時の流れの中に!

少子高齢化の中で高齢者はどう生きて行けば良いのか。

免許更新高齢者講習 その後

2024-05-26 10:13:51 | 日常
高齢者講習の運転実車に段差乗り上げがある。これは昔の免許試験実技にはなかった。
「アクセルとブレーキの踏み間違い」の事故から素早くブレーキが踏めるかを確認するためだろう。
段差:縁石の前で停止してアクセルを踏み段差に乗り上げ、直ぐにブレーキを踏み停止する。
これを高齢者講習に来ているほとんどの人はクリアするだろう。
咄嗟の判断が必要ないからアクセルからブレーキといつものルーティンとして行えば良いから失敗しない。

アクセルとブレーキの踏み間違い、交通事故の度によく聞く言葉だが、表現がおかしいといつも思っている。
足をペダルから離していて咄嗟にブレーキを踏もうとしたが間違ってアクセルを踏んでしまったのならばこれで正しいのだが、運転中はアクセルを踏んでいるのでアクセルとブレーキの踏み間違いと表現するのはおかしい。ブレーキが踏めなかっただけ!
・危ないと思ったがパニックってブレーキが思いつかなかった。
・危ないブレーキと思ったが、足をブレーキに移動させていないのにブレーキを踏んでいると勘違いしてアクセルを踏み続けた。
これを簡潔な言葉にするのは難しいが、このどちらかが原因だと推測する。

高齢になると危ないと判断する能力が遅くなる。
危ないと判断してからの体を動かす反応能力が遅くなる。
日常の生活の中でもこんな場面に遭遇する時がある。それによってケガをしたり物を壊したりする。
こんな高齢者に試してもらいたいのが、「後出しじゃんけん」
普通のじゃんけんだが、違うのは相手が出した手を見て負ける手を出す。
車を運転している友人に試してみた。
説明しているのに、私がグーを出したら、友人はパーを出した。
人は潜在意識のなかでじゃんけんは勝つものと考えているので、人間の習性で負けることを考えていない。
仕切り直し、私がチョキを出した、微妙な間があり友人はパーを出した。
何回か繰り返した、間違うことはなかったがこの微妙な間は変わらなかった。
じゃんけんポン・ポンと出れば良いがポンからポンで数秒掛かるようでは問題があるかも。

車の運転では足の動きが問題なので、後出しじゃんけん足のバージョンを考えてみた。
じゃんけんポンで、グーは足を揃えて立ち、チョキは右足を前にだす、パーは左足を左に動かす。
少し違うのは、じゃんけんと喋る時、フェイントで足を動かしポンで形を決める。
足の形は見慣れていないので判断する必要がある。さらに反対の負けるための形を考えて足を動かさなければならない。
じゃんけんポンポンのポンから考えてポンを出すまでの時間がポイントになる。
車の時速40kmでは1秒間に11m進むので事故になってしまう。
普段と違うことをするので、頭と体の動作のトレーニングになるかもしれない。
これはまだ誰にも試していない。

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