先日の中日新聞に「妻と夫の定年塾」西田小夜子さんのエッセイが載っていました。
今回のタイトルは「気まま旅」でした。
夫が亡くなった後、一人旅をする女性は多い。
志摩さんは、「一人旅」と聞くと気持ちが動いた。
夫婦旅行も嫌いではなかったが、このごろは、夫と出かけると、
決まっていざこざが起きる。
些細なことで意見が合わず、無口で帰宅するのはいやなものだ。
2度と旅行なんかお断り、と思っても、ほとぼりのさめた夫が
「懐かしの旧婚旅行」なんていうツァーを探してくる。
夫と死別した友達は「仲良しね」と言ってくれるが、いいことばかりではない。
志摩さんは、楽しめない原因が分かった。
60歳を過ぎてから年を重ねるごとに、お互いわがままになっているのだ。
仕方がないことかもしれないが、疲れを癒すための旅行なのに、
疲れてしまうのはもったいない。
旅は気楽なのが一番だ。
一人旅が面白いのは、他人に気を使わずにすむからよ、などと考えていると、
珍しく夫が提案してきた。
「男は女に比べて旅行するのが下手だよな。
それでさ、いつものパックツァーでも、夫婦で別行動を取るのはどうだろう。
駅でパンフレットを見てる時、気がついたんだけどね。
二人でくっついているのがけんかのもとだよ。
バスを降りたら即、現地解散しよう。
バラバラで、お互い好きに行動する」
あの頑固男がねー。
旅先でも心配していたら、夫がよその男性と笑顔で話していた。
志摩さんも仲間が見つかり、夫婦の旅は現地解散で決まり、と心が軽くなった。
以上です。
現地解散でお互い別行動の旅。
いろんな夫婦の旅があるでしょうが、これってなんだか寂しいと思います。
いつまでも夫婦旅行ができる訳でないです。
お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。
現地で別行動を取りたいとは思いませんね。
できるだけ夫婦一緒で行動したいです。
H264-11 掌 (1976.4.5 長崎市民会館 グレープ解散ライブ収録)
今回のタイトルは「気まま旅」でした。
夫が亡くなった後、一人旅をする女性は多い。
志摩さんは、「一人旅」と聞くと気持ちが動いた。
夫婦旅行も嫌いではなかったが、このごろは、夫と出かけると、
決まっていざこざが起きる。
些細なことで意見が合わず、無口で帰宅するのはいやなものだ。
2度と旅行なんかお断り、と思っても、ほとぼりのさめた夫が
「懐かしの旧婚旅行」なんていうツァーを探してくる。
夫と死別した友達は「仲良しね」と言ってくれるが、いいことばかりではない。
志摩さんは、楽しめない原因が分かった。
60歳を過ぎてから年を重ねるごとに、お互いわがままになっているのだ。
仕方がないことかもしれないが、疲れを癒すための旅行なのに、
疲れてしまうのはもったいない。
旅は気楽なのが一番だ。
一人旅が面白いのは、他人に気を使わずにすむからよ、などと考えていると、
珍しく夫が提案してきた。
「男は女に比べて旅行するのが下手だよな。
それでさ、いつものパックツァーでも、夫婦で別行動を取るのはどうだろう。
駅でパンフレットを見てる時、気がついたんだけどね。
二人でくっついているのがけんかのもとだよ。
バスを降りたら即、現地解散しよう。
バラバラで、お互い好きに行動する」
あの頑固男がねー。
旅先でも心配していたら、夫がよその男性と笑顔で話していた。
志摩さんも仲間が見つかり、夫婦の旅は現地解散で決まり、と心が軽くなった。
以上です。
現地解散でお互い別行動の旅。
いろんな夫婦の旅があるでしょうが、これってなんだか寂しいと思います。
いつまでも夫婦旅行ができる訳でないです。
お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。
現地で別行動を取りたいとは思いませんね。
できるだけ夫婦一緒で行動したいです。
H264-11 掌 (1976.4.5 長崎市民会館 グレープ解散ライブ収録)