総天然色・魔人スドォの円盤-3D

BDソフトを中心に画像・イラストを交えて、
映画をオモシロ可笑しく雑談するブログです♪
【3DBDソフト推進ブログ】

『るろうに剣心 最終章 The Beginning』

2021-11-19 | 映画(邦)を熱く語る
『るろうに剣心 最終章 The Beginning』
【ストーリー】
動乱の幕末。緋村剣心は、倒幕派・長州藩のリーダー桂小五郎のもと暗殺者として暗躍。
血も涙もない最強の人斬り・緋村抜刀斎と恐れられていた。
ある夜、緋村は助けた若い女・雪代巴に人斬りの現場を見られ、口封じのため側に置くことに。
その後、幕府の追手から逃れるため巴とともに農村へと身を隠すが、そこで、人を斬ることの正義に迷い、本当の幸せを見出していく。
しかし、ある日突然、巴は姿を消してしまうのだった…。<十字傷>に秘められた真実がついに明らかになる——。
この作品は100インチプロジェクタースクリーン & 55インチモニターにて、ブルーレイで視聴しました。
原作コミックよりも面白い...
原作コミックも読みました。人気の高いOVAアニメの『追憶編』も観ましたがハマらず。
(だって、暗いんだも~ん。)
そんな私が、ぶっちゃけ~期待半分で視聴したのですが...はい、メチャメチャに面白かったです。
いやっ、シリーズの中で一番面白いと思います。
剣心が「人斬り抜刀斎」と呼ばれ、数多くの幕府の要人たちを斬り殺した頃の過去話。
現在の剣心は、師匠に飛天御剣流最終奥義「天翔龍閃」を伝授され、
(【天翔龍閃】飛天御剣流の最速・最大破壊力の抜刀術。相手が攻撃を仕掛てから発動しても、
「超神速」の為、相手より早く命中する。
その破壊力は絶大で、本来、逆刃刀でなければ相手を真っ二つにするほどの威力を秘める。)
それが強力なだけで、殺気のない振る舞いでは現役も半分の力を発揮していない。
この現役バリバリの人を斬り殺す、まさに「修羅」と化した剣心が今回の役どころ。      
人を斬ると血飛沫が飛ぶ様は、今迄のシリーズに慣れているだけに恐ろしさが際立つ。
佐藤健の演技は
素晴らしく...特に殺陣アクションは頂点に達したといえるほどキレッキレっの大刀回りを見せてくれる。
↑(初めて剣心の頬に傷を負わせた侍役に、俳優の窪田正孝が熱演ている。
剣の強さは素人並みだが、「死ねない!」という執念だけで、何度斬られても立ち上がってくる。
短いシーンだが、私的には最も強く印象に残ったところです。)
まあ~この作品は時代劇ではなく、あくまでも漫画『るろうに剣心』の映像化なので、
実際には、こんな殺陣筋は存在せず、いわゆるファンタジー要素のある時代劇なのですが、
今作品の『The Beginning』では、それを感じさせない絶妙なさじ加減。
時代設定的に新撰組も関連する話になっているので、その辺りに強さのバランスに違和感を感じる点もあり。
(剣心の強さは、新選組の沖田総司と同レベルという設定なので、彼との戦いには違和感を感じる。)
話の半ばまで過激なアクションが多く、打って変わって後半に向けて静かな人間ドラマが続く...
この後半部分は、原作を知る私的には「ダレるのでは?」と考えていたが、予想を反して話の良さに惹き込まれました。
この人間ドラマを映えるものにしているが、雪代巴を演じる有村架純にある。
儚くて美しいその容姿は見るからに悲しげで、口数(セリフ)の少ないキャラであるのですが、
それでも強烈な存在感を醸し出すのは、有村架純の女優としての力量の凄さなのでありましょう。
剣心の人生に深く関わっていく様を見事演じきった彼女に、女優賞を捧げたい~パチパチ♪
↑(剣心の人斬りの場面に、偶然立ち合わせた雪代巴。彼女の着る白い着物が血飛沫で赤く染まる様は美しい...)
それに、剣心の頬の十字傷のエピソード。巴の所が原作とビミョーに変わっていましたよネ~?
そこんとこの話が奥が深く、2~3日考え込みましたよ。
私的に答えが出ましたが、かなり奥深い意味になりましたネ~...ああ~余韻が半端ない!
この辺りも含めて、原作よりも面白くなった要因だと思います。
これだけのトラウマ的な惨事が起こりながら、一寸の狂いもなく最後まで通しきった剣心の信念は凄いと思う。
巴のことが原因で「殺さず」となったと思っていたのですが、違うんだネ~。
しかしながら、目的を達成後に新時代を迎えて、罪の重さに自害の道を選ばなかったのは巴の力でありましょう。
何百人もの人を殺めても、辿り着く人々の幸せの為に自分を犠牲にした彼の生き方が間違っていたのか?否か?
この思いが、現在の私たちの生活に繋がっているということを、フィクションでありながら考えさせられるところがありました。
多くの人が仰っておりますが...
この『るろうに剣心 最終章』の2本、『The Final』よりも先に『The Beginning』を公開した方が良かったのでは?
『The Beginning』を知っていると、『The Final』の話の重みが違ってくる。
私的には、『The Final』の評価が限りなく上がりましたよ~。
今回の最終章、『The Final』と『The Beginning』の2本、どちらも大変楽しむことが出来ました。
ストーリー良し・アクション(映像)良しとは、こういう作品を言うんだネ~...うまうま♪
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『るろうに剣心 最終章 The Fina』

2021-10-26 | 映画(邦)を熱く語る
『るろうに剣心 最終章 The Fina』
 
今作で4作目となる、実写映画版『るろううに剣心』。
原作コミックファンの期待にも答え、想像を絶するチャンバラ(殺陣)アクションの神演出。
1~3作目とシリーズを通して、このクオリティを保っているのは凄いとしか言いようがない。
私が、3Dソフトや4Kソフトに魅入られている中、もうぬかりなく買っちゃいましたよ~(^_^)
 
