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新型コロナウイルス 集団感染

2020-03-12 13:54:07 | 事件
『新型コロナウイルス感染症対策の政府の専門家会議は3月9日、最新の見解を発表し、「満員電車」について、条件が揃えば感染要因(クラスター)になり得ると初めて言及した。』
政府の専門家会議と言うことは、参加者は感染分野のトップレベルの人たちだと思うが、これが結論だとすれば少し心許ない。確かにこれまでにない新しいウイルスの対策で難しいこともあるが、同じウイルスのインフルエンザについて事例を検証すれば対策のヒントがあったはずである。学校の集団感染、病院の院内感染などは聞くことがあったが、電車の集団感染、企業の工場の集団感染は聞いたことがない。それは何故なのだろうか!
◇集団感染が起きる
・学校の教室は感染に配慮していない只の箱のようなもの。
・病院は感染率が高いのに対応が出来ていない建物。
◇集団感染は起きない
・電車のコンセプトは多くの人を快適に遠くへ運ぶのを基本としているが、閉鎖した空間の中で多くの人たちが密集している場合を想定して温度、換気を考えなくてはならない。
昔の列車内はタバコの喫煙も可能だった。当時はタバコを吸わない人からも許容されていたが、それはある程度我慢ができる範囲だったからだったと思う。悪い環境をいかに良くするか列車を作る時に設計する人は悩んだと思う。車内の受動喫煙をどれだけ抑えられるか、列車を改良するたびに大きな課題として伴ってくる。そんな長い温度と換気の取り組みで今の電車が快適になっている。タバコの煙の対策が今ではウイルス感染対策として効果を上げているのではないだろうか。
・製造工場は多くの人が働いている。工場では安全と品質工場をスローガンにしている。製品に異物、ホコリなどが付着しないように最新の注意を払っている。有機溶剤を取り扱っている場合は吸い込まないようにしなくてはならない。対策は床のホコリを舞い上がらせない空気を滞留させない空気の流れを良くするための換気の良い建物設計だった。
※集団感染の防止は換気だと言われている。事例のように換気への取組みがウイルス感染防止にも役立っている。

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