{ 阿川佐和子は気になる存在 }
♥ もし我がなにかを持っているならば早く知らせてあげたい、我に 松井多絵子
日本での女の定年は還暦ではないか。体はすでに女ではなく、子供たちも巣立ち、定年になった夫には内助の功など不用、妻の料理よりコンビニ弁当を食べたがる。料理をしたがる夫まで多いらしい。役に立たなくなった女たちに平均27年の老後が残されている。今更なにができるか。まさにその還暦の阿川佐和子が大活躍している。香山リカの活躍も続いている、しかし香山はまだ中年だ。精神科医であり、説得力のある本を次々に生む。でも佐和子は何が専門なのか。なぜ阿川佐和子ブームが続いているのだろうか。
7月21日~27日、日版調べ、新書ノンフィクション部門・週間ベスト10より
① 「自分」の壁=養老孟司 ② 叱られる力=阿川佐和子著 ⑦ 聞く力=阿川佐和子
週刊ベスト10に阿川佐和子の著書が2冊も入っている。⑦は昨年も大ヒットした本。
8月の第一日曜朝日REライフの頁は阿川佐和子だけの頁、手の平サイズの佐和子が私に笑いかけている。これが還暦?30代の)^o^(。 年を取らない女もいるらしい。
「お前に人権はない」といわれたこともあるが、養われている以上、親子の関係はそんなものだと思っていたと、佐和子は語る。父は小説家の阿川弘之。93歳。「この家に生まれたことが不幸なんだと思った」ほど厳しく、怖い父だった、しかし佐和子が利発な子だったから父上もあえて厳しく育てたのではないか。利発な子をありがたがって甘やかしてダメにしてしまう親が多いような気がする。仕事でも報道番組で出会ったキャスターに怖い人がいて叱られないように毎日がんばったそうだ。叱られて人の話を聞く力を身につけたのだと、親しい人、自分の大切なひとだから叱る、叱られることを避けなかったのが阿川佐和子を、還暦でも枯れないエッシストに作り上げたのだろう。
「若い人たちは叱られることに慣れていない」と阿川は近著「叱られる力」で書いている。
いつも温暖なところで育つ木々は幹が柔らかくのしまりがない。風雪に耐える建材には使えない。佐和子は「誰も自分を叱ってくれなくなる時が来ることをおそれている」と。
とりあえず私は猛暑に鍛えるられることにします。わたしを叱るような暑さ
8月5日 松井多絵子、
早速みんなに、私もブログで知らせてやります。情報ありがとうございます。またよろしくお願いします。