後発薬メーカーは、品質不正などにより
2024年３月までに20社が業務停止などの
行政処分を受けました。一部の製品では
品薄になっています。政府の専門家会議は、
５年程度の集中改革期間を設けて業界再編を
促し、統合による生産や管理業務の効率化で
供給不安の解消や安全性の確保を図ることを
提言します。診療報酬の改定は隔年のまま
ですが、薬価の改定は2021年度以降に毎年に
変更されました。後発品は、10年で価格が
半減しました。製造コストは、インフレにより
上昇傾向にあり、メーカーの利益を圧迫して
います。製品が重複するメーカー同士の合併は、
価格が安い方に引きずられるので、「1足す1が
2にならない買収」になるおそれがあります。
