時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

高齢者の運転 番外編

2024-07-19 14:19:52 | 日常
高齢者の運転が社会からのパッシングのそれから!
と思った時に春ごろにみたニュースを思い出した。新幹線の喫煙ルームの廃止。
1964年に東海道新幹線が開業で当時は禁煙車はなくて、すべての席でたばこが吸えました。
1976年にたばこが吸えない禁煙車が登場でこだま号の16号車が禁煙に、わずか1両だけでした。
1986年に自由席だけだった新幹線の禁煙車が指定席にも拡大され禁煙車が合わせて4両になった。
2000年頃は禁煙車が多く、喫煙車が少なく当日の指定席は買えなかった記憶がある。
2007年に運行を開始したN700系では「喫煙ルーム」が設置され、座席は全席禁煙に。
2024年春、その喫煙ルームが廃止されることで新幹線の開業から60年の歴史で初めて、すべての車内でたばこが吸えなくなりました。

喫煙ルームの廃止は利用者が少ないからの廃止ではない、法律で禁止されているからでもない。
喫煙する利用客は多い喫煙ルームを増やして欲しいという要望が多く寄せられていたのではないかと推測する。
しかしJRは喫煙ルームを廃止とした。
東京-新大阪に乗った時に新横浜を過ぎた頃、タバコが吸いたくなり喫煙ルームへ、既に満室で入り口には一人の男性が待っていた。
席に戻ろうかと思ったがタバコが吸いたいので待つことにした。
3分ほどで一人、5分ほどで一人出てきて喫煙ルームに入ることができた。
新大阪に近づいてきた頃にタバコが吸いたくなり再度、喫煙ルームへ、数人いたが直ぐに入ることができた。
入って驚いた、室内の床はタバコの灰と靴跡でまだら模様になっている。
室内の隅には缶コーヒーの缶が放置され、灰皿スタンドには吸い殻と空き箱が押し込まれるように乗っている。
喫煙者のマナーの悪さが集約されている気がした。
新大阪が終点なので折り返し運転となる、停止時間は約10分で車内清掃を1両あたりに1人、わずか7分で完璧に整えるが話題になったが、この汚れた喫煙ルームが7分で清掃できるか心配になった。
JRのコンセプトは、安全、正確、清潔、で喫煙はこれまで大きな課題だったが、喫煙ルームを廃止する決断を社会の後押しでクリアすることが出来た。

喫煙問題の対策としては吸う人と吸わない人を分ける分煙で充分だと思ったが、喫煙者への社会からの圧力は喫煙禁止まで追い込んだ、この社会的圧力は矛先を変えて高齢者の運転に向かうだろう。


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