明日は小曽根真さん

最初に小曽根真さんの存在を知ったのは、たぶん1983年に全米デビューをされた頃だと思います。神戸のご出身なので、関西の地方ニュースなどで取り上げられていたんだと思います。
昔聴いていたのが懐かしくて、1990年発表の「PARADISE WINGS」というアルバムを買ったのは去年のこと。聴き返してみるとどの曲もよく関西のテレビ番組のBGMに使われていました。ジャズから最近ではクラシックに傾倒されている小曽根さんからはちょっと想像がつかない、ライトなフュージョン・アルバム。何とMALTAプロデュースでした。

ここでも何度か書いていますが、今から10年ほど前に「OZ MEETS JAZZ」の公開ライブで私のリクエスト、ビル・エヴァンスの「My Foolish Heart」をメールを全部読んだ上で弾いて下さり（当時頂き物のお風呂ラジオで番組を聴いていて、その事を冒頭に書いたのが功を奏したようで、ライブ会場がウケたのもうれしかった）大感激したのでした。その後池袋HMVのインストア・ライブでちょこっと生演奏を聴いてからは、いつも行きたいと思いつつなぜかライブに行く機会がありませんでした。

全てのCDを持っているわけではないけれど、時々CDを買います。一番好きなのはソロ・ピアノの「Falling In Love, Again」（2007年）私が弾いているAIの「STORY」の原型は小曽根さんのアレンジなんです。この曲はこのアルバムで初めて聴いて、その後マサ小浜さんがAIさんのツアーのギタリストをされた関係で大好きになりました。
最近買ったのはビル・エヴァンスのトリビュートCD「PIANIST～ワルツ・フォー・ビル・エヴァンス」小曽根さんの他にチック・コリアやハクエイ・キム、山中千尋、大西順子、上原ひろみ（チック・コリアとのコラボ）という素晴らしいピアニストの演奏が収録されていて、このところの私のヘビロちゃんです。

明日はソロ・ピアノ。どんな曲を演奏されるのかなあ。できればジャズが思いっきり聴きたいなあ。ライブは何と6月のAzymuth以来