関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

KK JAMの初代キーボードはなんと!!

2006年08月16日 00時32分00秒 | 音楽
昨日、以前書いたナルチョ出演の「おかあさんといっしょ」の再放送がありまして、録画を見たダンナさまの証言をもとにドラマーの方を凝視してみましたところ、確かに帽子をかぶったJAMおじさんらしき人が。すごい、すごいです。さすがNHK!ラッパ系の方々もお名前はわかりませんでしたが、みなさんかなりスゴ腕といった感じで、実は毎日聴いているレコーディングされた演奏もこのメンバーのものかもしれません。だとすると、子供たちは毎日ナルチョや石川さんのまさに本物の演奏を耳にしているわけで。う~ん、ぜいたく。

話変わって、最近お知り合いになったmichiさんのブログで、Jazz Life9月号にKK JAMが載っていることを知り、今日さっそく買ってきました。オフィシャルHPの写真は私はあまり好きじゃないのですが、インタビューの写真はライブで拝見するそのままの窪田さんという感じで、かっこいいではありませんか。勝田さんはひげのそり跡が何だか青々していました。
中のインタビュー記事を読んでびっくりしたのが、KK JAMを作ろうとしていた石川さんと勝田さんが、最初にセッションでキーボードを頼んだのが、何と小野塚晃さんだったという話。お二人の関係からすると安易に想像がつく人選ですが、窪田さんを知る前、「私の好きなキーボーディストNo.1」が小野塚さんだった私にとっては、衝撃の事実なのでした。
もちろん今でも小野塚さんは好きなキーボーディストの一人です。ジャズピアノもシンセも、ファンキーなハモンドも、そしてベースもこなすマルチなところは窪田さんに共通する部分が多く、20世紀から21世紀にかけての5年間(って書くとすごい)不動の1位を保っていました。・・・とそこへ2004年のTRIXのCDデビューと同時にその存在を知り、最初はそれほど深い思い入れもなかったのが、ある写真をきっかけにずるずるとのめり込んでしまいました。ライブでのオーラのある生演奏と、クールなお写真のイメージとはまた違った、それはそれは素敵な笑顔。TRIXでのおちゃめなお姿。そして何より、そのキーボードのセンスが、今までに聴いてきた色々な人の演奏の中で、最もツボにハマッたというか。ジャズのエッセンスが効いているけれど「どジャズ」じゃなくて(KK JAMはどジャズかも)、フュージョンだけれど既存のフュージョンとは何か違うような。早弾きシンセもオルガンも全てがかっこよくて。中でもやはりピアノ弾きの私は、窪田さんの弾かれる繊細なピアノが大好きです。

最近ではJazz LifeにもADLIBにもひんぱんに登場されるようになり、うれしいかぎりですが、TRIXやKK JAM以前にそれらの雑誌に載っていたという記憶が私にはありません。エレクトーン界では知らない人がいないほど有名な方だったにもかかわらず、です。全くのノーマークだったからこそ、新鮮だったし、すっかりファンになってしまったのかもしれません。窪田さん関係でお知り合いになる方の多くは、エレクトーンをやっている、またはやっていたという方です。ピアノとエレクトーンはむしろライバル的な存在で、近くて遠い感じでしたが、こんな私がTRIXやKK JAM目当てに「月刊エレクトーン」を買ったりしているのが不思議です。窪田さんが音楽の垣根を取り払ってくれた、そんな気がしてうれしく思う今日この頃です。


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11 コメント

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Unknown (michi)
2006-08-16 08:17:39
リンクありがとうございます♪

JAZZLIFEやラジオのおかげで、ここ数日間でKK JAMの知られざる?舞台裏をいっぱい見ちゃった、って感じですね♪

たしかに小野塚さんじゃDIMENSIONそのままじゃん・・・確かに小野塚さんのプレイも素敵ですけど、窪田さんになってよかったです。エレクトーンプレイヤーさんが広く活躍してくださって、エレクトーンを知らない人にも知っていただけるのはエレクトーン弾きとしてとても嬉しいことです。

4日後のTRIX追加公演@岐阜でまた窪田さんに会って来ますね~♪やばい、そろそろKK JAMからTRIXモードに切り替えないと(^^;)
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早っ!! (まつこふ)
2006-08-16 09:29:45
窪田さんのプレイについて、KK JAMは「どジャズ」かな~と思い、帰省の前に修正を・・・と思い見てみると。さっそく書き込みしていただいててびっくりです。TRIX追加公演行かれるのですね~。いいな~。私は今年中にもう1回窪田さんに会えるかどうか・・・。これだけファンとか言っておきながら、レコ発ライブも行かない(行けない)という・・・。レポ楽しみにしてま~す。
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かきね (junko)
2006-08-16 12:31:42
私はまつこふさんとは逆で、窪田さんがバンドをやるようになるまでDIMENSIONや小野塚さんは全く知らず、jazzLifeやADLIBなどは手に取ったこともなかったです。