 
【ストーリー】
かつては“人斬り抜刀斎"として恐れられた緋村剣心だが、新時代の幕開けとともに、斬れない刀=逆刃刀<さかばとう>を持ち穏やかな生活を送っていた。
しかし、突如何者かによって東京中心部へ相次ぎ攻撃が開始され、剣心と関連のある人達に危険が及ぶ。
果たして誰の仕業なのか?何のために?それは、今まで明かされたことの無い剣心の過去に大きく関係し、決して消えることのない十字傷の謎へとつながっていく。
 
 
この作品は100インチプロジェクタースクリーン & 55インチモニターにて、ブルーレイで視聴しました。
 
 
いや~凄い!凄い!シリーズ4作目となると、もう佐藤健は原作の「剣心」よりも剣心していると思う。
渥美清が「寅さん」しているといえば分かり易いだろうか~?...いやっ、違うかぁ~?
前の『京都大火編』『伝説の最期編』にて、明治維新を揺れ動かす悪の根源:志々雄真実を倒して平和になったひと時。
この平和なひと時を、再び惨劇の現状に叩き落とすのが、昔 剣心の嫁さんだった女性の弟「雪代縁」。 ←これはネタバレにならんだろう~?(^_^;)
(中国武術を取り入れた剣術の使い手。)
 
原作でも有名なエピソードで、私の記憶では途中に剣心が鬱状態になり中だるみしたような思い出が...
今回、その辺りの話はカットして、原作の面白いところだけを上手く纏めた話になっております。
よく、漫画の実写化の作品の悪いところって、原作の足らずの所があるだけでなく、 ←(これは尺的にどうしようもない。)
大抵、原作にはないオリジナル要素をぶち込んできて、それでいて「そこ」がとてつもなく面白くない。
そこは、今迄にでも『ろるうに剣心』シリーズで少なからずあったのですが、この『最終章 The Fina』では限りなく少ない。
私的には、原作よりも面白くなっていると思う。
 
 
 
実写版『るろうに剣心』のチャンバラアクションは、世界一~!!
そして、世界一とも言えようチャンバラアクションは、シリーズ中で今作品がピカイチ!
もう、熟練しきった佐藤健の切れ切れのアクションは、アクション監督である谷垣健治さんの力もあり、
なんだろう~?昔、子供の頃に観たジャッキーチェンのカンフーアクションに近い「魅せる」良さがあると思うのですよ~。
(この格闘シーンは、原作やアニメ越えしてるでしょう~?実写がアニメを超えるって凄いことだよ~。)
今回、敵の縁が前作のボスキャラ:志々雄真実よりも弱い。
技自体は凄いのだが、肉体的に全身やけどの後遺症で神経部千切れた怪物ではないので、小物感を感じてしまうのは致し方ない。
しかしながら、新田真剣佑の父・千葉真一ゆずりのアクションは凄まじい。
それと原作を見ていない人は気付かないでしょうか、剣心や斉藤一、蒼紫に至るまで原作通りの「技」を連発しているところがまた凄い!
ラストの剣心の、「あの技」からワンアクション置き、あの「最終奥義」を繰り出す様はもう、お見事としか言いようがありません。
もう、格闘シーンを何十回と、何かを覚えた猿の如し視聴を繰り返してしまいましたよ~。
 
 
有村架純の「雪代巴」も世界一~!!
ぶっちゃけ~1回目観たときには、途中のドラマのシーンが中だるみに感じましたが、後から見直すと、このドラマの話が奥深く実に面白い!
この部分は、来月発売の『最終章 The Beginning』へと繋がる。
この『The Beginning』は原作でも、かなり有名な話となっており、「雪代縁」の姉、剣心の妻となる「雪代巴」の過去エピソードとなっている。
今回の話でも回想シーンが出てくるのですが、この巴を演じる「有村架純」がとても美しい!もう儚く美しいのだ...
原作通りのイメージというのも然ることながら、有村架純の女優としての最高傑作ともいえよう存在感を醸し出しております。
いや~もう、今から来月の『The Beginning』の発売が待ち遠しくて堪りませんよ~♪
 
 
 
ところで、途中「伊勢谷友介」が演じる四乃森蒼紫が退場したのは、やっぱり~あの事件が関係したのか?
前作では、「巻町操」演じる土屋太鳳が、まだそれほど有名ではなかったのですが、
今回の登場の際は、「おお~~っ♪」となったの私だけではあるまい?
(一番の小娘役なのに、一番巨乳とはこれ如何に~?)
珍しく長文になってしまいました...スマヌ~(^_^;)
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『シン・ゴジラ』を観てきました

2016-07-30 | 映画(邦)を熱く語る
街『シン・ゴジラ』


【ストーリー】
東京湾アクアトンネルで崩落事故が発生。首相官邸では緊急会議が開かれる。
参加者の多くが地震や海底火山が原因だとする中、内閣官房副長官の矢口は巨大生物の可能性を示唆する。
やがて海から巨大な生物が出現し……

この作品は映画館で鑑賞しました。


凄い映画になっておりました...
『エヴァンゲリオン』シリーズの庵野秀明が脚本・総監督を、実写版『進撃の巨人』の樋口真嗣が監督・特技監督を務める特撮映画『ゴジラ』の最新作が登場...
てな感じで、期待に胸弾ませ公開初日29日のレイトショーにて『シン・ゴジラ』を早速観てきました。
かなりハードルが上がっていたのにも関わらず、私が予想していた内容を遥かに凌ぐ凄い内容に、脳天直撃の完全ノックアウト状態!
前々から、「日本って漫画やアニメでは斬新で世界が思い付かないような作品を生み出すのに、実写映画になるとガチャポコになるのは何でだろう~?」
と思ってたんだけどネ~(汗)
ここ最近、酷いコミック原作の実写の映画化がつくられてきましたが...
ついに『エヴァンゲリオン』の庵野さんがやってくれたよ~~!!(祝)

何の前知識なしに観に行って大正解!
この作品を何のネタバレなしに、映画館の大スクリーンで観れたことを神に感謝致します。
恐らく、これから観に行く人は“この凄い内容”がどうしても耳に入ってしまうであろう。
なので私もあんまりネタバレ記事は書きたくないのだが...分かりやすく言えば、今回のゴジラは『エヴァンゲリオン』の○○なのであ~る。 ←おい!

