関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

シブ~い音楽

2008年03月11日 12時07分12秒 | 音楽
先週のW先生とのさしの打ち合わせの後、ひっきーさんにヒントをもらって、いかにもターキーが似合いそうなしゃぼん玉アレンジができました!わ~わ~!
「デキシーランド・ジャズみたいな」と例えを言われたけれど、自分の中のデキシーってどうしてもバンジョーが出てくるので、ピアノでデキシーのイメージが全然わからない。するとひっきーさんが、たまたま最近購入したという、ギロックという人の作ったデキシーの楽譜を見せてくれました。それを見るとブルースとかブギウギに近いアレンジが書いてあって、それを元に弾いてみると何だかすご~く酒場の雰囲気!もしかしてW先生が言ってたのってこれかも?いつも私が困っている時に、さりげなく手をさしのべてくれるひっきーさんが、女神様に見えました。感謝♪まだW先生には聴いてもらっていないので何とも言えませんが、私的にはこれでいきたいな~と。最初のしゃぼん玉のアレンジと、これなら180度違うと言い切れるので。イメージはレ・フレールの「しあわせなら手をたたこう」です。

で、ピアノで結構シブ~いフレーズを弾いていて、最近聴いてるCDがこれまたシブ~い「フジーユー/藤井裕」。ジャズは聴き慣れているせいか、最近そんなにシブいと思わないですが、ソウルフルなブルース(ボーカル入り)は何だかすごく大人の音楽な気がします。4曲目の「眠れない」とか11の「フジマサ(ソウル・フード)」あたりは、ファンキーでVoice&Rhythmを彷彿とさせる私好みの曲。妙に明るく「♪ひ~きこ~もり~」と歌う「引きこもり」は息子にウケてました。「フジーユー」はトータス松本氏がツアー先の長崎の公会堂で歌だけ録音したものを、後で演奏とMixしたそうで、ひたすら「♪フジーユー」とだけソウルフルに歌ってます。
何よりびっくりしたのが、ボーカルのほとんどを裕さんが歌っているということ。ちょっとムッシュかまやつに似た若い声で、すごくいい味なんですよ。Voice&Rhythmのときもコーラスはやっていたけど、こんなに歌がうまいとは。ベーシストのソロ・アルバムという感じではなく、藤井裕の長い音楽生活の集大成アルバムといった感じ。プロデューサーであるイマーノキヨシローのカラーももちろん濃いです。そこに石田長生、正木五郎、CHARなど朋友たちが手弁当で参加。ゆるくて楽しい大人の音楽、う~ん、シブ~い。ライブが楽しみになって来ました。


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