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TOKYO BIG SIGHT

2017-01-21 09:39:21 | Weblog

ドイツが国策として進めるIndustrie 4.0は、
デジタル時代の新しい労働生産性を劇的に高める
汎用目的技術(General Purpose Technology:
GPT)になる。デジタルデータのバックボーンを
築くことから始まるが、製造プロセスのデジタル
データを収集する際に面倒なことは、機械と人が
混在することだ。人の作業をデジタルデータ化する
ことは難しい。よって機械のみで生産活動がなされる
方向にある。汎用ロボットと汎用人工知能の月額
レンタル料が人件費を下回る時代を迎えると、
純粋機械化経済に移行することになる。
井上智洋先生は、著書で2030年頃に汎用AIの開発の
目処が立ち、雇用大崩壊が始まるとしている。
2045年頃に、AIが人間の知性を超える
『シンギュラリティ』が実現されるとの予測がされている。
代替される順番は、賃金コストの高いスキルド・ワーカー
からであろう。さしずめ、監査や投資銀行など長時間労働
が問題視されているところとなるか。

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