ストーリー的には、人情的なドラマは極力省かれています。
ゴジラ出現による政府・役人・自衛隊...ゴジラを止めよとする人たちの長々しいセリフが淡々と続きます。
この東京に巨大不明生物が出現したらどうなるのか?
それはドキュメンタリータッチであり、実際に巨大生物が出現した際のシュミレーションであり、
この独特の演出が苦手な人は、この作品は受け付けないでありましょう。
もちろん子供は楽しむことはできません、しかし大人なら多くの人が受け入れられるのではないのかな?
特に『エヴァ』世代で育った人ならば?この作品の魅力に惹き込まれるでありましょう!

↑誰だい?今回のゴジラのデザインがイマイチ~だとか言った輩は...?出来上がったモノはスンゲェ~ぞ~♪


凄いね、この絶望感...恐怖を感じましたよ~ ぶるぶるぶる~
実写でコレをやってしまうんだから...コレ、実写でやったの世界で初めてなのかな?いやっ...あったのかも知れないが、絶大なるインパクト!
(スーパーマンや対抗するする巨大ロボもいないリアルな世界でやるから恐ろしい~んだよなっ?)
『パシフィック・リム』のギレルモ・デル・トロ監督や、ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』のギャレス・エドワーズ監督などは、
今回の『シン・ゴジラ』をどう思うんだろう?
「やられたぁ~~(汗)」って思うんだろうネ~(^_^;)
昭和の古い人間は、「こんなのゴジラではない!」と言うんだろうけど、いやっコレはゴジラだよ~。
ゴジラって、その時代時代の様々な問題や風刺を効かせた表れなのでありましょう。
今まで色んな派手な特撮VFX映画を観てきたが、こんな凄い作品は滅多にお目にかかれませんよ~♪
いやっ、ただただ...庵野さんに感服致しました。

↑どうでしょう?
ネタバレを伏せて感想を述べたつもりですが(ほんま?)、ネタバレを全く気にせずに記事にできるブロガーさんが羨ましい!(^_^;)
このレビューの続きは、BDソフトが発売されてから語りましょう。
この作品は是非、映画館の大スクリーンで鑑賞して頂きたい。
小型のテレビモニターで、特にDVD画質で観ちゃ~絶対の絶対にダメなのよ~!!
「世界よ観ろ!これがゴジラだっ~!!」
(これから何本かのハリウッド版『ゴジラ』がつくられる予定なんだけど...この『シン・ゴジラ』のせいでつくり難くなっちゃったでしょうネ~(^_^;))
コメント (11)
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映画『寄生獣』

2014-12-14 | 映画(邦)を熱く語る
『寄生獣』


【ストーリー】
平凡な高校生・泉新一はある日パラサイトという寄生生物に襲われる。
彼らは本来人間の脳を乗っ取るが、新一を襲ったパラサイトは脳を奪うことに失敗し右腕に寄生した。
新一は誰にも言えず思い悩むが、次第にパラサイト・ミギーに友情に近いものを感じ始める。

この作品は映画館で鑑賞しました。



コミックの累計発行部数が1100万部を突破した岩明均の人気コミックを二部作で映画化。
内容的には、『遊星からの物体X』の寄生要素と、『ゾンビ』のカニバリズム(人喰い)要素を足したようなホラー系の作品なのだが、
決して色物的な話ではなく、良い意味でメッセージ性が強く、人間ドラマ的にも優れたドラマになっているんですよ~。

原作はもう20年ほど前のコミックなのだが、私も大好きな作品であります。
そんな原作ファンの私が実写版の映画を観てきたのだが...はい、かなり良くできた作品でありました。
映画という決められた時間枠の中、単行本でいう10巻もの長い話を二部作とはいいながら、まだ前半ではありますが素晴らしく上手く纏めています。
原作の大事なポイントはちゃんと押さえており、尚且つ全体を通してより派手な演出になっているのではないでしょうか。
原作がコミックの実写化で『デスノート』『GANTZ』『るろうに剣心』とか色々あるの中で、抜群に良作な部類に入る作品に仕上がっていると思います。

↑安部サダヲ(声のみ)のミギーは原作に比べて、明るく陽気で人間(シンイチ)側に友好的な印象に若干なっています。
基本、地味で暗めのストーリーが、コミカルで割と笑えるつくりになっているのは正解ではないのかなぁ~。
主人公のシンイチ役の染谷将太の演技も素晴らしく...ていうか、出演している全ての俳優さん方の演技が上手く、
チープさを感じさせないつくりになっているところも、好印象の要因なんだよネ~。




↑寄生獣たちとの戦闘シーンも当然ながらVFX映像を多用しており、映像的にもなかなか派手です。
この戦闘シーンが以外にも斬新で面白い!
変形して襲ってくる恐ろしい寄生部分の頭と、弱点となる人間部分の体の弱さも、この“モンスター”としての面白味のあるところなんだよネ~。

ホラー映画としても、思っていた以上にグロ要素も演出されており、
本質のおぞましさを表現されていない 、“人を食す映像(シーン)” を映さないゾンビ映画のようなこともなく、
寄生獣たちの性質も制限されることなく、ちゃんと表現されているのもツボを押さえられているポイントではないのかな~と思います。
 
↑“田宮良子”の口内スプーン曲げのシーンはなかったのは少し残念だけどネ~...ぐにゅ~...白目(笑)

話は毎度の美女話に...