窪田さんが「もうソロはやらない!!」と言ったときは大ショックでしたが、垣根がなくなってエレクトーン以外のライブにも行くようになりました。

私と反対だ!と思いながら読ませていただきました
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リンクしました (michi)
2006-08-16 12:56:56
ようやくリンクの貼り方が分かったので、リンクさせていただきますね。よろしくお願いいたします <(_ _)>

ライブは、TRIXでライブのすばらしさに一瞬にしてひきこまれたこと、また青木さんの件もあり、行けるライブにはお金は極力惜しまずに行こう!と今は思っています。ひとり身の気軽さもあるかも。

ライブレポはブログにアップしますので、また見てやってくださいませ。
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エレクトーンって・・・ (香魚)
2006-08-16 15:16:57
エレクトーンって何だか普通の音楽シーンとは無縁の楽器という感じですよね。

1台で演奏が完結してしまいがちな楽器だから、普通にバンドに使われる事も無い。

でもこれって悲しい事だなって、エレクトーンをやってた私が感じた事でした。

窪田さんの音楽性はいつもバンドしててFUSIONしていたにも関わらず、

そういった業界の雑誌に取り上げられる事がなかったのはそういう楽器の特性のためでしょう。

もちろん「知ってる人は知っている」という感じでしたでしょうけどね~。

これを機にそういう垣根が無くなるといいなと思います。
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陳謝 (junko)
2006-08-16 17:00:59
上のコメントで書いた窪田さんの「もうソロはやらない」宣言は、ずっと前に冗談ぽくだったので、信じないでください。

誤解を招くような発言をしてしまい陳謝いたします
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窪田さん (yok)
2006-08-16 19:12:23
私も、窪田さんのおかげでJazzやFusionを聴くようになりました。それまでは、クラシックかROCKかJOHNNY DEPPか(笑)でした。

そんな中「Real in `D´」だけは大好きだったのです。

その窪田さんのLIVEがあるってことで、初めてライブハウスという所に行き、初めてTRIXに出逢いました♪

まつこふさんが書かれているように、本当に窪田さんが音楽の世界を広げてくれた気がします。



まつこふさんの記事は読み応えたっぷりで、読んでいると「うんうん」と頷いたりしている自分に気付いて笑っています(笑)

これからも楽しみにしています♪

それから、リンクさせて頂きました。これからも宜しくお願いします。



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あ・昨日・・・ ()
2006-08-17 23:21:57
 ナマ小野塚さんを聴いてきたばっかりだったんで(只見だし・苦笑)

何だかタイムリーな話題でした。



 KK・JAM、まだ一度も聴きに行ってないんです。

何か、いつも都合がつかないんですよね。

CDは、購入予定です!

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ありがとうございます! (まつこふ)
2006-08-18 21:51:14
何かこの話題はみなさんいろいろと感じて下さるものがあったようで、たくさんコメントいただいてうれしい限りです!今ケータイからで、日曜には自宅に戻るので、それぞれのお返事はのちほどパソ\でゆっくり書かせていただきますことをお許し下さいm(_ _)m

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ゆっくりできてますか? (♪bonito)
2006-08-19 04:31:25
こんにちは。またまた里帰り中にお邪魔します(笑)

私もJL見ました。勝田ファン的に写真は・・・見なかったことにしよう(笑)



> 最初にセッションでキーボードを頼んだのが、何と小野塚晃さんだった。



これ、2002年4月12日の“勝田かず樹Session vol.1”ですね。

インタビューでは“ちょっとしたセッション”とか言っちゃってますが、

初リーダーセッションってことで、気合入りまくってました(笑)

“全部新曲にしたい”と言って、本当に作ってきた曲達がM#の曲です。

メンバーは石川さん、増崎さん、小野塚さんでした。

小野塚さんはハモンドを弾いたのですが「人様の前で足鍵盤弾いたのは

初めて」と仰ってました。しかも裸足で(笑)

以前「“勝田一樹Session vol.2”は?」と聞いたら「KKがその位置づけ

だから」みたいなこと言ってたけど、この記事で納得しました。

なにはともあれ、とうとう来週発売ですね。ツアーも含めて楽しみです!
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