えくぼ

ごいっしょにおしゃべりしましょう。

私の兼高かおる

2019-01-11 15:36:10 | 歌う
昨日の朝刊で兼高かおるの死を知り驚いた、90歳だから、とはいえ彼女は、私の生きている間は死なないと、なぜか思い込んでいた。あの「兼高かおる世界の旅」で私は彼女と共に地球の果てまで歩き回った。

今日の天声人語は「中近東の砂漠にも温泉場があるんですのよ」からはじまる。品のある語り口で世界各地を紹介した。旅した距離は地球180周を越える。

日本で海外旅行が自由化されたのは64年、なかなか外国へ行けない時代に私たちをテレビで旅をさせてくれた。90年まで約31年間150カ国も案内してくれた兼高かおる、彼女に熱く深く感謝している。

老人よ大志を抱けと叫びたし成田空港出発ゲ一ト

「お友だち自慢」の謎

2019-01-09 14:54:54 | 歌う
五年くらい前のことだが某誌でK子のお友だち自慢の記事を読んだことがあった。幼稚園時代からの友人・A子のおかげで自分は有望な歌人として紹介された云々。その記事を読んだとき私は羨ましかった。投稿から短歌を始めた私は投稿し入選しなければ活字にならない。

その後、ある歌会でK子の隣に座った。二次会も彼女の隣、K子にあの記事のこと話題にすると「友情?さあ、ねえ」と曖昧。ワインの杯を重ねる程に彼女たちの友情は怪しくなる、A子とは交際していなかった。50歳を過ぎた頃、A子の所属している短歌結社から熱心に勧誘され3首作った。初めての短歌、それをA子が改作したらしい。その結社に入ったが短歌にはなじめない、A子も会員を勧誘するのに忙しい。やや前衛的な結社なのでK子はなじめない。結社で先生気取りのA子が時々不愉快だ。学生時代は自分の方が成績がよかったのに、などとワインを飲みながら呟く。

人間関係はややこしい。変わりやすい、そして淋しい。K子とはその後会うこともなく3年前に他界した。私はなんとなく彼女を応援していたのに残念である。

🌃 いちばんに知りたきことを聞かぬまま友と別れる睦月の夕べ

勝ち気な女

2019-01-07 14:46:47 | 歌う
スポ一ツの選手は勝ち気でなければ絶対に成功しないそうである。菩薩のような浅田真央は3回転半にチャレンジしたとき鬼になっていたのか。昨日俄に現れたプロ棋士となる大阪の💐仲邑菫は小学4年生、とても可愛い、

テレビをかけたとき画面に現れた少女をドラマのなかの女の子と私は思ったらプロ入り第1号の記者会見だった。「勝ちたいです」と何度か応え、付き添いのママは「この子は勝ち気です」と。私は勝負事はすべて苦手。

父は勝ち気な女が嫌いだった。傍にいると神経が休まらない。だから呑気な母と結婚した。私も呑気な娘になれ、と。つい勝ち気な友を避けてしまったためか成績が悪くても気にならなかった。勝ち気で優れた友だちは還暦を過ぎた頃から病み、ほとんどあの世に行ってしまった。

大臣になって早々騒がれ続けている片山さつき、騒がれていることが楽しいのだろうか。自身が優秀だと絶えず世間から認められたいのか。しかも一流ブランドで身を飾りたがるとは、

まだ9歳の囲碁プロ棋士・仲邑菫は今後どうなるか、普通の女の子の生活は出来ないであろう。挫折したときは他の道を選べるだろうか。

新しき遠近両用眼鏡かけ遠くも近くも定かに見えず

朝日歌壇賞の4人

2019-01-06 14:35:53 | 歌う
本日1月6日、💐朝日歌壇賞の発表
🌟馬場選 (岐阜市)後藤進
はつ夏にめんどりの声はるかして地球のどこか卵生れたり
(馬場評)一個のたまごが産み落とされた初夏を地球規模で捉え、生命誕生が祝福された。

🌟佐佐木選 (熊谷市)内野修
人間に自然に春の嵐吹き兜太の骨のどつかりとあり
(佐佐木評)兜太さんにふさわしいスケ一ルの大きな挽歌。兜太さんも喜ぶだろう。

🌟高野選 (越前市) 内藤丈子
金沢の駅に降りたち金箔のアイスに出逢ふ ああ百万石
(高野評)金箔入りアイスに出逢った驚き。ああ百万石という結句がいい。

🌟永田選 (高松市)島田章平
「さう思ふ」「どちらでもない」「思はない」いつも多数は「どちらでもない」
(永田評)民主主義の最大の敵は横暴な権力ではなく民衆の無関心そのものである。

昨年の投稿歌から選ばれた4首、こんないい歌があったのに気がつかなかった私、、今年は丁寧に読みます。まず今日の入選歌から、.。

日本が売られる

2019-01-03 13:52:35 | 歌う
今日は1月3日、お正月である。晴れ着は着ないがおせち料理を食べのんびり過ごす、ブログは書かない予定だったのに、でも「日本が売られる」という本の広告を朝刊で見たら驚いて、お騒がせですね、このブロクは。

▼ 「日本が売られる」著者は堤未果、国際ジャ一ナリスト、国連、米国野村證券勤務など、先ほど調べたが年令も分からない。彼女の父と共に米国で活躍しているらしい、とりあえず広告を、

▼ 日本の資産が根こそぎ奪われる!

🔘 水が売られる
🔘 土が売られる
🔘 牛乳が売られる
🔘 農地が売られる
🔘森が売られる
🔘 海が売られる
🔘 築地が売られる
🔘労働者が売られる
🔘 ギャンブルが売られる
🔘 学校、医療、仕事が売られる
まだあります。老後まで売られるとは

私のような老人を買ってくれる国があるとは。私はどれくらい・?
アメリカ、中国、EUに密かに私たちの国は売り飛ばされている!

広告の堤未果の顔写真はミステリ一映画の妖しい女を思わせる。「市場開放」「成長戦略」などとまともに書いても本は売れないだろう。出版不況の深刻さを思わせる1月3日の本の広告。