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昭和14年、1939年にニューヨークで万国博覧会が開催、日本から出品されたのが富士山の巨大なパノラマ写真でした。世界の人々は初めて富士山を目にしたのです。撮影地は修善寺近くの達磨山です。駿河湾越しの富士山が雄大・・・沼津から田子の浦まで伸びる富士海岸が美しい。政府から指名を受けた撮影技師が、駿河、信州、甲州など富士山周辺を一巡し、撮影地点に選んだのがこの達磨山からの富士山でした。
だるま山高原レストハウスから撮影しました。万国博覧会に出品された写真とほぼ同じ構図です。天気予報の快晴マークを確認して2月11日に東京から出かけました。三島付近では全景を見せていた富士山ですが、撮影地のだるま山レストハウスに到着した12時には雲の中・・・その姿をふたたび現したのは午後2時でした。
1.三島駅で伊豆箱根鉄道駿豆線へ乗り換え。修善寺までの通し切符を持っていない場合は三島駅をいったん出る。スイカで乗り越しの乗客が改札口に列をなす。予定していた電車に乗り遅れ、三島駅まで乗車券を購入しておけばと後悔。
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2.修善寺駅は改築中。駅隣りが東海バスの伊豆各方面への路線のターミナル。戸田行き11時30分に乗る。
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3.30分でだるま山高原レストハウスに着く。晴れ間はあるのだが、富士山は雲に隠れている。
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4.富士山が姿を現すことを期待して、伊豆山稜線歩道Izusanryosen Trailを歩く。レストハウス脇から標識にそって登る。
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5.達磨山を代表するくま笹・アセビ・マメザクラの植生が目を楽しませてくれる。アセビのつぼみが赤らんでいる。5月頃に白い花を咲かせるだろう。
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6.天城山の遠景を楽しむ。
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7.伊豆山稜線歩道が達磨山の山頂まで延びる。
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8.まるでスキーダウンヒルコースのような伊豆山稜線歩道が金冠山に伸びている。
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9.金冠山頂上。富士山がようやく姿をみせる。午後になり雲が消え、富士山だけでなく南アルプスの稜線も白く輝いてもいる。
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10.安政地震の津波で遭難、沈没したロシア艦船の代船を建造した近代造船発祥の地・戸田が眼下に見える。
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11.同じ道をレストハウスまで戻り、冒頭の写真を撮影。
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○ウオーキングは戸田峠からスタート、だるま山高原レストハウスで終えます。
A.戸田峠・・・金冠山分岐点・・・だるま山高原レストハウス(約1時間)
B.戸田峠・・・金冠山往復・・・だるま山高原レストハウス(約1時間半)
C.戸田峠・・・達磨山・・・戸田峠(約2時間)
健脚向けには次のルートを追加します
D.だるま山高原レストハウス・・・梅林・・・修善寺温泉(約3時間)
○ 東海バス時刻表を必ずチェックしてください。
http://dia.tokaibus.jp/OrangeGuide/pc/naviSearchTop.do
△利用できるバスは往路は実質次の2便だけです。
修善寺9:15→9:44戸田峠 修善寺11:30→11:59戸田峠
△帰路も2便だけです。
だるま山高原レストハウス12:23→12:50修善寺
だるま山高原レストハウス14:43→15:10修善寺
△夕日に映える富士山を見るなら・・・
だるま山高原レストハウス17:23→17:48修善寺
だるま山高原レストハウス18:53→19:18修善寺