<龍窯・中国>



<穴(窖)窯>
穴窯の断面模型である。これをみていると北タイの中世の窯は、ここから派生したであろうと、容易に想定される。同様に龍窯もこの穴窯の発展形であろう。
北タイの中世の横焔式単室窯は、直接的には安南(ベトナム北部諸窯)の影響を受けたと考えるが、その更にオリジンと思われる映像(・・・と云っても極一部であるが)を過日見た。それは北宋・徽宗期の雨過天晴磁を焼成した汝官窯の窯址である。その窯址は小型窯で秘色青磁を焼くため、小型にして温度制御に注力したという。それが下の写真であるが、窯高さは言及なし。
写真といっても、発掘地点を図面化した映像で、Y19とかY20がそれであるが、図面からみるに単室窯である。これだけでは倒焔式か横焔式か分からないが、横焔式単室窯に見えなくもない。
横道の話はこの程度にして、やきもの公園内のほかの窯について、紹介を続けたい。
<登り窯>

日本に導入され、現在も用いられている薪投入窯。
<景徳鎮の薪窯>

やきもの公園内に復元展示されている窯は以上である。全体的印象は中途半端で食い足りない。遣るからにはもっと充実して欲しいと、勝手ながら感じた次第である。



<穴(窖)窯>

北タイの中世の横焔式単室窯は、直接的には安南(ベトナム北部諸窯)の影響を受けたと考えるが、その更にオリジンと思われる映像(・・・と云っても極一部であるが)を過日見た。それは北宋・徽宗期の雨過天晴磁を焼成した汝官窯の窯址である。その窯址は小型窯で秘色青磁を焼くため、小型にして温度制御に注力したという。それが下の写真であるが、窯高さは言及なし。

横道の話はこの程度にして、やきもの公園内のほかの窯について、紹介を続けたい。
<登り窯>


<景徳鎮の薪窯>

