Seawindに感動・・・

きのうは初めてビルボードライブ東京に行って来ました。東京ミッドタウンに行ったのも初めてで、大人のオフィス街を歩いてちょっといい気分に。非日常を味わった～。

さて、ビルボードライブ、ミッドタウンの4階にあり、ステージの後ろが大きな窓になっていて開放感たっぷり。
写真は4Fカジュアルシートから見たステージ。上から見渡せてなかなかグーでした。3Fあたりのステージ真正面に、エリック宮城さんと思しき方を発見。やっぱりミュージシャンの方も、この世紀の一瞬を見逃せないというわけですね。

ライブはもう感動感動でした。約30年前にラジオで聴いて大好きになったあの頃が思い出されて、涙が止まりませんでした。赤いサテンのパンツスーツに身を包んだポーリンが、時々上を見上げて歌ってくれると「ポーリンと目が合った！」と心の中は大はしゃぎ。メンバーのみなさんは、つるつるの方あり、白髪で真っ白の方ありで、かなりの平均年齢と思われるのですが、いぶし銀のようなその演奏は素晴らしくて「歳を重ねるって素敵だな～」と改めて思いました。特にキーボード＆サックスのラリー・ウィリアムスが超カッコイイ！ピアノはバリバリだし、シンセ・ソロもとってもなめらかで素敵。サックスももちろん上手くて、どちらが本業なの？と思ってしまいました（うちにサックスで参加しているリー・リトナーのビデオがありました）

私は基本的にライブは「よかった～」でしめたいのですが、今回ちょっと残念だったのが、大好きなバラードを聴きながら、30年前の夏の夜の感覚にひたって涙していた時、客席から大きな声がして

「え？この曲のこのタイミングでこのかけ声？」
と思ったら、涙が引いてしまった
う～ん、声援はメンバーにとってはうれしいと思うんですが、やっぱりTPOを考えて、ノリノリの曲のときにいっぱいかけて欲しいな～と思いました。

昔、ジャズボーカルのコンサートで、ロングトーンで歌っておられる最中にフラッシュをたいた人がいて、何とそのボーカルの方の歌が途切れてしまったんです。その人の1回きりの行為が、会場全体を残念な空気にしてしまうということを、怖いほど思い知った出来事でした。でもライブというのはそういうハプニングもありつつ、やっぱり素晴らしいものだと、今回のライブを観て心から思いました。
この歴史的瞬間に立ち会えたこと、本当に行けてよかった。この機会を与えてくれた全ての人に感謝します。そしてそして

Seawindのみなさん、本当に素晴らしいライブをありがとう