関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

アレンジやミックスダウンやマスタリングってすごい

2012年07月18日 16時46分52秒 | 音楽
ええっと、アレンジは編曲ですよね。同じ曲でもアレンジ次第でがらりと雰囲気が変わるもの。

で、ミックスダウンというのは、楽器それぞれの音のバランスや音色、タイミングなどを調整して、一つの楽曲として仕上げる作業。そこにはエフェクトなんかも入って来るので、とてもダイナミックだったり繊細だったり、楽曲としてのイメージも加わって来ます。

で、マスタリングというのは、1枚のアルバムに仕上げる時の音量や音圧、カラーを統一させるために手を加える作業。

どれもとても大事な作業で、言ってみたらこれを全部うまくできて、かつ個性的なカラーを持っている人が、キーボードマガジンのアレンジコンテストで優勝できます。

う~ん、そう考えると、私はこれらにおいてまだまだ未熟です。ソロピアノのアレンジはある程度できるけれど、バンドタイプの曲の個性的なアレンジとなると、やはり難しいものがある。

先日、sattonさんからとても良い音にミックスされた音源が届きました。2年前のジョイントライブのために作った「osaka sunday walkin'」のデュオバージョン。鍵盤ハーモニカとピアノだけのものなのですが、意外と温かな感じが出て、気に入ってます。家の電子ピアノで弾いたMIDIデータをパソコンで送ると、sattonさんの持っているいい音のピアノ音源にチェンジしてもらえるので、まるでグランドピアノで弾いた音のようになるんです。

そして今日、アレンジもお願いしている1曲の、ほぼ完成に近いミックス音源が、岸本先生から送られて来ました。クリアな音とパンチの効いたアレンジ、プロの手にかかるとこうも変化するものなのか、という驚き。いやはや、脱帽。

よくボーカリストの方がアルバム制作を語る上で「予想もつかないアレンジやマスタリングによって、がらりと印象の違う曲になった」とおっしゃっているのが、よくわかりました。素材自体が良いものである事は当然ですが、その味付けもものすごく大事だということ。その部分を熟練の方々にお願いできるのは、ほんとありがたいこと。

素晴らしいシェフのみなさんに関わっていただいて、徐々に完成に近づいています