フィーバーFEVER！！

いや～、もう今回も最高です！TRIXの7枚目のアルバム「FEVER」

まずジャケットが凝ってます。おもて面は金貨チョコレートのパッケージがスロットマシンになってたんですね。このお菓子、ライブで売って欲しい～～！
そして歌詞カード。何でこんな複雑な折り方なんだろう、とパタパタやっていると・・・。おお～～、セブン！そしてうら面の4人がジャンプしている写真がとってもカッコイイ！（須藤さんがうつってるよく似たジャケットのCDがうちにありました(笑)）
そしてそしてお約束の中面は・・・。くくく・・・。よくあるよくある！大笑いしてしまいましたヨ。須藤さんサイコ～。

曲はといえば「パワフル系」「しっとり系」「面白系」がはっきりしていてとってもいいです！
1曲目「STAR」はポップな中にちょっと哀愁と和風テイスト漂うシンセリードが「これぞTRIX」といった感じ。ああ～～、やっぱり私の中のSTARといえば窪田さん。

2曲目「Delight」は「これは誰のCDやったかいな」と思わせるイントロ。私の中では「タンバリンの曲」として定着しそうです(笑)

3曲目「Band Navigation」はラジオ番組を録音したのも何回も聴きましたが、カッコイイし面白いんだけど、今日iPodで聴いたらドラムのよれてるところ、リアルに酔いそうになりました(笑)あとひずみ過ぎのギターもヘッドホンで聴いたら死にそうになるのかと思ったら、イヤな周波数はちゃんとカットしてあったので「ほほ～」と感心してしまった。そりゃあ耳をつんざくようなCDなんてあっちゃいけないですもんね。そのへんはちゃんと処理してあるのね、とプロの技に妙に納得。

4曲目「THE COIL」これぞTRIX！ふたたび(笑)人気のある曲の要素をぎっしり詰め込んだ、そんな感じの曲。ライブで盛り上がりそう～。

5曲目「ジョイちゃん」わたしはてっきりジョイちゃんはまだ生きているんだと思っていたんですが、JAZZ LIFEを読んでもう死んじゃったワンちゃんなんだと知り、最初にこの曲を聴いたとき涙が出てしまいました。何とも優しくてきれいな曲で、今までのバラードとはちょっと趣きも違って、平井くんのギターがスパイロジャイラっぽく聴こえました（今回のアルバムの平井くんのギターサウンドは何だか大人っぽくてステキ！！）イントロが昔ラジオで録音してよく聴いていた洋楽の曲に似てて（その曲でも後ろで鳥が鳴いてて転調してました）寂しいけれど思い出はあたたかい。そんな誰もが持っている気持ちが表れたいい曲。う～～、泣ける。

6曲目「Smile.」はきのう初めて聴いたときは、まだ何の曲がモチーフになっているのかわかりませんでした。何度も聴いてゆっくりと謎解きを楽しんでいたら「なんだろう、この和風なコード進行は。昔やってた♪パッとサイデリア～のCMかな～」「もしやこれは私たちの連弾のレパートリーで、お年寄り向けライブ御用達のあの曲では？！」「間違いない！！小道具もタイトルも！！」順番に謎が解けてとっても楽しかったです。よくよく聴くとほんとあのフレーズもこのフレーズもちゃんと使われていて素晴らしいアレンジ。須藤さんすごい！そっかー、こうやってアレンジするんだなー。何かすごく勉強になる曲です。とにかく明るく楽しくて、ライブで聴くのが楽しみ～。

7曲目「Gemma」う～～、一言。この曲大好き窪田さんのこの曲はハマりました。バックに流れるうねるシンセ。たまらない疾走感。やっぱり窪田宏さんは神様です。ものすごく元気が出る1曲。

8曲目「流離」さすらいと入力して変換したらこの字が出ました。これでさすらいと読むんですね～。新曲として春のツアーで演奏されていたこの曲。良いです。ステキです。「ドミノライン」をほうふつとさせる感じが好みです。熊谷さんの曲以外誰の曲でもない、熊谷カラー満載の曲。

9曲目「Sudden」ほんとタイトル通り思いがけない！！ひねくれたコードやコード進行の多いフュージョン界において、こんなに明るく素直な曲を書けるのは平井武士先生しかいません！これもTRIXの一つの大きなカラー。やっぱり1枚のアルバムには色んなテイストの曲があるのがウレシイもの。

10曲目「Christmas Flower☆」言わずと知れた熊ちゃんのソロアルバムの代表曲。最初に聴いたとき、原曲に忠実な音づかいのように思いました。この曲はほんとステキないい曲なので、こうしてTRIXの曲として生まれ変わったことで、ライブでも聴けると思うとうれしい限り。季節でなくてもクリスマス♪いいですよね。早くライブで聴きた～い

この2日でもうかなりの回数聴きました。TRIXのアルバムは聴けば聴くほど好きになります。TRIXのアルバムほど、何度も聴くCDは他にはないです。やっぱり愛してるからかな～