福岡発那覇経由スワンナプーム行のフライトのため、福岡に前泊することにした。時間的余裕もあり福岡市埋蔵文化財センターを訪れた。
(グーグルアースより転載)
博多湾岸は、古代から中世にかけての遺物の宝庫である。奴国時代からの展示物から紹介したい。尚、ここも撮影OK であった。奴国の時代、腰機を使っていたことがパネルで表示されている。この腰機は、現在でも北タイの少数民族は利用しており、共通した世界観を紀元前後に共有していたであろう? 下の腰機はチェンマイの北チェンダオの少数民族村でみたものである。弥生時代から古墳時代にかけての遺物から土器類を中心に紹介する。最後の写真は、平安時代の白磁四耳壺である。
写真のパネルは弥生時代の土器焼き想像図である。これと同様な方法で今日も、土器焼成しているのが東南アジアである。チェンマイの南郊でも土器焼きが行われているが、未だ訪問しておらず、一度は行ってみたいと考えている。次回は元寇の頃の発掘遺物を中心に紹介する。