すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【衆院選】日本人の「民度」が問われる選挙だ

2021-10-26 09:22:01 | 政治経済
参院静岡補選での野党勝利は参院選を占うか?

 衆院選の行方を占う意味で注目された参議院静岡補選は、立憲民主党と国民民主党が推薦した山崎真之輔氏が自民党などの候補者を破り、初当選を果たした。

 山崎氏は選挙戦で「岸田内閣は安倍・菅政権を総括してない」と批判、アベノミクスを完全否定していた。

 無所属の元県議会議員である山崎氏は、立民、国民の支持者のほか、無党派層からも幅広く支持を集めて初当選したと見られている。

 岸田総理が2度も応援に入った選挙で、野党側が勝った意味は大きい。明らかに安倍~岸田政権に対する「No」が突き付けられた結果だと言える。

 さて、では問題の衆院選の行方はどうなるのだろうか?

自公政権は疑惑のデパートだ

 いま国民の間には、安倍政権から菅政権、岸田政権へと続く自公政権に対する怒りのマグマが溜まりに溜まっている。

 なにしろ成立したばかりの岸田政権にせよ、背後で安倍・麻生がリモートコントロールする傀儡政権であることは明らかだ。

 はたして国民は、都市再生機構(UR)金権疑惑の甘利幹事長を受け入れるのか?

 菅政権時代の新型コロナ「自宅放置」政策を許容するのか?

 コロナ禍のさなか、東京五輪を強行した自公政権を許すのか?

 森友・加計・桜を見る会問題をよしとするのか?

 森友学園の公文書改竄案件で自殺した近財職員赤木俊夫さんの事件を見て見ぬふりするのか?

 2019年参院選における広島の河井夫妻をめぐる「1億5000万円問題」を見逃すのか?

 今度の選挙は、真の意味で日本人の「民度」が問われている。これらの不祥事に怒りの一票を投じないなら、その国はもはや終わっているといえるだろう。

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