とにかく楽しかった&行ってよかったです。曲のタイトルや順番は相変わらずあまり正確ではありませんので、ご了承を。では、まいりましょ~。
まず最初、西脇さん、ドラムの小森啓資さん、ベースの"JINO”日野賢二さん、ギターの渕上”フッチー”祥人さんの4人が登場。謎の大物ピアニスト、セルゲイ・ザルチンスキー氏は、西脇さんの華々しいアナウンス&4人の演奏するカッコイイ入場テーマにのっての登場。黒いマスク、赤と黒のマントに身を包んだセルゲイ氏を最初見たとき、
「んんん、これって塩谷哲さん?」
ただマスクから見えるのは目、鼻、口だけで、「塩谷さんはもっとかっこいいはずだから、全然違う若手ミュージシャン?」でも始まった1曲目「Living For The City」でBAJ所有Fender Rhodes!(Rhodes大好きなのでうれしかった~)を中腰で弾きまくる姿がやはり塩谷さんと重なるのでした。1曲目の間中悩んでしまった。
「2部の間中ずっと覆面も気の毒なので」ということで、ここで素顔が明らかに。バッと覆面を取った瞬間、
「やっぱり塩谷さんだ~~!!ぎゃ~~(心の叫び)」
ダンナさまは「大物ピアニストで考えられるのは塩谷さんくらい」と言い当てていましたが、西脇さんのブログのお写真で見た何かオカマチックな座り方やイメージと違う服装で、私には想像がつきませんでした。それだけにこれはもう超うれしいサプライズ!今回座席は「西脇さんとJINOの良く見える席」をお願いしたら、何とJINOのド真ん前。あまりに前すぎて顔を見るのも恥ずかしい。塩谷さんとわかっていたら、ピアノの手元の良く見える席を頼んだのにな~と、何てわがままな客。とにかく今は自分の中でジャズピアノ・モードが炸裂しているので、塩谷さんのピアノを久々に聴くことができて、本当によかったです。2曲目「塩谷くんのHなピアノ」(by西脇さん)から始まる曲「Save It For A Rainy Day」、もううっとりで、ライブ終了後しばらくは塩谷さんにメロメロ状態でした。
ついSALT話が長くなりましたが、今日の主役は西脇さん。1曲目から叫ぶようなハーモニカでノリノリです。トレードマークのドレッド・ヘアにニット帽、コム・デ・ギャルソンの花柄Tシャツという相変わらずオシャレなスタイル。シンセは2段積みで上がRoland VーSynth(手をかざすと音が変化するという代物)、下がやはりRolandのX8という機種でした。(Fantomシリーズというもののようです、暗がりでよく見えず)演奏はもちろんのこと、今回のライブで特に印象に残ったのが、南アフリカでの製品紹介のデモ演奏を、スライドショーと平行してやってくださったこと。ベースのサンプリング音を使っての、JINO顔負けのバリバリチョッパー演奏や、昔のヴォコーダーを思わせる、声をシンセ音に変換させる機能を使っての「一人ボヘミアン・ラプソディ」など、それはそれは見事なパフォーマンスを見せてくださいました。一見シンセを使った遊びのように思えるけれど、その完成度の高さといったら、さすがRolandシンセのデモ演奏で世界中を回っていらっしゃるお方。さすがです。
あと、バラエティに富んだカヴァー曲にもびっくりしました。1部の最後、渕上祥人さんが昔出されたボーカル・アルバムのCDジャケットがスクリーンに映し出され、(西脇さんがこの日のために名古屋の中古CD屋さんで見つけたそう)その流れで「フッチーの歌、聴きたくない?」となり、始まった曲が「Play That Funky Music」。おおお~、ファンキーでカッコイイ!ナイス、フッチー!
