関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

黄啓傑さん

2012年10月02日 00時01分00秒 | 音楽
ブラックボトム・ブラスバンドは、それこそ昨日アン・サリーさんのコンサートがあったさいたま市のプラザノースという公共施設に、今年の5月にライブに来られたのです。打楽器をやっているダンナさまなら興味あるかもと、誘って一緒に見たいと思ったのですが、ちょっと娘を1人にしておくのもかわいそうかと思い断念。そのバンドにいらしたトランペット奏者の黄啓傑(こうけいけつ)さんのソロ第1弾「from New Orleans to New Orleans」。私が注文したのではなく、ダンナさまが注文しておいてくれました。

我が家にはひんぱんにHMVやAmazonの箱が届くので、箱を開けるのは子供の係。で、中から出て来たCDの帯を見てびっくり。私の大好きなピアニスト吉弘知鶴子さんと、これまた昔から大好きなギタリスト山岸潤史さん、このお2人が参加されているアルバムとのこと。そりゃあダンナさまも注文してくれるよね、というメンツ。いやほんと、このお2人は大好きなんです。ちょうど今、マサ小浜さんにギターを弾いていただいてCDの音源制作の真っ最中なので、ギターとピアノのこのCDを聴いて勉強しなさい、という意味合いもあったようで。

どちらもが日本でのミュージシャン活動を一旦休んでニューオーリンズに行かれたという方たちで、ジャズを追究したいという欲求が強いお2人だったのでしょうね。一時期山岸さんが向こうで、日本人女性キーボーディストと一緒に活動されていて、それが吉弘さんなんじゃないか?!と色めきたったものの、違う人だった、というようなこともありました。

山岸さんは三重県、吉弘さんは兵庫県のご出身で、たぶん黄さんも神戸の方なんじゃないかと。三重も関西圏ですから、ディープな関西人セッションといったところでしょうか。それぞれがニューオーリンズへの想いを持っていて、何かステキ。サウンドは落ち着いた大人のジャズといった感じ。2曲目の賛美歌はカズ加藤さんのアルバムにも入っていて、大好きな曲です(♪慈しみ深き・・ってやつです)

好きなアーティストが参加するアルバムを聴いて、新しいジャンルの音楽に触れるのは、とてもいいものです。


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2 コメント

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勉強になりますね。 (えれぴょん)
2012-10-02 09:46:02
>まつこふさん
お好きなピアニストやギタリストの方が参加されているアルバムなんて嬉しいですよね。
ご夫婦で、音楽や楽器の話をされて楽しいそうですね。
ジャズは本当に奥深い音楽なので勉強になりますね。
はい! (まつこふ)
2012-10-02 13:31:09
>えれぴょんさん JAZZはほんと奥が深いですね。
色んなタイプのサウンドがあります。このアルバムは
(私は詳しくないのですがたぶん)ニューオーリンズ
の正統派JAZZなのではないかと思います。
ブルージーであったり、賛美歌が元になっていたり。
フュージョンもJAZZだとすると、TRIXとはあまりに
かけ離れたサウンドです(笑)

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