↑ヒロイン役の橋本愛の可愛いさに、かなり魅せられたのだが...
原作の絵柄って、女性の絵っ...あんまり可愛くないので、ヒロインが可愛いとテンションが上がるのは私だけでしょう~かぁ?(^_^;)
(ミギーの彼女への乳触りのシーン、ドキッとしちゃったよ~(笑))

決められた時間枠の為、母親エピソードへの流れが強引過ぎてかなり違和感を感じたが、
原作の夫婦そろっての寄生獣との遭遇ってのも、まあ強引な展開な訳で考えてみれば同レベルかと思います。
原作とは違う母親エピソードのオチも、思わず感動してしまったので、すこぶる良かったのではないでしょうか?
(心臓部分にも、記憶を蓄える細胞組織があると聞きますので...あるある~?)


まあ、私的個人の意見ではありますが...
映画としても面白く、原作ファンも満足・ホラー要素・話の本筋的にも考えさせられるメッセージ性・ドラマ的にも感動要素あり、
かなり素晴らしい作品に仕上がっているのではないのかな?
映画の後半は原作で考えると、ドラマ的にもアクション的にもかなり濃厚な展開となってきますので、嫌でも期待が膨らみますよネ~♪
この作品は、日本のジメジメした地味な雰囲気が似合う作風となっています、ハリウッドでリメイクされても別の作品になっちゃうのでは?と思います。
そういう意味でも、日本の邦画も質がかなり上がってきましたよネ~
邦画もかなり面白いじゃん♪

コメント (2)
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『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』

2014-09-20 | 映画(邦)を熱く語る
『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』


『るろうに剣心』実写劇場版の第2・第3作の両作品、劇場公開初日に観に行ってきたのですが、
遅れながらレビューを記事にさせて頂きます。

【ストーリー】
かつて人斬り抜刀斎と呼ばれた伝説の人斬り、緋村剣心。
刀を置き、平穏な生活を送る剣心は、ある日、剣心から影の人斬り役を引き継いだ志々雄真実が京都で暗躍していることを知る。
政府が派遣した討伐隊は志々雄を前に成すすべがなく、最後の望みとして剣心に白羽の矢が立つ。志々雄の野心を阻止すべく、剣心は京都へ向かう。


この作品は両作品とも映画館で鑑賞しました。


結論から言わせて頂くと、もうメチャメチャに面白かったであります。
日本でもこう言うパワーのある娯楽大作がつくれるんだなぁ~と感心させられました。
ちなみに私はコミック原作のファンでありまして、特に今回の『京都編』は大好きであります。
え~と、この京都編は劇場アニメで80分前編・後編で、リメイクされているんだよネ~
アニメで言うと話数的に30本あるぐらいの?長編ドラマを2本の映画に纏めるのは所詮無理な話。
結果的に「なんでわざわざリメイクしたの?」的な、残念な仕上がりになってしまったんだけど...トホホ~(涙)

はい!
その点で言うと、この劇場版の2本は上手く話を纏めましたネ~
前編の『京都大火編』はほぼ原作のまんま、後編の『伝説の最期編』は正直オリジナル要素の部分が少なからずチープに感じてしまうのだが、
原作を知らない人ならば、全く違和感なく楽しめる作品になっているのではないのかな?

もちろん、不評もあるみたいです...特に今回の『伝説の最期編』。
●福山師匠の奥義修行のシーンが無駄に長い。
●蒼紫を無理やり登場させているのでキチガイになってしまっている。
●志々雄真実の部下“十本刀”の存在意味がない。
●宗次郎と安慈の扱いに納得がいかない。

↑うんうん、確かに文句の付けどころは色々あるのですが、それを上回る魅力のある作品になっているんだなぁ~♪

ぶっちゃけ~
この日本刀を使ったサムライ・チャンバラアクションは観ていてメチャメチャ面白いんだよネ~♪
何だろうネ、このテンションの上がる感覚は?
そう、『酔拳』や『笑拳』の頃のジャッキー映画を観ているかのような気分です。
これはやっぱり~、『るろうに剣心』のデタラメ明治時代劇が本当にあったかのような世界観をつくり出し、
香港カンフーアクションでもなく、普通のチャンバラでもない、新感覚チャンバラアクションの斬新さに魅せられたからなのでありましょう。

原作を知っている人なら観ていて分かると思うんですが、原作にあった飛天御剣流の剣技(必殺技)を実写で再現しているのも見どころの1つとなっています。
一度に9つの斬撃を食らわせる“九頭龍閃”や(連続技になってたけど)、飛天御剣流奥義の最神速の抜刀術“天翔龍閃”の再現など見事だと思いますよ~。
蒼紫の“回転剣舞六連(3連ぐらいになってたかな?)”や、宗次朗の“縮地”、志々雄真実の“紅蓮腕”など再現されております。



やっぱりネ~、今回の『京都大火編』『伝説の最期編』には明確な敵キャラと言いましょうか...ボスキャラがいるのが面白いんだよネ~
それが藤原竜也が演じる“志々雄真実”なのである。
 
↑明治政府打倒と日本征服をもくろむ一大兵団「志々雄一派」の指導者で、引退した抜刀斉(剣心)から暗殺稼業を引き継いだが政府に裏切られ焼かれ殺されかけた過去を持つ。
映画史に残るともいえる志々雄真実の派手なバトルシーン!
いやっ!『伝説の最期編』のツマラナイ一部のオリジナル要素を差し引いても、お釣りが10万円ほど来るぐらい凄いバトルになっていると思います。
監督はよくこれだけのアクションシーンを撮ることができたネ~と感心させるぐらい、観ていてメチャメチャ面白い!
志々雄真実が鬼のように強いんだよ~、映像的にも最強!なんで燃えるのか説明はなかったけど(原作にはトリックともいえる説明があります。)炎を巻き起こす無限刃の焔霊(ほむらだま)。
原作では目くらまし程度な扱いの印象が強かったのだが、実写にすると恐るべき映像的インパクトの強い攻撃技になっております。スンゲェ~!!
 
