世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

ワンヌア窯址紀行・#2

2017-08-10 19:31:38 | 窯址・タイ

<続き>

右折が、どうも誤りとわかり引き返すことに。なぜ発掘のプロがという思いが湧いてくる。どーも20年前に発掘し、思いだしながらとのことらしい。メープリック学校の先を右折して、谷あいの田圃を横切るものと思いきや3kmほどであろううか民家が途切れるまで直進した。その端の民家で聞くとまだまだ先らしい。そのうちプロが一人のタイ人を連れてきた。やはり先ではなく戻るとのこと。

今度は大丈夫かと心配になったが、連れて来たタイ人が、その窯址の地主のところに案内してくれた。これで一安心である。地主はタノンさんと云う。そのタノンさんのバイクの先導で目的地につくことができた。谷筋の田圃を横断して向かいの山というよりなだらかな丘に入る手前に寺院がある。その寺院を右手にみて進むと、先のグーグルアースに示した地点に到達した。そこの手前は谷筋で小川がながれ、田圃となっている。そこを越えると登り坂となり、その右手がバナナ畑で、其の中に窯址があったが痕跡を残すのみで、窯の原形を留めていなかった。写真は窯址に立つ地主のタノンさん。次回掲載する窯址の紹介とともに、表採陶片の持ち帰りに同意頂いた、おおいに感謝したい。

 

                            <続く>

 


ワンヌア窯址紀行・#1

2017-08-10 10:11:07 | 窯址・タイ

北タイで唯一訪れていない窯址がワンヌアである。昨・8月9日に知人と連れ立って訪れた、その紀行文と窯址紹介である。位置については、地主の了解なしに踏み込まれては困るので、〇〇付近との紹介に留め、緯度経度の表示は控えさせていただく。

どうでも良いようだがタイ人の、その道のネットワークの凄さには舌を巻いた。今回はバンコクから知人である日本人のK氏、シーサッチャナーライからCさんとワンヌアのガソリンスタンドP.T.Tにて午前11時に待ち合わせの約束で、当該ブロガーは、これも伝手にてオウさんと呼ぶドラーバー(旧知)と一緒に午前8時30分にチェンマイを出発した。このガソリンスタンドで定刻におちあうことができた。チャーンさんがメーカチャンの発掘プロに連絡をとる間に昼食をしていると、2名の発掘プロが到着。早速ワンヌアのメープリック窯址に向かうことにした。目印はメープリック窯址の場合はメープリック学校、ワンポン窯址の場合はワンポン学校である。

今回はメープリック窯址への行程と、タイに嵌りそうになった噺である。ランパーンに向かって南下し、写真の国道(ワンヌアーランパーン国道)標識を右折する。右折するとなだらかな山越えとなる。山越えして降りたところがT字路で、メープリック学校方面へ左折すべきところを右折してしまい。暫くタイに嵌ってしまった。暫くタイに嵌り、ようやく現場にたどり着いたが、それについては次回レポートする。

                           <続く>