どうも最近物忘れが酷いようで困惑している。ワンヌア・メープリック窯址で表採した陶片に印花文が押されていた。これを初見と記載していたが、それは誤りで、過去にサワンカローク陶器博物館で、ワンヌア陶磁の印花文を実見していたことを思い出した。これが先に紹介し、初見としていた印花文で二重円圏の外側に鋸歯文を、見込み中央にはピクンの花文を印花で表現している。
上2点の写真がサワンカローク陶器博物館でみたワンヌアの印花文で四つ菱文である。これで印花文の種類としては3点(四つ菱文、鋸歯文、ピクン花文)となるが、まだまだ存在していそうとの感じがする。奥が深いと云えば深いが、今となっては体系化するのは、困難であろう。