基本、映画版の志々雄真実って、キャプテン・アメリカ並みの腕力・耐久力を持っているんだよなっ。
(これなら、炎に焼かれても死ななかった不死身さが理解できます。この火傷の後遺症の発汗作用停止による発熱作用で超人化している解釈でイイ~んだよネ?(^_^;))
藤原竜也の迫力の演技も相まって、この敵ボスキャラのインパクトの強さって、
ここ十数年の洋画を含むすべてのアクション映画の中で類を見ない強烈なキャラになっていると思います。
また、この最終決戦の時間が良い意味で長い!
予告編で流れてたからネタバレにならんだろうけど、剣心・斉藤・蒼紫・左之助の4対1で戦う戦闘が非常にスピーディーで血沸き肉踊らせるのよ~
私は思わずジャッキー映画『プロジェクトA』のラスボス・海賊の親分を思い出しました。


こんなに面白いチャンバラ映画は観たことがない!
え~とっ...今回の私のレビュー、あんまりストーリ面の話がないでありましょう?
これは決して、ストーリーが空っぽと言う訳ではなく、あまりにもの映像的アクションの見せ場が凄かったことを意味しています。
冒頭でも言いましたが、これだけのアクションを全面に出し尽くし、派手に過激に大いに楽しませてくれる邦画が今迄あったでしょうか?
確かに所々にチープな演出も見え隠れもしますが、チャンバラアクション的には世界最高峰の作品だと言い切れる作品になっています。
こんな素晴らしいサムライ・チャンバラ映画が、これで終わりになるのは勿体ないたらありゃ~しない!
『人誅編』『追憶編』も引き続き映画化されるのを希望致します...原作に拘らず派手な展開にすればイイ~のかと?
(私的には『星霜編』はパラレルワールド的存在だと思っています。なので実写化は興味なしナリ~。)

『京都大火編』『伝説の最期編』の2作を纏めてレビューしましたので、雑な内容になりましたが、
いやっ、なかなか面白い映画を観させて頂きました。 映画は辞めれないで御座るよ~♪

 
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『真夏の方程式』

2014-06-23 | 映画(邦)を熱く語る
『真夏の方程式』


【ストーリー】
きれいな海に面した玻璃ヶ浦で計画されている、海底鉱物資源の開発。その説明会に招待された物理学者・湯川学は、緑岩荘という旅館を滞在先に選ぶ。
そして、そこで夏休みを過ごす旅館を営む川畑夫婦のおい、小学生の恭平と知り合う。
次の朝、堤防下の岩場で緑岩荘に宿泊していたもう一人の客・塚原の変死体が発見される。
図らずも事件に直面した湯川は、川畑夫婦や、夫婦の娘で環境保護活動に奔走する成実らと塚原の思わぬ因縁を知る。

この作品は地上波で鑑賞しました。


映画『ガレリオ』第2弾。
たかが、ドラマ『ガリレオ』の映画化と思うなかれ...
前作の『容疑者Xの献身』は、私の中では今迄見た邦画の中で1,2を争うほど大好きな作品です。
確か原作の小説が、直木賞を取った作品なんだよネ~。良く出来た話なんだよ~

(もちろん、BDソフト持ってるよ~♪)
『容疑者Xの献身』のレビュー ←クリック!
そういう意味で、今劇場版も原作ありけりで、メチャメチャ面白いだろうと期待し鑑賞致しました。


海の町で起きた怪死事件...
上でも言いましたが、テレビドラマの『ガレリオ』の小ジャレた話の展開とは違い...劇場版は邦画らしい重みのある話の流れとなっています。
(ようは突然黒板に方程式を書き出し、「閃いた!」みたいな一休さん的演出はないと言うことです...ポクポク、チーン!(笑))

基本的に劇場版は話の展開が良く言えばマジ...悪い言い方で言えば地味なので、
若干、話の前半がダレるかなぁ~と思いつつ、子供嫌いの湯川が少年・恭平と仲良くなっていく様が意外と面白い。

恭平との話と並行しながら、滞在先の緑岩荘での変死事件、及び...宿を経営する家族3人と深く関わっていくのだが、
(小学生の恭平は、宿を経営する夫婦の甥に当たります。夏休みに遊びに来てるんだよネ~)
あの家族は、全員が秘密を抱えている...

なんだネ~
1つの間違いを隠す為に、もっと大きな罪を犯してしまう。
それは、その人を守りたい。温かい愛の感情からの想いなんだけど、その想いが更に大きい悲劇を生んでしまう展開は前作から引き継がれ、
エピソード的には全く別の話だが、あくまでも描かれているテーマが前作と統一されてて好感が持てます。
私的には、『火垂るの墓』のような泣かせ方は嫌いなのだが、こういう泣かせ方は好きなんだなぁ~。

今回の劇場版は、前作の誰も幸せにならない完全なる悲劇ではなく、
罪を背負いながらも多くの人達の愛する想いが、ちゃんと形に成せているのが救いとなっています。
ただし、その罪から新たに発生したこ事柄を、ちゃんと責任を負う役目があるのだけども...
この追加要素が、後味の悪いではなく...後味の重い作品に仕上がっていて、深イイ~んですよ~♪



話は美女ネタになるのだが...
杏ちゃんて、『妖怪人間』 & 『幽かな彼女』 の幽霊役 然り、なんか色白のイメージがあるんだけど~?
あれはメイクだったのかな?
当然、今回は日焼けしているんだけど...日焼けした杏ちゃんは可愛げもありながあら、かなり色っぽいです♪...吉高、要らんかったネ~(^_^;)

↑杏ちゃんの水着が見れるとは...(貧乳好きの私には堪りません♪) ←おい!


