世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

松浦史料博物館で見たもの

2016-04-26 16:30:02 | 日記
過日「伝言ゲームのようなズレ」とのタイトルで、”犀牛望月”についてブログに掲載しているが、それを松浦史料博物館で目にした。松浦家35代の殿様が使用した硯屏である。写真がぼやけてしましい、恐縮である。
その硯屏について、キャップションになにも記載されていないので、詳細は不明であるが、唐土からの輸入陶磁であろうと考えられる。先の記事との関連で、何ともタイミングのよいことであろうか。
更には暹羅(アユタヤ王朝)船が平戸に寄港したときの絵図まで展示されている。

姿形は中国のジャンクと見紛うほどである。所謂宋胡禄を遠路運んできたのである。アユタヤと日本には往来があったのである。ここでも暫し悠久の浪漫を感じることができた。