また、2部ではJINOの昔からのファンの方が福岡から来られていて、お誕生日が近いということでみなさんからハッピーバースディの演奏のプレゼントが。こういう演出もとてもあたたかい感じがして、こちらまで何だかウレシイ気持ちになりました。そしてJINOの歌、「Come Together」。こちらはワイルドなロックテイストで、またまたカッコイイ。この曲でだったか、JINOがベースにディストーションをいっぱいかけてギターの音っぽくして歯で弾いたり背中で弾いたり、フッチーと西脇さんのシンセとで「3人ギター」をやっていたのがすごかった。
センスの良さが感じられるカヴァー曲、まだあります。西脇さんはクロマチック・ハーモニカの巨匠、トゥーツ・シールマンスにも認められたほどの方にも関わらず、ご本家のカヴァーは今までやってこられなかったそう。ただ
「もういい歳になったからやってもいいかな、と」今回初めて選ばれた曲が、ジャコ・パストリアスの「Three Views Of A Secret」。肩の力が抜けた感じの大人の雰囲気で、とても心地よかったです。
また、私の中ではこの曲を聴けたことが1番の収穫でした。ハービー・ハンコックの知らない曲でしたが、例のヴォコーダーっぽい機能を使っての西脇さんのヴォーカル曲。もう何ていうか、漂うような気持ちよさというか、昨年の銀座駅でのライブで演奏された「The Christmas Song」の感じと似て、ハーモニーがきれいでJazzyでオシャレで。まさに女性ファン泣かせとでも申しましょうか。調べてみたところ78年発表のアルバム「Sunlight」の1曲目「I Thought It was You」でした。今はパソコンですぐ調べられて便利です。実は他のカヴァー曲も、曲は知っていても正確なタイトルを知らないものばかりでした。で、「Sunlight」の他の曲も視聴してみたのですが、速攻HMVに注文!!5曲だけのアルバムですが、それはそれはヨダレの出そうな好きな曲ばかりで。このアルバムが出たとき、私はまだ11歳で、ハービー・ハンコックなど知る由もなかった。それを教えてくれた西脇さんにまた感謝。
大好きな西脇さんの曲「Do Not Leave Me」や「Eternity」は、切ないハーモニカの音色が秋にぴったりといった感じで、本当にステキでした。そんなJazzyな雰囲気なのに、BAJのスケジュールの分類はJAZZではなく「その他」。それがなぜかというと、2部最後の曲、昨年の銀座駅のときに聴いてぶっ飛んだ「ハンガリーの救急車」こと「Hungarian Ambulance」のような、超早ロックも演奏されるからなんだと思います。ほんと「すごい」としか言いようのない、すごい曲なんです、これが。でも最後がこの曲だととても盛り上がるので大好きです。小森さんのロック・テイストのドラム全開!ツーバスをドカドカやっていたのもこの曲だったと思います。
大盛り上がりのうちにメンバーのみなさんが私のすぐ横を通って引き上げて行かれます。そしてアンコール。
「心を込めてお送りします」との言葉どおり、西脇さんの曲「Sylph」、温かいハーモニカの音色に思わず涙がこぼれました。何て素敵な音楽を作る人なんだろうと。笑わせたり、感動させたり、また盛り上げたりと、サービス精神のかたまり!メンバーのみなさんがそれぞれクローズアップされるように持っていくなど、バンマスとしての器の大きさを感じました。
また行きたいです。次回もぜひ土曜か日曜にお願いします!!(と、わがままを)
まず最初、西脇さん、ドラムの小森啓資さん、ベースの"JINO”日野賢二さん、ギターの渕上”フッチー”祥人さんの4人が登場。謎の大物ピアニスト、セルゲイ・ザルチンスキー氏は、西脇さんの華々しいアナウンス&4人の演奏するカッコイイ入場テーマにのっての登場。黒いマスク、赤と黒のマントに身を包んだセルゲイ氏を最初見たとき、
「んんん、これって塩谷哲さん?」
ただマスクから見えるのは目、鼻、口だけで、「塩谷さんはもっとかっこいいはずだから、全然違う若手ミュージシャン?」でも始まった1曲目「Living For The City」でBAJ所有Fender Rhodes!(Rhodes大好きなのでうれしかった~)を中腰で弾きまくる姿がやはり塩谷さんと重なるのでした。1曲目の間中悩んでしまった。
「2部の間中ずっと覆面も気の毒なので」ということで、ここで素顔が明らかに。バッと覆面を取った瞬間、
「やっぱり塩谷さんだ~~!!ぎゃ~~(心の叫び)」
ダンナさまは「大物ピアニストで考えられるのは塩谷さんくらい」と言い当てていましたが、西脇さんのブログのお写真で見た何かオカマチックな座り方やイメージと違う服装で、私には想像がつきませんでした。それだけにこれはもう超うれしいサプライズ!今回座席は「西脇さんとJINOの良く見える席」をお願いしたら、何とJINOのド真ん前。あまりに前すぎて顔を見るのも恥ずかしい。塩谷さんとわかっていたら、ピアノの手元の良く見える席を頼んだのにな~と、何てわがままな客。とにかく今は自分の中でジャズピアノ・モードが炸裂しているので、塩谷さんのピアノを久々に聴くことができて、本当によかったです。2曲目「塩谷くんのHなピアノ」(by西脇さん)から始まる曲「Save It For A Rainy Day」、もううっとりで、ライブ終了後しばらくは塩谷さんにメロメロ状態でした。
ついSALT話が長くなりましたが、今日の主役は西脇さん。1曲目から叫ぶようなハーモニカでノリノリです。トレードマークのドレッド・ヘアにニット帽、コム・デ・ギャルソンの花柄Tシャツという相変わらずオシャレなスタイル。シンセは2段積みで上がRoland VーSynth(手をかざすと音が変化するという代物)、下がやはりRolandのX8という機種でした。(Fantomシリーズというもののようです、暗がりでよく見えず)演奏はもちろんのこと、今回のライブで特に印象に残ったのが、南アフリカでの製品紹介のデモ演奏を、スライドショーと平行してやってくださったこと。ベースのサンプリング音を使っての、JINO顔負けのバリバリチョッパー演奏や、昔のヴォコーダーを思わせる、声をシンセ音に変換させる機能を使っての「一人ボヘミアン・ラプソディ」など、それはそれは見事なパフォーマンスを見せてくださいました。一見シンセを使った遊びのように思えるけれど、その完成度の高さといったら、さすがRolandシンセのデモ演奏で世界中を回っていらっしゃるお方。さすがです。
あと、バラエティに富んだカヴァー曲にもびっくりしました。1部の最後、渕上祥人さんが昔出されたボーカル・アルバムのCDジャケットがスクリーンに映し出され、(西脇さんがこの日のために名古屋の中古CD屋さんで見つけたそう)その流れで「フッチーの歌、聴きたくない?」となり、始まった曲が「Play That Funky Music」。おおお~、ファンキーでカッコイイ!ナイス、フッチー!
