世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

平戸紀行 #7 (平戸点描・1)

2016-04-22 07:51:05 | 旅行
65歳を過ぎて憧憬でもないが、平戸は長年憧れの地であった。それは司馬遼太郎の<韃靼疾風録>や陳舜臣の<鄭成功>を読んで以来のことである。
<韃靼疾風録>は、桂庄助なる架空の人物の登場から始まる。時は松浦家26代肥前守鎮信(しげのぶ:1549-1614)の代の17世紀初めの噺である。平戸には浙江・福建、それにつられてポルトガル船、更にはオランダ船やイギリス船も来て、平戸にそれぞれ商館を建てた。・・・その心象風景と云うか、妄想であろうか?何がしかの印象が広がっている。
一方、鄭成功は同じ頃、平戸は千里が浜に産まれ7歳の時、父・鄭芝竜と共に福建に移った。抗明の戦いを始めるのは、成長してからである。その何がしかを知ることができれば、有難いとの想いで訪れた。
上記の感想については、別途記事にすることとし、以下平戸点描を2回にわたって掲載する。

平戸大橋

街角

復元・オランダ商館

復元・オランダ商館内執務室

リチャード・コックス像

松浦資料博物館

ザビエル記念教会

ザビエル像

寺院と教会の見える風景


                          <続く>