「実におもしろい...。」
はい、今回の『ガレリオ』劇場版も前作以上に 「実に面白い。」 的に楽しむことが出来ました。
大きな期待を裏切らないところが凄いと思います。 基本的に、この手の邦画を好きになるって、私的には珍しいことなんだけどネ~♪
↓ようすを見て、『真夏の方程式』のBDソフトも購入しようかと思います。
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『劇場版 SPEC~天~』

2012-10-23 | 映画(邦)を熱く語る
『劇場版 SPEC〜天〜』


【ストーリー】
世の中には通常の人間の能力や常識では計り知れない特殊能力(=SPEC)を持った人間が潜んでいる。
もし、そのうち何パーセントかの特殊能力者が、その能力を悪用しているとしたら…。
通常の捜査では解決できない特殊な事件を専門に扱う部署[警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係」通称"未詳(ミショウ)"。
特別捜査官の当麻紗綾(戸田恵梨香)と瀬文焚流(加瀬亮)の元に「ミイラ死体殺人事件」のニュースがもたらされる。
これはスペックホルダーによる犯行なのか?事件はやがて国家をも揺るがす大事件となっていく。シンプルプランとは?ファティマ第3の予言とは?

この作品はブルーレイで鑑賞しました。


この作品...
分かり易く言えば、対“能力者”専門の刑事ドラマです。
テレビシリーズは2話ほど見逃しましたが、『翔』を含めて視聴済。
BDソフトのBOXを購入しようかと考えるほど、好きなシリーズだったんですが...

邦画では珍しくBDソフトがレンタルされていました、もちろん迷わずコチラを借りて来ました。
いや、既にこの作品のイマイチな評価は聞いていたんですがネ~
そういう情報有り~ので視聴してみたのですが、
まさしく、寒いギャグのオンパレード!

なんだろう?“吉本新喜劇”みたいな?
小ネタ、小ネタの息も尽かさぬ乱れ撃ちになっています。

テレビシリーズは、ココまでギャグなかったでしょう?
それが原因でシリアスさが激減してしまい、“スペックホルダー(能力者)”の存在にリアルさを感じられない。
新しく登場した“スペックホルダー”の能力もストレート過ぎて、テレビシリーズであったあの独特の雰囲気が壊されています。
あんまり魅力を感じないものになってしまっているのではないのかな?
能力のVFX映像も劇場版だけあって派手になっているのですが、これ等の原因により逆にチープさが目立つようになっていると思います。

↑“当麻”のこの能力はスペックとは違うんでしょうネ~?


私的には、テレビスペシャルの『翔』が、かなりの高評価!
テレビSPの『翔』の出来が、神がかり的に良かったと思います。
ラストバトルの“当麻”の左手による能力が、意味の分からん振付けダンス付きで、もうメチャメチャにツボにハマたんですが...
今回、“当麻”の左手の能力が暴走するとなんかトンデモナイことが起こってしまうのか?という設定にはニヤリ~と来しましたが、
なんか取って付けた様な新たな謎フリが多く、中途半端に「まだ続くのかよ!」みたいな?終わり方をしたので
私的には、イマイチ消化不良に感じる話のつくりに感じてしまいました。


連続ドラマが「起」、スペシャルドラマ『SPEC〜翔〜』が「承」、『劇場版 SPEC〜天〜』が「転」と来て
次は『劇場版 SPEC〜欠〜』「結」になるみたいです。
本当にあるのか?どうかは分かりませんが,もう少しシリアスなノリならば、もっと評価が高かったかも知れません。
ちょっと痛いつくりが...「頂けません!」でありました。
(でも、続きがつくられたら絶対に見ます!嫌いなシリーズではありませぬ~♪)



PS.
“BDソフト画質評価”の記事をカキコする為に、再度視聴してみたのですが...
あら不思議?2回目見ると、あの寒いギャグが痛く感じられない。
あのノリに慣れてしまったのでしょうか...?(汗)
(そう思うのは、私だけぇ~?)
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映画『るろうに剣心』 を観てきました

2012-08-24 | 映画(邦)を熱く語る
『るろうに剣心』

【ストーリー】
幕末に“人斬り抜刀斎”として恐れられていた伝説の剣客・緋村剣心。
彼は明治という新しい時代の訪れとともに姿を消し、「不殺(ころさず)」の誓いをたて、流浪人として旅をしていた。
ある日、「神谷道場」の師範代を務める薫を助けたことから薫のもとで居候することになるが、
その頃、街では剣心のかつての呼び名・抜刀斎を名乗った人斬り事件が勃発していた…。

この作品は、映画館で鑑賞しました。


私は原作コミック『るろうに剣心』の大ファンです。アニメも“京都編”は見ておりました。
しか~し!最近流行の原作コミックの邦画の実写化!?(汗)
期待半分...不安半分で早速22日の先行レイトショーを観てきました。


“佐藤健”の剣心は...
まさしく“剣心”でありました!

私もネ~『竜馬伝』の以蔵を見てる時に思ったんですよ~、彼(佐藤健)なら“剣心”をやれる!
いや~いるんですネ~、漫画の主人公ピッタリの俳優さんって...前から見ても、横から見ても、何処からみてもイメージ通りの剣心であります!
(「おろ~」まで真似なくてもイイ~じゃん?とは思ったんですがネ~(笑)) ←もちろん有りです♪これがなければ“剣心”ではない?

それと薫役の“武井咲”...
“剛力彩芽”は『プロメテウス』の吹き替えで嫌いになったが、同じく彼女もゴリ押しタレントらしい?
ちなみに私は誰?状態(汗)...この娘、初めて見るにゃ~? ←おい!

それが良かったのか?悪かったのか?
実は原作の薫って、おめかししたら美人だとは思うが?よく道場着を着てて汗臭い素朴な娘さんのイメージ。
や~“武井咲”さん、ピッタリじゃん?
もともとアニメでも薫の声優さん、棒読み口調だったので、彼女で大正解だったと思います。


ビックリしたのが左之助役の“青木崇高”。
顔が原作に似ていると言うのではないのだが、雰囲気と言うか?喧嘩がメチャメチャ好きそうなところとか?
気が付けば、知らない内に家に上がり込んでいるトコなど(笑)、何処をどう見ても左之助なのである。
コスチュームも原作そのまま!でも全然違和感がありません、フツーに話の中に馴染んでいます。
驚いたことに丈の長さ3Mある斬馬刀をブンブン振り回しているのである。
原作&アニメでもこの演出には違和感があったのだが、全く違和感のない映像に仕上がっています!


