それでは2011年度ブリード振り返りから。
大型血統挑戦1年目となる2011年ブリード。
まずはブログの立ち上げですが、あくまでも
趣味ですので結果よりも経過を重視したい。
また人とは違ったアプローチで飼育をしてみ
たい。
昆虫ジャンルのブロガーが少ないgooブログ
を選んだのもそんな理由から。
2010年12月8日が初投稿です。
当時、久留米血統ではメルリン久留米が一大
勢力を誇る久留米産地の本流。
トップブリーダー殆どの方がメルリン久留米
を所有し、私と同じように2011年度に種親と
してブリードをされていたように思います。
2009年度(2010年羽化)久留米大型羽化実績
・メルリン久留米
2009年10番ラインから86.1ミリ
2009年11番から85ミリが2頭
・マツノ久留米
2009年4番ラインから86ミリ
2009年17番ラインから86ミリ
・shimaマツノ久留米
2009年6番ラインから85.2mm
・みかん氏
2009年2A番から85.1mm
※7年度前までは85mmアップ含めたった4名。
2011年ブリードの種親ではこれらが久留米の
トップラインでしたね。
我が家もメルリン久留米2009年2番ライン
82ミリを軸に、マツノ久留米、shimaマツノ
、マサレッド氏から種虫を購入し2011年
ブリードに挑んでいます。
目標羽化サイズは83ミリに設定。
ブリード管理
・自宅マンションワインセラー飼育
・当時高田馬場にあった昆虫ショップ・
クレイジーフォレストのレンタルスペース
・実家軒下常温飼育
上記3つの管理による比較検証を実施。
餌(菌床)
・HS
・ターニングポイント特注菌床
・ターニングポイントオリジナル添加剤
やはり菌床も3つを軸にし比較しています。
2011年ブリードは手探りの中でしたが、
ターニングポイント店長のアドバイス。
また偶然にも2011年度からブログを開設し
同じ久留米大型血統によるブリードを始め
られ、しかも都内近郊に在住するブリーダー
『首都圏久留米党』のメンバーと出会い、
情報交換を行いながら楽しんでいました。
そしてけっして忘れてはならないのが、
ブリード準備を着々と進めていた2011年
3月11日の東日本大震災。
種親補強、ブログ開設とこれまで半年に渡
り準備を進めてきた2011年ブリードも中止
せざるを得ない。
自分たちだけ楽しむのは不謹慎では?
計画停電なども続き、暫くの間、自問自答
が続きました。
それでもふさぎ込んでばかりはいられない。
東北のブリーダーである虎壱さん、じろう
さんもブリードを続けられる。
最低限でも出来ることを精一杯やろう!
そう気持ちを切り替えた当時のことは今で
も良く覚えています。
またやはり偶然の必然か。
震災の翌日ですか、ちなみさんが主催する
オフ会に参加を予定していました。
後の関東大鍬形研究会ですね。
遠方のブリーダーが上京する際に、皆さん
集まってワイワイと。
私もその後6月に参加させて貰っています。
また2011年7月に次女が無事産まれました。
ブログを始めたキッカケのひとつに、次女
の成長を綴る備忘録として。
そんな目的もありました。
そして大型血統挑戦初年度となる2011年
ブリードの結果ですが、
ライン数は7ライン・飼育数は100頭弱
2本目への交換最大は30g
3本目への交換最大は32g
結果3本目への交換最大28.2gから83ミリ
が羽化しています。
1頭のみですが、掲げた目標はなんとか達成
することができました。
そしてブリード2年目へ。