えくぼ

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おぴにおん・炎暑こそ

2016-08-10 09:21:17 | 歌う

             おぴにおん・炎暑こそ

 ☀ この夏の最高気温の午後がすぎ弛みはじめる夕ぐれの空  松井多絵子

 日本列島は9日も高気圧に覆われた。全国198地点が35度以上。東京都心で37・7度。「暑さと寒さ。生物にとってどちらが適応が難しいかといえば、暑さです」と朝日▲リレーおぴにおん 語るのは長谷川真理子。「人間の進化と適応」を研究している進化生物学者だ。

 「哺乳類の体温調節を考えると、寒いときは地中に潜ったり何かをかぶったり、行動で対処できる。でも、暑いときに体温を下げるのはハアハア息をする程度。ところがヒトは、大量に汗をかくことでその蒸発熱で体温を下げることができる珍しい動物。だからマラソンもできる。ヒトには涼しくするための技術もある。気温が50度近いところでも適応できるはずなのに、熱中症になる人が増えている。その意味を考える必要があると語る。

 近年の研究テーマは「人間の進化と適応」の長谷川真理子は1952年生まれ。2006年から総合研究大学院教授、ショートカットの顔写真で見る限りお齢より若い美人である。こういう美と才と肩書きのある女性が私の夏を更に熱くしているのか。「都市は冷房の排熱などで 自分で自分を暑くしている面もある。子犬が自分で自分のしっぽを追いかけるみたい」、と眞理子教授の おぴにおん は。

 地球のあちこちで、生物が絶滅の危機にあり、水や物質の循環、生態系全体が変わったときどうなるのか生態学者にもわかっていない。何万年もかけてできたシステムが100年、200年という時間で変わるかもしれない。破壊的な変化が起きるかも?そんな地球の行く末に想像をめぐらせば、背筋がちょっとひんやり?真理子教授の「おぴにおん」は読者の体を冷やす効果を狙ったのかしら。才女はコワイですね。(笑)

    ★ 星を見る地球人こそ淋しけれ猛暑の日々をひりひり過ごす

                    8月10日  松井多絵子

 


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