団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

73歳で1歳の女の子の父親、大変だ!(苦笑)

2017-04-25 05:20:56 | 日記



写真は演出家の杉田成道さん、満1歳になる4人目のお子様です。


 中日新聞のエンタ👁というコーナーに、演出家の杉田成道さんが
「なるようになる、かな」というタイトルでエッセーを書かれていました。
杉田成道(スギタ シゲミチ)さんは、愛知県豊橋市出身で、「北の国から」を手掛けた演出家として有名な方だそうです。


 
 「あっ、立った・・・歩いた!」。
やっと満1歳になる娘。
「なんてかわいいんでしょう」と、母が頬ずりする。
だが、この家の場合は少し複雑だ。
問題は両親の年である。
父親は、当年とって73歳、すなわち僕である。
孫ではない、れっきとした娘であり、しかも4人目の子どもだ。

 前妻をがんで亡くし、どういう訳か、57で30違いの女性と再婚することになり、
それはいいとしても、ボコボコボコっと3人も子どもがたて続けに生まれた。
仕事で多忙な妻に代わり、60にして保育園や幼稚園、小学受験やら中学受験、と怒涛の
波に翻弄され、10年立ってやっと一息ついたと思ったら、また生まれた。

 72歳の子どもと言えば、徳川家康を軽く抜いて、上原謙も抜き、
チャップリンに次ぐという。
こうなるともう、博物館行きである。
一家そろってガラスの檻に入り、見物料でも取ってやろうか。
「さぁさ、お立ち会い。世にも奇妙な物語。事実は小説より奇なり」

 「いいよなあ、おまえは人生を2回生きている」と、よく人に言われる。
冗談じゃない。想像していただきたい。
僕の年なら普通は孫だ。
「かわいい、かわいい、といっても、「2時間も抱けばもう無理だ。」
と、僕の同級生は異口同音に言う。
僕は、24時間これである。
無理だろうが、腰が痛かろうが、泣きたいのはこっちだと思おうが、やらなきゃならないのである。
そのうち体は粉々に砕け、空に散って跡形もなくなる、と思う。

 「いいか、君たちが、20になるまで、どうひっくり返ったってお父さんは生きてない。
従って、親の責任など知ったことではない。
老齢の父を持った身の不幸と諦めて、勝手に生きてくれ」と、常々言うことにしている。
が、小学生はともかく中学生ともなると、もともとあなたの存在など気にしていません、
という顔をしている。
親の心子知らずとはよく言ったものである。

 毎日がこうであるから、宇宙と生物について身近に考える。
赤ん坊を抱きながら「これが生成。おれが消滅」と、呟く。
すると生成するものがあるのは当然の摂理と思う。
生まれるものと消えるもの。
この間の人生。
ならば、消えゆく人生に向かって、あるがままに生きる。
何が起きようと、ただ、あるがままに・・・・。
「人生、なるようになる」。そう、思うことにしている。


 以上です。

 73歳で4人の子持ち。
それも4人目は満1歳の女の子。
大変ですね。
でも同情はしません。
だって、57歳で30違いの女性と再婚されれば、起こりうることですから。

 まぁ、口では「親の責任など知ったことではない。
老齢の父を持った身の不幸と諦めて、勝手に生きてくれ」と言われていますが、
本心ではないと思います。
一番下の女の子が成人式を迎えられるまで、元気で長生きしていただきたいです。(笑)






徳永英明 -会いたい-
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お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。

2017-04-24 06:41:17 | 日記
 先日の中日新聞に「妻と夫の定年塾」西田小夜子さんのエッセイが載っていました。
今回のタイトルは「気まま旅」でした。


夫が亡くなった後、一人旅をする女性は多い。
志摩さんは、「一人旅」と聞くと気持ちが動いた。

 夫婦旅行も嫌いではなかったが、このごろは、夫と出かけると、
決まっていざこざが起きる。
些細なことで意見が合わず、無口で帰宅するのはいやなものだ。

 2度と旅行なんかお断り、と思っても、ほとぼりのさめた夫が
「懐かしの旧婚旅行」なんていうツァーを探してくる。
夫と死別した友達は「仲良しね」と言ってくれるが、いいことばかりではない。

 志摩さんは、楽しめない原因が分かった。
60歳を過ぎてから年を重ねるごとに、お互いわがままになっているのだ。
仕方がないことかもしれないが、疲れを癒すための旅行なのに、
疲れてしまうのはもったいない。

 旅は気楽なのが一番だ。
一人旅が面白いのは、他人に気を使わずにすむからよ、などと考えていると、
珍しく夫が提案してきた。

 「男は女に比べて旅行するのが下手だよな。
それでさ、いつものパックツァーでも、夫婦で別行動を取るのはどうだろう。
駅でパンフレットを見てる時、気がついたんだけどね。
二人でくっついているのがけんかのもとだよ。
バスを降りたら即、現地解散しよう。
バラバラで、お互い好きに行動する」

 あの頑固男がねー。
旅先でも心配していたら、夫がよその男性と笑顔で話していた。
志摩さんも仲間が見つかり、夫婦の旅は現地解散で決まり、と心が軽くなった。


 以上です。

 現地解散でお互い別行動の旅。
いろんな夫婦の旅があるでしょうが、これってなんだか寂しいと思います。
いつまでも夫婦旅行ができる訳でないです。
お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。
現地で別行動を取りたいとは思いませんね。
できるだけ夫婦一緒で行動したいです。








H264-11  掌 (1976.4.5 長崎市民会館 グレープ解散ライブ収録)
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プレッシャーをかける人が少ないから、結婚を焦らない

2017-04-23 05:24:06 | 日記
 昨日の朝 何気なくテレビを見ましたら、
NHKで「週間ニュース深読みという番組」を放送していました。

 「"生涯おひとりさま"社会到来!? どうなるニッポンの未来
今月、国の調査で50歳まで1度も結婚したことのない人の割合を示す「生涯未婚率」が男性の4人に1人、女性の7人に1人となり、
過去最高を更新したことがわかりました。 人生の選択肢が多様化する一方で、
将来的に老後に身寄りのない人が増えるため、年金や介護などが十分対応できないリスクが懸念されています。
将来の日本はどうなるのでしょうか?"おひとりさま"がハッピーになるために、できることは?深読みします。」

というテーマで

専門家
山田 昌弘さん(中央大学 教授)
藤森 克彦さん(みずほ情報総研 主席研究員)
荒川 和久さん(博報堂 ソロ活動系男子研究プロジェクト リーダー)
藤野 優子(NHK 解説委員)
 
ゲスト
ビビる大木さん(タレント)
三田 寛子さん(女優)

が、議論されていました。

 ある方が「誰もが結婚したいと思っているが、
結婚できないのが現状だ」と言われ、
「非正規社員だと年収が300万以下なので結婚できない」と話されました。
それを聞いたかみさんが、
「そんなことないよね、あなたは私より給与が少なかったのに結婚できたから」と言いました。(苦笑)
「こんな給与でやっていけるかと思ったけど、なんとかとかなったね」。

 これじゃ、私が「結婚したい」なんて、言ってはいけなかったのかなと思える言い方でした。(苦笑)
私はかみさんより給料が少ないとは思っていなかったので、仕方ないと思います。
付き合っている頃、給料の額を話すこともなかったですし、私自身普通の給料だと思っていましたので。

 かみさんが「今はプレッシャーをかける人が少ないから、結婚を焦らないわね。
私の頃は親もせっつくし、会社からは来年の採用の関係で『来年も会社にいるのか』と訊いてくるし、今ならパワハラよね。
周りの女の子は次から次へと結婚していくし、プレッシャーがきつかった」と言いました。
そのプレッシャーのおかげで、私は結婚できたようです。(苦笑)







一青窈&徳永英明_ハナミズキ.mp4
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嬉し、恥ずかし

2017-04-22 05:02:21 | 日記
 一昨日 市役所から「国民健康保険高齢受給者証」なるものが送られてきました。
来月から今まで3割だった医療費が2割になるそうです。
これにいつもの国民健康保険被保険者証を病院の窓口に出せば、医療費が2割になるとのことです。

 4月に70歳の誕生日を迎えましたので、5月から2割になることが分かっていました。
耳鼻科と歯医者は4月に行くところを、5月に延ばしました。(笑)

 70歳から74歳までの方が対象ですが、
2割になるには、2人以上の世帯で平成27年中の収入合計が520万円未満
         1人の世帯で383万円未満とのことです。

恥ずかしながら520万円以上も収入がある筈がないので、2割負担となりました。
ただし有効期限が今年の7月末の3ヶ月になっています。
ということは、平成28年、去年の収入が6月までには分かるので、また
520万円未満の方には、再度送られてくるということでしょうね。
私のところは当然大丈夫です。(笑)

 70歳で5月から2割になる人の対象は4月2日生まれ〜5月1日生まれです。
年金の支払い対象と同じようです。

 困るのはこの「国民健康保険高齢受給者証」のサイズが昔の保険証と同じサイズで
大きいことです。
3つ折りにして、縦 12、7センチ 横 9センチもあります。
今の保険証は縦 5、2センチ 横 8、6センチとコンパクトでズボンに簡単に入ります。
私はこれから暑くなるのでスポーツシャツを着るだけです。
ポケットはズボンについているだけです。
「国民健康保険高齢受給者証」のような大きなサイズだと持ち運びに困ってしまいます。
この「国民健康保険高齢受給者証」も従来の「国民健康保険被保険者証」と同じサイズで
作れば良いものをと思ってしまいます。
役人はそこまで頭がまわらないようです。(苦笑)

 75歳になれば後期高齢者医療制度になり1割負担となりますが、
団塊世代がこの恩恵にあずかることができるかどうか疑問です。(苦笑)
おそらく2割負担になるのでは?




五月のバラ 尾崎紀世彦
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生き方

2017-04-21 05:29:30 | 日記
 一昨日 夕飯を食べていますと、かみさんがジムでよく話すご婦人の話をしました。
なんでもこのご婦人のご主人は、74歳にもかかわらず東北へ単身赴任されて仕事をされているようです。
月のうち、半分は東北で、半分はこちらへ帰っていらっしゃるとのことです。
奥様はご主人が帰っていらっしゃるとジムには来られず、ご主人の世話をされているそうです。
年金はご夫婦とも一度も使ったことがなく、貯蓄されているそうです。

 かみさんが「私もそれなら優しくしてあげられる」と言っていました。(苦笑)
このご主人、社員ではないようですので請負の仕事かな?と思います。
でも74歳になっても、会社から必要とされる人材であるのは素晴らしいことです。
特殊なスキルをお持ちなのかもしれません。

 かみさんはいつまでも働いていただくとお金に困らないので、そんなご主人が羨ましいようです。
また月に半分しかご自宅に帰られないのも気に入っているようです。(笑)
その間は自由ですからね。

 私には無理です。
74歳になって、東北で働き、東北で一人ホテル暮らしなんて。
また74歳まで雇っていただけるスキルも持ち合わせていませんし。(苦笑)

 死ぬまで働く、それも一つの生き方ですが、私にはそんな生き方は到底無理です。
もともと怠け者ですから。(笑)











NSP 面影橋
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