団塊世代おじさんの日常生活

夏 日本で二番目に気温が高く、陶器と虎渓山と修道院で知られる多治見市の出身です。

お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。

2017-04-24 06:41:17 | 日記
 先日の中日新聞に「妻と夫の定年塾」西田小夜子さんのエッセイが載っていました。
今回のタイトルは「気まま旅」でした。


夫が亡くなった後、一人旅をする女性は多い。
志摩さんは、「一人旅」と聞くと気持ちが動いた。

 夫婦旅行も嫌いではなかったが、このごろは、夫と出かけると、
決まっていざこざが起きる。
些細なことで意見が合わず、無口で帰宅するのはいやなものだ。

 2度と旅行なんかお断り、と思っても、ほとぼりのさめた夫が
「懐かしの旧婚旅行」なんていうツァーを探してくる。
夫と死別した友達は「仲良しね」と言ってくれるが、いいことばかりではない。

 志摩さんは、楽しめない原因が分かった。
60歳を過ぎてから年を重ねるごとに、お互いわがままになっているのだ。
仕方がないことかもしれないが、疲れを癒すための旅行なのに、
疲れてしまうのはもったいない。

 旅は気楽なのが一番だ。
一人旅が面白いのは、他人に気を使わずにすむからよ、などと考えていると、
珍しく夫が提案してきた。

 「男は女に比べて旅行するのが下手だよな。
それでさ、いつものパックツァーでも、夫婦で別行動を取るのはどうだろう。
駅でパンフレットを見てる時、気がついたんだけどね。
二人でくっついているのがけんかのもとだよ。
バスを降りたら即、現地解散しよう。
バラバラで、お互い好きに行動する」

 あの頑固男がねー。
旅先でも心配していたら、夫がよその男性と笑顔で話していた。
志摩さんも仲間が見つかり、夫婦の旅は現地解散で決まり、と心が軽くなった。


 以上です。

 現地解散でお互い別行動の旅。
いろんな夫婦の旅があるでしょうが、これってなんだか寂しいと思います。
いつまでも夫婦旅行ができる訳でないです。
お互いの感動を共有できるのが、旅の楽しみの一つだと思います。
現地で別行動を取りたいとは思いませんね。
できるだけ夫婦一緒で行動したいです。








H264-11  掌 (1976.4.5 長崎市民会館 グレープ解散ライブ収録)
コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする