ドクターSさん のリクエストにより、記事に致しました。
今回、再度視聴をしたのですが、コメント欄でお答えした3D映像仮評価...間違っておりました。
3D映像のクオリティは、かなり高いで御座います。
間違ったレビューをお答えし、申し訳ありませんでした...(^_^;)
画面のサイズは基本、シネスコサイズ。 場面に応じてビスタサイズに変化...まさに3D専用仕様。
映像は鮮明でクリアであるが、色彩は派手さを抑えた落ち着いた色調。
視差(立体感)は強め。 暗い映像のシーンが多いのだが、視差の状態は至って良好。
全編を通して見せ場は多く、
脳内の視覚領域を刺激し、耳の三半規管を錯覚させる疑似体感タイプの強烈な見せ場が用意されている。
3D映像的には、すこぶるクオリティの高い作品となっております。
3D映像の派手な見せ場は、冒頭の街中の追撃戦を含めて5つ。
この作品を評するには、最低3つは語らねばなるまい...
①【アストラル・ディメイション → マルチバースへ】
スティーヴン・ストレンジの常識の概念をぶち壊す為に、肉体から魂を解き放ち多次元宇宙(マルチバース)へシフトされるシーンは衝撃的!
脳内の視覚領域を大いに刺激する その3D映像は、まさに映像トリップ常態...アドレナリンが大量に分泌される。
その3D映像は、『マダガスカル3』 と同レベルと言えよう。
この未知なる世界を体感することにより、本当に何かに目覚めてしまう...かも知れない?
②【ミラー・ディメンション内での時空をねじ曲げる魔術の攻防】
魔法により、現実世界を基につくり出した仮想空間内にて、
暗黒次元(ダーク・ディメンション)から力を得れば、建物を捻じ曲げたり構造を自在に操ることができる。 ←ストレンジは、この捻じ曲げ魔法は使えないんだよネ~。
VFX映像的に言えば 『インセプション』 効果なのだが、これを3D映像でやられると その効果は凄まじく、まさに立体万華鏡。
時空をねじ曲げる魔術だけに3D効果の恩恵は絶大! 建造物の上下 ・ 縦横が入れ替わり、重力の感覚が惑わさられる。
まさに、この作品特有の3D映像と言えましょう...必見!
③【クライマックスの香港戦】
【多少のネタバレあり】
大惨事状態になってしまった香港の街中で、ストレンジ が アガモットの目 を使い時間を巻き戻す魔法を発動させる。
このクラマックス戦が凄いのよ~。
ビデオテープの巻き戻し再生のように時間が戻る中、敵のカエシリウスとのバトルが繰り広げられるのですが、
この香港の商店街に飛び交う看板や瓦礫、車やバイク...逃げ惑う人々が細かくつくり込まれた視差で演出される光景は凄まじい。
破壊された商店街が、みるみる再生していく演出も相まって、想像を絶する有り得ない映像を生み出している。
こんな映像が体感できるのは、まさに魔法あっての 『ドクター・ストレンジ』 絡みの作品ぐらいでありましょう。
視聴環境は大画面の方が、迫力も臨場感も増します。
PSVRによる、時空を捻じ曲げる空間魔法の3D効果は絶大!
今回の視聴環境による違いの数値表の値は、本来、お勧め度を★★★★★に持っていきたいのであるが、
私の中での★5つの基準は高い。
敢えて★★★★☆+に抑えてあるが、限りなく★5つに近い評価であることを述べておこう。
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他のマーベル(MCU)作品と比べて、異質な世界観のこの 『ドクター・ストレンジ』。
ストーリーは簡単なようで、意外と奥の深い世界観(設定)になっております。
その為に、私はあまり好ましくない評価をこの作品自体に評していたのですが、
今回、記事を書くために再度視聴を試みてみれば、あらら~?メチャメチャに面白いではありませんかぁ~♪
(恐らくそれは、この続きである 『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』 を観たのが大きな要因となっているであろう。) ←この 『ドクター・ストレンジ』 の設定が大きく影響している。
マーベル(MCU)作品の3D映像のクオリティの高さは折り紙つき!
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この作品を2Dで視聴した人は、本当の 『ドクター・ストレンジ』 を観たとは言えません。
鍵穴からこの世界を覗き、鍵穴を広げるには、3D映像は必要不可欠。
貴方もこの3D映像で、真実の 『ドクター・ストレンジ』 を体感せよ!