関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

まつこふ的OL深掘り〜その2

2018年08月12日 18時11分24秒 | テレビ

いやあ、、今日16時過ぎですが、今まで見た中で最高値のリアルタイム検索、思わずスクショしてしまいました。
タイトルが大げさだから、すごく期待して読んで下さったら、なあんだ、こんなこと、みんなとっくに思ってたよ?ってなことにならないかしら、、、。

先に謝っておきます。すみません。そしてお読みいただきありがとうございます。

えーと、とりあえず今朝考えてた、私のOLの良いと思うところ。それは

見たいリアルと見たくないリアルを、見事に分けてくれている

ということです。

私はドラマや映画は、ファンタジーであって欲しい、と思っています。ありえないことが描かれていても、だってそれはファンタジーだから、でOK。
あるわけないじゃん!ということを描くのが、むしろドラマや映画の良いところではないか、と思っています。

ただ、海外の作品ならともかく、日本人が演じるドラマには、それなりに感情移入のできる、リアルな部分も必要になります。

私の見たくないリアルは、人間のドロドロっとした負の感情表現。自分さえ良ければそれでいい、という感覚が、映像やセリフに現れる時。

女性特有の嫉妬やいじわるな感情も、自分が女性でわかるだけに、見たくないものの一つです。いじめやヒエラルキーを見せる学園ドラマも、好んで見ようとは思わないです。
笑って泣けて、心が温かくなって、最後はハッピーエンド、というのが、昔から好きです。

負の感情のリアルを、OLに感じることは、ほぼなかったです。部長の嫉妬心とか、武川さんのちょっといやな性格とかは、コメディの中で描かれる、わかりやすいエピソードの一つでした。蝶子さんやちずちゃんの気持ちも、そりゃあそうなるよねー、と同調できる感情でした。

登場人物が身近に存在していそうと感じるリアルとして1番大きいのは、今まで印象の強すぎる役(その役のイメージを引っ張るほどの)について来なかった、田中圭さんが主演だったことではないかと。
イケメンでスタイルも良くて、すごくカッコいいのに「普通に身近にいそうなサラリーマン」ってところ、すごく大事だと思いました。

また、同じ事を書いておられる方がいらしたのですが、撮影がセットでなくロケだったことも、自然な感じがリアルでした。
そして牧春の住まいが春田の実家だったことも、リアル感を出すためにすごく大事だったのかも。
モノが多くて、掃除機なんかも部屋に出しっ放し、なんだけど、ちゃんと整頓されていて、それなりに清潔感があって、所々に高価な家電があるのも、普通にお母さんがやりそうなこと。
夜になるとオシャレな間接照明になるのは、あまりの実家感を消すための演出だったかもしれませんが、そこはまた女性プロデューサーさん目線の、センスの良さを感じました。実際に女性は間接照明大好きだと思うので、春田ママならやっていそう。

そして牧くんの作るお料理に手作り感がちゃんとあるところも、ステキにリアルでした。特にコロッケ。
しかし、あんなに豪華な食事、専業主婦でも難しいわ!という心のツッコミは、ファンタジーだから!で帳消しにします(笑)
牧家の実家感も素晴らしかった。実家というのは、生活感があふれていて、リアルにならざるをえないのでしょうね。

あと、見たくないリアルの中で、これらが描かれないお陰で、現実に引き戻されずに済んだ、というものがあります。それは

春田も牧も家ではお酒を飲まない。
スマホは通話、大事なメッセージのやりとり、特別な写真を撮る時だけ使用。
テレビを見ない。

そして最大のリアルは、舞台もやっている俳優さんたちが、演技ではなく、本気でその役になりきって下さったこと。
本気って、見ている者に届くのですね。

本日もご精読ありがとうございました。とりとめなくてすみませんです。



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