”なのか分からない...?
そう言う精神的怖さも、ちゃんと表現されています。

↑触手・体液・肉体内接触により細胞単位で同化されてしまいます。
SFホラー映画好きなら一度は観ておかなければならない作品でありましょう。


この作品、ストーリー的に観れば...
まあ、今観てみると、暗い地味な雰囲気の感じがありまして~
それに非常に男臭い差映画で、登場人物は全員男性ばかりです。
(南極観測隊だから、当然と言えば?当然なのかな...?)
私的には美女が出て来ないのは寂しい限りです。

実はこの作品自身が1951年の『遊星よりの物体X』のリメイクなんですけど、何でも現在また新たなリメイクが製作中だそうで?
 
↑なんと!私が大好きな“メアリー・エリザベス・ウィンステッド”がヒロインで出演しているみたいです♪
(左の画像は映画『デス・プルーフ』の“メアリー”です。)
チア姉ちゃん“メアリー・エリザベス・ウィンステッド” ←クリック!
『デス・プルーフ』の“メアリー・エリザベス・ウィンステッド” ←クリック!
やっぱり~女性がいると華が出ます♪

恐らくエイリアンはCGで造られるのでしょう。
どうなんでしょうネ~?CGで造られた“物体X”は?
最近の狼男が出てくる映画あるでしょう?「アンダーワールド」とか「ヴァン・ヘルシング」とか、
もちろん狼男への変身シーンはCGで処理されているんですけど、昔観た「ハウリング」や「狼男アメリカン」と比べて
非常に味気ないモノになっていると思います。
CGと言うのはあくまでも映画のワンシーンの絵であり、特殊メーキャップと言うのはある意味芸術的な作品なんだと私は思うんですがネ~
考えが古いですか?(笑)

リメイクの『遊星からの物体X』に期待しています♪



昔、中学の頃...
↑このチラシをラミネート加工して、下敷きとして使ってたノのよネ~
う~~ん、懐かしいで御座る。
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『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』を語る(その4)

2011-07-01 | ゾンビの世界
『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』を語る(その3)からの続きです。


ゾンビ映画の奥の深さは...実は、原因たるゾンビ自身よりも、ゾンビ災害による追い詰められた生きた人達の
いわゆる【人災】による被害が怖いんですよ~。


↑ゾンビを遊びで殺す人々達。

↑映画『ゾンビ』より...主人公達が居るショッピングセンターを、襲う武装化した暴走族。

↑既にゾンビ&生きた人間構わずに殺戮する、強盗集団と化しています。

↑映画『死霊創世記』では、1人の臆病な頑固親父が原因で、
小屋に立て籠った人達がほぼ壊滅状態に追いやられます。

冷静に対処すれば十分生き残れる状況下で...
精神的に錯乱する者、秩序が崩れて暴走する者、自分の身可愛さに他人を犠牲にする者等など、
そう言う愚かな行動で状況はドンドン最悪な事態になってしまう。

↑これはゲーム『デッドライジング』でも再現されています。
このゲームではゾンビはあくまでも雑魚敵キャラであり、各ボスキャラは“サイコ(精神異常者)”と言う形で
ジョージ・A・ロメロの『ゾンビ』を上手く表現しています。


もちろん『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』でも、この“サイコ”達はちゃんと表現されています。

↑こう言う非常事態に「俺達は未成年者だぜぇ~!」と言って、自分勝手な行動をする者達。

↑「殺人病患者に愛の手を!」と訳の分からない団体が、警察等の取り締まりの邪魔をする者達。

↑ゾンビ&生存者構わず、攻撃を仕掛けるキレた人達。

↑秩序が崩壊し、己の欲望に行動する者...

↑訳の分からない教えを説いて、カルト教団をつくろうとする者など...


この『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』はアニメで言うDVD1~6巻(全12話)は、
ゾンビパンデミック開始から、まだ2~3日の出来事の話です。
(原作の単行本1~7巻でも、おそらく3~4日ほどの経過時間しかたっていません。)

実は、この作品の主人公達はたかが2~3日で、平気で〈奴ら〉を倒せるまでの精神状態になっています。
単行本の7巻ではショッピングモールに非難している人達を、自分たちの目的&生き抜く為に見捨てる決断をしています。

主人公たる彼ら自身が“サイコ”に成らぬよう、自分ら自身で気にかけている描写が
なかなかリアルだな~と感心させられます。


これは単行本の巻末のトークセッションの中で
「ゾンビは自然災害と同じ、災害の中で人間がどう行動するのかが面白いんだよ。」と語られています。
そうなんですよネ~
『ゾンビ』って、生きた死体が人を喰う残酷オゲレツ映画でしょう?
って、そう言うリアクションを取る人が多いですが...
実はかなり奥が深い“災害サバイバル”ドラマであります。

そう言う『ゾンビ』の奥深さを上手く漫画にしているのが『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』なんですよ~♪
ゾンビ映画が大好きな人は、迷わず読んでみては如何でしょうか?



ただし...この作品は~

↑エロい!

↑エロい!

↑意味もなくエロい!
(取り敢えず“パンチラ&巨乳”を見せとけ!方針は、私は好きではありません。)
そこさえ除けば、『ドーン・オブ・ザ・デッド』みたいなアクション的ノリなので、
ホラー嫌いでなければ、かなり楽しめる作品だと思うのだが...(汗)


PS.
FOXムービーの海外ゾンビ・ドラマ『ウォーキング・デッド 』が人気みたいですネ?

早く日本でも、レンタル開始してチョ~♪


コメント (4)
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