すちゃらかな日常 松岡美樹

サッカーとネット、音楽、社会問題をすちゃらかな視点で見ます。

【森保ジャパン】代表選手が監督を育てる日本の逆転現象

2021-10-16 04:56:01 | サッカー日本代表
日本人監督は「世界」を知らない

 日本代表の選手たちは、すでにヨーロッパの強豪チームでプレイするのが当たり前になっている。

 つまり選手は世界最先端の戦術に基づいてプレーしている。

 ところが一方、日本人の監督は「世界」を知らない。

 となれば必然的に森保ジャパンのように、選手主導で試合が行われるようになる。

 この悩ましい「選高・監低」現象は、日本人監督がヨーロッパの一流クラブで指揮するようになるまで変わらないのだろうか?

 やはり日本代表を強化するためには、まだまだ外国人監督の力が必要なのだ。

 その意味では日本サッカー協会の田嶋幸三会長が提唱している「ジャパンズ・ウェイ」などというお題目は、とても日本を取り巻くサッカーの現状を掌握しているとは言い難い。

 会長失格だ。

 まあ、とはいえ田嶋会長が「ジャパンズ・ウェイ」を言い始めた狙いは、日本代表チームのスタッフを自分の言うことをよく聞く日本人スタッフ=イエスマンばかりで固め、安心してサッカー利権を貪ろう、という政治闘争からきたものなのだろうから話は別だが。

 となれば日本代表を正常に強化するためには、監督を変える前にまず田嶋会長を変える必要がある。

 利権の誘惑に囚われず、政治闘争に明け暮れるでもなく、真に日本代表の強化のためを思い采配を振るう会長を据えることが何よりも肝要だ。

 日本代表チームが伸び盛りなのに対し、森保-田嶋という上層部が振りまく害悪は深刻である。

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