関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

DIMENSION観てま~す

2006年04月22日 22時35分37秒 | 音楽
発売当日の19日に予約していたDVDが来ました。折りしもお嬢が風邪を引き、家にこもること3日、「おかあさんといっしょコンサート」「キティズ・パラダイス・プラス」「ケロロ軍曹」をエンドレスで観ているため、テレビ=自分のもの、私がケロッグのおまけのピラティス・DVDなど観ようものなら、泣いて阻止する始末。DIMENSIONがゆっくり観られるはずなどありません。
お昼寝の間に2曲ほど観て、翌朝早起きして半分くらい観て、その日の夜にやっと全部観ました。こまぎれでしか観られないのが惜しい。

アルバム「IMPRESSIONS」が好きなのでトータルで良かったです。「Flyback」のベース・ソロがそんなにハデではないけど渋くてかっこいい。「ENERGTIC」の後半、ギターとサックスは朗々と気持ちよさそうにハモっているのに、キーボードとドラムは音数も多く大変そうで、そのギャップが面白かったり。「Predict The Future」の始まりがいきなり都会の夜景で、何か「悲しい色やね」とかのカラオケ映像にありそう、なんて思ったり。「TIP TOP TOE」から「Rise」「Jungle Dancer」「Nudistic」へとノリノリ・ナンバーでせめる後半がすごい。客席が映った時は思わず知ってる人を探してみたり。(しっかり映っている方はとてもいい記念になってうらやましい)

小野塚さんのシャツを折り返した手元だけが映る、そういうカットが何だか好きです。ピアノ演奏では相変わらずなめらかに、左右の手を交互に使って88鍵をすべるように弾いていくあの奏法、いつ見ても「どうやって弾いてるんだろう」と感心してしまいます。
勝田さんのサックスは力強くてあまりジャズジャズしていないところが好きなのですが、今回の映像でも「これぞ勝田!」ってな感じでオーラがあって素敵です。
そしてリーダーの増崎ますやん。やはりこの方のギターはロックです。かっこいいです。お若い頃より渋みが増して、外見もちょいワルオヤジ・・・と言いたいところですが、隣でDVDを観ていたある人が「ますやんの鼻の下さー、ライトで陰ができて「カトちゃんペ」に見えへん?」などと言うものだから、一瞬そう見えてしまうともうダメで・・・。(笑笑・・)ごめんなさい。

あと3月のKK JAMでも思ったのですが、石川さんってほんとかっこいいです、ドラムの音が。ちょっと惚れてしまいます。そしてグレッグ・リー氏については前出の隣の人が「もっと音数が多い方がいいのに。グレッグ・リーは手ぇ抜いてる!」などと、夕飯時に話していますと、長男が一言「え?ぐりぐりって何?」。思わず笑ってしまい、緊迫した夕食が楽しい団らんに。我が家ではこれから「ぐりぐり」と呼ぶことにします。


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