馬が日本列島にやってきたのは4世紀末~5世紀初で、古墳の副葬品である馬具が根拠となっている。文献上は、日本書紀・応神天皇十五年秋八月六日(425年)百済王は阿直岐を遣わして、良馬二匹を奉った・・・とある。
馬具名称については次の写真を参照願いたい。
先ずは、九博の「はにわ」展で見た埴輪から紹介する。
春日井市咲美二子山古墳出土 6世紀 春日井市教育委員会所蔵 九博にて
重文 熊谷市上中条出土 東博所蔵 九博にて
前橋市白藤古墳群V4号墳出土 6世紀 前橋市粕川歴史民俗資料館蔵
四条畷市忍が丘駅前遺跡出土 6世紀 四条畷市立歴史民俗資料館蔵
以下、『はにわ』展で見たモノ以外の埴輪から
奈良・四条1号墳出土 5世紀 橿考研所蔵
三次市緑岩古墳出土 みよし風土記の丘ミュージアム所蔵
岡山県真庭市・四ツ塚13号墳 6世紀
和歌山大日山35号墳出土 風土記の丘資料館蔵
障泥(あおり)の文様が特殊である
馬形埴輪の数は多いが、今回はこれまでにしておく。
<了>
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