やっぱりピアノが好き

思うところがあり7月の公民館でのピアノ・ライブで、自分にしてはちょっとハデ目な曲を演奏してみようと思い、普段めったにやらないグリッサンドを何度か続けてやったら、右手親指の皮がちょっとむけてしまいました。ははは

きょう本屋で、ピアノ雑誌に載っている塩谷哲さんのインタビュー記事を読みました。CDが売れるための曲作りや、ピアニストとしての位置づけみたいなものに疑問を持たれていたそうで、そんな時小曽根真さんと出会って、技術的なことではなく、自分が表現したい音がいかに出せるかが重要なのだということに気付かれたんだそうです。
私にとっては塩谷さんも小曽根さんと同じくらいすごい人なのですが、そんなプロをもうならせる小曽根さんは、もう雲の上の人くらいすごい。以前出演されたテレビ番組で「マック・ザ・ナイフ」のメロディとコードを、とてもシンプルに弾かれていて、でももうそれだけで温かな小曽根サウンドになっていたのに驚きました。

技術は十分あるけれど、それを表に出さずして、簡単な曲を素晴らしく心のこもった音で弾く。そんな風になれるといいなあと思います。そのためには、基本的な技術を今一度見直す必要がありそうです。う～む。