↑恵役の“蒼井優”も全然有りでした。
お風呂上りのシーンが以上に色っぽかったです♪
(これも『竜馬伝』からのイメージがあるのかな?)


刀による殺陣アクションの映像が素晴らしい!
この『るろうに剣心』は、邦画では珍しくアクション重視の映像に拘った作品に仕上がっています。
まあ原作コミックありけりのアクションなのだが、その殺陣の動きは素晴らしく...
日本独特のアクションが誕生したのではないのかな?
(忍者ではなく“侍(サムライ)”が、この動きをするのが斬新なんですよ~)
香港ならカンフーアクションとかあるでしょう?あの動きは素晴らしいですよネ~
それに負けてはおりません!

最近、ハリウッドでも刀の殺陣アクションの映画は良く見かけるのですが、レベルが違います!
これは映像の見せ方も上手いんだと思います。
剣心のアクションの動きが早過ぎて見えません!(笑)まさしく“飛天御剣流”です!
アニメとは、また違うその動きには、日本アクション映画の新しい可能性が垣間見れます。

↑“佐藤健”くん、刀の殺陣上手いですよ~。『竜馬伝』からも、いっぱい練習したんでしょうネ~




ぶちゃけ~作品としては標準レベルではあるが...
アクション邦画としてはレベルは高い!

これは原作自身の「観柳編」が“御庭番衆”を除けば、フツーな展開なので仕方がないのかも知れません。
“刃衛”をラストに持ってきたのはナイスな選択だと思います。
ラストのバトルシーンって、アニメを超えていません? あの“背車刀”の構えの殺陣を100%実写で再現できていたと思います。
“吉川晃司”の演技も切れ切れで、素晴らしいものがありました。

もちろん原作コミックと比べると、ツッコミどころはありますが...
原作を尊重する“愛”を感じられる作品です。
“江口洋介”の斉藤一のキャラがビミョーに違う?みたいなのも、あるにはあります。
(あのキャラの設定は実写ですると、無理があるかも知れない?)
おざなりになるのなら““御庭番”は出さなくて正解!だとは思います。
私的には“人斬り抜刀斎”の恐ろしさの表現がイマイチだった感はあるんですが...

まあ、そう言うのは置いといて、なんだろうなぁ~この感じは?
俳優さん達が演じる“剣心” “薫” “弥彦” “恵” “左之助”をもっと見ていたい?

アクションシーンも良かったのだが、↑こういう日常茶飯事なフツーなドラマをもっと見たいと言うか?
このレベルの映像で、TVドラマでやってくれないかな~、大河ドラマみたいに? ←そりゃ~無理っしょ~?
『るろうに剣心』として、非常に好感が持てました♪
続編をつくって下さい、もっと彼らの『るろうに剣心』を見てみたいです。
是非!是非!お願い致します~♪
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金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』

2012-06-24 | 映画(邦)を熱く語る
金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』


【ストーリー】
今日まで母親だと思っていた人が、自分を誘拐した犯人だった。
1985年に起こったある誘拐事件―。

この作品は、地上波で鑑賞しました。


本来なら、この手の話の邦画は観ないんですが...出演している女優陣がチョー大好き♪ & 私の親父の田舎が小豆島と言うこともあり?
今回、“金曜ロードSHOW!”で放送するので、鑑賞に至りました。

優しかったお母さんは、私を誘拐した人でした。
もうこの↑言葉だけで、この映画の重さを語っていますよネ~?

不倫の相手の子供を身ごもった“希和子(永作博美)”は、中絶することにより子が産めない体になり絶望する。
同時期に男の妻が女の子を出産したことを知り、夫婦の留守宅に忍び込み、赤子を誘拐し逃亡する。


いや~、やっぱ~他人の子供を誘拐しちゃ~ダメっしょ~?
根本的には浮気相手の旦那が、原因になるんだろうけど...全ての同じケースが、相手の子を誘拐するかと言えば?フツー誘拐しないよネ~
(コレだから私は、ややこしい~関係の恋愛は嫌いなのよ~...しみじみ。)


映画の話の見せ方は、誘拐した偽の母“永作博美”の4年間の逃亡子育て生活と、
保護された後、本当の両親と馴染めず、歪んだ状態で年頃に育った娘“恵理菜(井上真央)”の 過去現在 の2つの時間軸が、
同時進行で進んでいくと言う見せ方をしております。

↑娘の“井上真央”は、誘拐されていた4年間の逃亡生活をほとんど覚えていません。
まだ幼かったからなのか?
おそらく、保護後に実の母からの“永作博美(旦那の浮気相手)”の悪人としての刷り込みが原因となっているのだろうけど...
(実際に常識的には、犯人たる“永作博美”を恨むはなぁ~)
実際、この4年間の生活には非常に色濃い“永作博美”からの母の愛があったことが、
より悲劇&哀しいドラマになっているんだと思います。

どうなんだろうなぁ~
実際、こう環境で育った人って大人になったときに、
常識的には自分を誘拐した悪い犯人なんだけど~、思い出の中で“母”だったと容認できるのであろうか?
そう言う疑問を上手く映像化できた作品なんだよネ~

根本的に、出演している女優陣の演技がメチャメチャ上手い!