また、2部ではJINOの昔からのファンの方が福岡から来られていて、お誕生日が近いということでみなさんからハッピーバースディの演奏のプレゼントが。こういう演出もとてもあたたかい感じがして、こちらまで何だかウレシイ気持ちになりました。そしてJINOの歌、「Come Together」。こちらはワイルドなロックテイストで、またまたカッコイイ。この曲でだったか、JINOがベースにディストーションをいっぱいかけてギターの音っぽくして歯で弾いたり背中で弾いたり、フッチーと西脇さんのシンセとで「3人ギター」をやっていたのがすごかった。
センスの良さが感じられるカヴァー曲、まだあります。西脇さんはクロマチック・ハーモニカの巨匠、トゥーツ・シールマンスにも認められたほどの方にも関わらず、ご本家のカヴァーは今までやってこられなかったそう。ただ
「もういい歳になったからやってもいいかな、と」今回初めて選ばれた曲が、ジャコ・パストリアスの「Three Views Of A Secret」。肩の力が抜けた感じの大人の雰囲気で、とても心地よかったです。
また、私の中ではこの曲を聴けたことが1番の収穫でした。ハービー・ハンコックの知らない曲でしたが、例のヴォコーダーっぽい機能を使っての西脇さんのヴォーカル曲。もう何ていうか、漂うような気持ちよさというか、昨年の銀座駅でのライブで演奏された「The Christmas Song」の感じと似て、ハーモニーがきれいでJazzyでオシャレで。まさに女性ファン泣かせとでも申しましょうか。調べてみたところ78年発表のアルバム「Sunlight」の1曲目「I Thought It was You」でした。今はパソコンですぐ調べられて便利です。実は他のカヴァー曲も、曲は知っていても正確なタイトルを知らないものばかりでした。で、「Sunlight」の他の曲も視聴してみたのですが、速攻HMVに注文!!5曲だけのアルバムですが、それはそれはヨダレの出そうな好きな曲ばかりで。このアルバムが出たとき、私はまだ11歳で、ハービー・ハンコックなど知る由もなかった。それを教えてくれた西脇さんにまた感謝。
大好きな西脇さんの曲「Do Not Leave Me」や「Eternity」は、切ないハーモニカの音色が秋にぴったりといった感じで、本当にステキでした。そんなJazzyな雰囲気なのに、BAJのスケジュールの分類はJAZZではなく「その他」。それがなぜかというと、2部最後の曲、昨年の銀座駅のときに聴いてぶっ飛んだ「ハンガリーの救急車」こと「Hungarian Ambulance」のような、超早ロックも演奏されるからなんだと思います。ほんと「すごい」としか言いようのない、すごい曲なんです、これが。でも最後がこの曲だととても盛り上がるので大好きです。小森さんのロック・テイストのドラム全開!ツーバスをドカドカやっていたのもこの曲だったと思います。
大盛り上がりのうちにメンバーのみなさんが私のすぐ横を通って引き上げて行かれます。そしてアンコール。
「心を込めてお送りします」との言葉どおり、西脇さんの曲「Sylph」、温かいハーモニカの音色に思わず涙がこぼれました。何て素敵な音楽を作る人なんだろうと。笑わせたり、感動させたり、また盛り上げたりと、サービス精神のかたまり!メンバーのみなさんがそれぞれクローズアップされるように持っていくなど、バンマスとしての器の大きさを感じました。
また行きたいです。次回もぜひ土曜か日曜にお願いします!!(と、わがままを)
シークレットで塩谷さんはすごい嬉しいですね♪
私はつい最近、西脇さんをDVDで初めて観ました!
(この話は私のblogにupしました)
手をかざすと音が変わるシンセなんてあるんですか!ひょえ~。
シンセの世界は、わたしの知らないことだらけ。
音楽もバラエティに富んでいるようで楽しそう。
西脇さん、私も今後チェックします!