関西人のつぶやき

ジャズピアノプレイヤーmatsucofの音楽と日常

♬初心者ジャズピアノ教室♬

場所はさいたま市見沼区の自宅。コードや簡単な耳コピの仕方など、それぞれの方のレベルに合わせて、丁寧に教えます。珍しいヤマハの木目グランドピアノで、好きな曲を弾いてみませんか?左の「メッセージを送る」からお問い合わせ下さい。

ナニワ~~な感じ

2007年05月23日 13時21分02秒 | 音楽
さきほどHMVから「NANIWA EXP 30th」が届き、さっそく聴いています。1曲目の「El Drado」、うれしくて思わず笑ってしまいました~。それぞれの楽器の音(この曲では特にギター)、そして解散直前のアルバム「サイレント・サバンナ」でのポップ・フィーリングに通じるものがあり、私の好きな「ナニワ~~」って感じです。う、うれしい・・・
再結成後に発表されたアルバムは、どんどんちょいワルオヤジっぽく?男っぽさを追及した感じになっていって(今聴いている間にも、どんどんディープな方向に・・・5曲目の「Sons of Sun」のキャッチーさにホッとしたのも束の間、8曲目「Vacuum Vox」では激しいバトルが展開されてます、ほんとに吸い込まれそう)今作もやはり、かなりすごいです。
9曲目の「Days and Nights in Rio」は素敵なボサノバ・タッチの曲。10曲目「Love No Limit」もチキンシャックを思わせるメロウでロマンチックなナンバー。派手なジャムも落ち着いたシックな曲も何でもできちゃう。ああ、大人の男の音楽だ~、カッコイイッ!!・・・と思っていたら、なんか不思議なグループサウンズみたいな曲も入ってるし。(加山雄三みたいな赤面のセリフ、「誰が言うてんねん!」とツッコミつつ見てみると、どうもドラムの力哉さんが言っておられるような・・・。力哉ファンならこんなこと言われたら失神ものかもそれにしても力哉さんてこんな声だったかな~?)
最後の曲「Go 4 It!」も全然ナニワっぽくない、明るいポップな曲でした。う~ん、通して聴いてみて何ともバラエティに富んだ、30周年にふさわしいアルバムです。
ツイン・キーボードが魅力のバンドだっただけに、今作から青柳誠さんが離れてしまわれたのは残念ですが、もう1枚の昔の曲の未発表音源と、力哉さんのドラマー20周年ライブのDVDには出演されていることと思うので、これからそちらを楽しみたいと思います。おっとその前にピアノの練習もしなくては~。6月のミニ・コンサートまで1ヶ月を切ったというのに、なぜかFantomにさわれずにいます。もっと仲良くならなきゃだめなんですが・・・。