インドネシアの高速鉄道建設は、
日本の新幹線案で進んでいましたが、
財政負担を伴わない中国案に逆転
されました。
インドネシアと中国の合弁会社は、
今年1月に土地収用が85%完了し、
5月には収用のメドが立ったと
言っていました。ところが、
7月末のジョコ大統領への報告で、
土地収用は55%にとどまっている
ことが判明し、大統領の激怒を
買ったそうです。
2019年6月の開業は困難となり、
総事業費も当初の51億ドルから
約60億ドルへ増額の見込みです。
土地代高騰やルート見直しでさらに
積み増しされるおそれがあります。
虚偽報告した人たちは、即刻更迭ですね。
東レの元取締役の佐々木常夫さんの
著書の広告に、“自分の右腕には
「能力の高い部下」ではなく
「真実を語る部下」をおく”とあります。