“永作博美”が演技が上手いってのは、既に存じるところなのだが...
意外だったのが、“安藤千草”役を演じる“小池栄子”が、活気でボインの彼女とは正反対の役柄を演じているのに脅かされました。
(役では、さらしを巻いているのかも?) ←何処を見てるんだい?
いや~でも、“井上真央”ちゃんは、イイ~女優になりましたネ~♪


ちなみにタイトルの『八日目の蝉』の意味なんですが...
蝉は地上に出て7日で死ぬ生き物です。でも、稀に8日目も生きる蝉がいるとのことです。
ドラマの中では...「ほかの蝉が見られなかったものを見られる」という話をしていましたが、話の見方によって色んな意味合いが取れるんですよ~
色々深く考えてしまいます。。。
そう言うポイントが、この作品が評価されたところなんだろうなぁ~と思いました。

↑このシーンも泣けますよネ~(涙)
(今度、田舎に帰ったら、この店探して見よ~♪)


話は ビミョーにズレますが...3か月ほど前だったかな?
田舎の小豆島に帰ったときに、港の福田港に“永作博美”“井上真央”“小池栄子”のサイン色紙が飾られているのを見て、妙にハイテンションになってしまいました~(笑)
(もう1人、男性俳優のサインがあったんだけど...誰だったけ?) ←写真を撮っとけば良かったよ~
知っている風景が映画に登場するのは、なかなか面白いですネ~

そうそう~
このテレビで放送された金曜ロードSHOW!『八日目の蝉』は、色々カットされているみたいで?
映画版とは少し印象が変わった感想になるのかも知れません。
(ドラマ版の方も、かなり評価が良いみたいですネ~)

私的には本来、この手のシリアスな邦画は好みではないんですが、非常に感動と言うか?心考えさせられる素晴らしい評価になりました。
これは...ブルーレイソフトを購入しなければ! ←ブルーレイソフト・マニアです♪

↑Amaで調べてみたら...¥4,548 ? 高(たか)っ!
(なんで邦画は、こんなに高いの?)
ブルーレイソフトのレンタルもしていないみたいだしぃ~(汗)
中古で¥3,000になったら購入しようかと思います。
んで...早速、購入しました♪
『八日目の蝉』のブルーレイソフト 画質評価 ←クリック!

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『モテキ』

2012-04-01 | 映画(邦)を熱く語る
『モテキ』


【ストーリー】
藤本幸世(31歳)。金なし夢なし彼女なし。ある日突然、「モテキ」が訪れた!
みゆき、るみ子、愛、素子。まったくタイプの異なる4人の美女の間で揺れ動く幸世。
モテキの波を超えて、幸世は本当の恋愛にたどり着けるのか?

この作品は、ブルーレイで鑑賞しました。


「好きよ、抱いて♪好きよ、抱いて♪」
そんな、夢みたいな話あるかい~!!!!
ハア、ハア、ハア...すいません、色んな意味でコーフンしてしまいました。←おい!
(まあ、映画の中でも↑そう言うのハーレム的な場面は、オープニングだけなんですけどネ~)

主人公・藤本幸世(31歳)、彼に2度目の“モテキ”が訪れる話なんだけど~
(1度目はテレビドラマなんだけど、私は観ていません。)


“モテキ”?
え~と、“モテ期”の意味なんだけど...
「モテキ」とは「モテモテになる期間」の略語。つまり、人生において急に異性からモテル時期のことを指します。


あ~、そう言う時期って、私にあったけ~?
...ポクポクポク、チ~ン!
あ、ありましたよ!
そう、2回はあったと思いますよ~!!(汗)
(なんか嫌な思い出だけが浮かぶのは、何故に故に...?)

まあ、私の恋愛話なんて、誰も聞きたくはないでありましょう?
...そう言うので?今回の作品は、一応、恋愛映画になっています。
私は恋愛映画は殆ど観ないのだが...、この作品はアホなハイテンションなノリで面白い!


↑そんな中、藤本幸世は“みゆき(長澤まさみ)”と言う女の子に出会う。
あ~久しぶりに言ってイイ~ですか?
メロリンキュ~~~~~~♪
(あら?なんか今日は私、テンションが高いぞっ?)

いや~私ね、元々“長澤まさみ”は好きなんだけどネ~
何を隠そう、私は...ショートヘアフェチです♪

↑そんなメロリン・ショートヘア美女とこんなことになっちゃうと
そりゃ~惚れてしまいますよネ~♪

“長澤まさみちゃん”目当てに、このブルーレイソフトを買ったんですが... ←おい!
もう“長澤まさみちゃん”尽くしです♪
“まさみちゃん”ベロチュ~しまくりだよ~!鼻血ブゥーー!!
(クチビルフェチの私にとって、コレは...?) ←どれだけフェチを持ってるねん!

ブルーレイソフトの映像も、邦画にしては驚くほど高画質だし、音質もバッチグゥ~♪
思う存分、フルHD画質の“長澤まさみ”が堪能できるぞっー♪


...と言いながら、
私的には、一途な(重い)“るみ子”が好みなんだけどネ~
「私重いかな?そんな重いかな?ちゃんといってよ、分からないから。
ごめんなさい・・・ううう、ごめんなさい・・・ちゃんとするから、うっ、
あたし…幸世君の好きなこととか勉強するから、だから重いとか言わないでっ…!」


↑...私は変人だから、こう言う変わった女性が大好きです♪ ←おい!
(て言うか、そんなセリフを言われてみたい!)
そう言えば私も「重い!」と言われてフラレたことがあったぞ!言うほど遠くない昔に...(汗)

ドラマの方は、4人の女性を相手に恋愛のドラマを炸裂させるストーリーだったみたいだけど~
映画版は若干的に“藤森”が成長し、“みゆき(長澤まさみ)”1人に心惹かれる的な
展開になっているんだが...

↑その為、この魅力的な女性(女優さん)4人と恋愛ドラマを展開する話とはなっていません。
思っていたイメージとは違っていましたが、話しの展開もスッキリ~纏まっていて良かったと思います。

ただ...あのハッピーエンド?は、イマイチどうかと~?
決してハッピーエンドで終わらせていない、恋愛経験の私だから
そう思うだけぇ~?


途中で挿入される懐かしの流行歌の演出も素晴らしい♪
歌って、踊って、観ていて派手で楽しいです。

エンディングの『今夜はブギーバック』は、私の大好きな歌なので、
非常にテンションが高く見終わることができました♪
(私のカラオケの十八番だよ~)

邦画でも、なかなか面白い映画があるんだなぁ~
そう思える作品でありました。
(恋愛映画の私のレビューって、なんか薄っぺらいなぁ~(汗))
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