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新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

またカタカナ語の批判を

2018-03-08 07:55:38 | コラム
中林美恵子・早大教授は「セキュリティー」と言われた:

トランプ大統領のご登場以降、多くのテレビ局と言っても感覚的にはテレ朝が圧倒的に多いが、この国会議員も経験された華麗なる経歴の持ち主である中林美恵子・早大教授は頻繁にテレビに出られて、米国とアメリカ政府というかトランプ政権の解説をされている。上智大学の前嶋教授とともに言わば花形の感が深い。Wikipediaによれば、中林教授はワシントン州立大学(少し紛らわしいが略称WSUであって、同じ州立でもシアトルにあるワシントン大学“UW”とは別個の存在)のご出身であるようだ。

本8日朝にテレ朝で、もしかしてアメリカとDPRKの対話の時期が迫ったかの感がある時期に、トランプ大統領が talkの可能性があると例によって Twitterに述べられたことを捉えて、中林教授がtalkとdialogueとnegotiationの違いを解説しておられた。その経験と学歴からして、この程度の言葉の解説は簡単なことだろうかと思って拝聴。確かにtalkはたの二つと比べれば軽いが、DPRKを入れての「六者会談」は Six party talksだった。ではあれはお手軽な討論会だったのか。

だが、私には極めて腑に落ちないことが中林教授のカタカナ語の使い方にあるのだ。それは私が最も忌み嫌う原語に不忠実なカタカナ表記の一つである「セキュリティー」を平然としてお使いになる点だ。アメリカで大学に学ばれてPh.D.の取得者で上院の仕事までされた方が、普段からアメリカで securityを「セキュリティー」と発音しておられたのだろうか。それはないだろうと思う。

アメリカの政界の事情と内情をあれほど的確に解説されるのであれば、せめて大学の先生としてカタカナ語の不備を突くことくらいを、私は言って欲しかったのだ。即ち、「セキュアラテイー」が本当だと訂正して頂きたかったのだ。もしかすると、それを言い出せば他にも訂正を要するカタカナ語が無数にあるではないかと言われそうだが、仮初めにも中林美恵子氏は大学の教員である。この程度のテレビ局の用語の過ちに妥協されていたのを私は看過できない。

それでなければ、教授はテレビ出演の為には妥協せざるを得ないのだろうか。何処かの通信社が普及させたのかは知らないが、テレビ局はおかしなカタカナ語を何の恥じらいもなく濫用している。一流大学を経てきたはずのアナウンサーたちは、平気で majorを「メジャー」と言っている。これがおかしいと感じないような英語教育を受けてきたのだろうか。それともテレビ局たちは「何とかハンドブック」への準拠を固く命じられているのだろうか。私は嘆いて、諦めている。


3月7日 その 野球の話

2018-03-07 17:40:46 | コラム
冷静な評論家は語る:

少し堅い話を続けたので、軟化しようと考えた次第。

大谷翔平:
私はスポーツ関連のマスコミが持て囃すほど大谷君の immediate future は明るいものではないかも知れないと一人密かに危惧している。それは、確かに彼には類い希なる素質はあるが、如何せん彼が望んだのか栗山監督が判断を誤ったのか、二刀流などという奇っ怪なことを何年もやっていたので、現時点では「虻蜂取らず」に限りなく近い出来上がりかと懸念している。

私は打者としてはあの「しゃくり上げるような打法」では「あの球種をあれだけ巧く打たれては」と言っても良い次元にはまだほど遠く、素質だけで遠くに打てていただけの左投手の外に流れるスライダーに弱いというような欠陥が多い打者だと断じていた。現に、張本勲は「あの程度の打者は米国に行けばいくらでもいる」と手厳しかった。

投手としても確かに時速165 kmは出たが、空振りは取れていなかった。それではダメで、現にMLBでは「速球が動かない」との批判が早速出ていた。即ち、彼の地では一般的である moving fast ball ではなく、ただ単に「ズドン」と速い球がいっているだけの次元の投手だという危険性が残っているという意味だ。MLBだけではなく、NPBでだってただ早いだけでは通用しない時代になってきつつある。後は Angelsの監督・コーチがどう判断するかに懸かっていると見る。私の見方が杞憂に終われば良いのだが。

侍ジャパン:
以前にも批判したが、私はこの時代錯誤のような名称は好まない。故篠竹監督は日大フェニックスを「侍フットボール」と呼称されたが、何十年も昔のことだ。その頃の感覚を真似てどうする。私は先頃の稲葉新監督の指揮する対オーストラリアの2試合をほぼ全部に近く見ることは見た。感心しなかった。それは稲葉の指揮官としての経験不足もあったのだが、唯々勝ちを急いだ功名心に駆られたかの如き小さく纏めた試合の進め方には魅力を感じなかったからだ。

如何に何でも初回から無死走者一塁で高校野球ではあるまいに、2番を打たせた菊池にバントはないだろう。それほど小細工をしてまで勝ちを急ぐほどの相手かどうかの判断を焦っていては、見ている方には面白みがない。打たせてみて相手の守備陣形の動きを見る等の作戦を立てられなかったのかと問いたい思いだった。また、幾ら2020年を見据えたとは言え、余りにも無理な選手の選び方をしていたのも気になった。それが阪神の大山であり、広島の西川であり、ソフトバンクの上林等である。

読売の菅野と坂本も外されていれば、意外性があるソフトバンクの松田も入れていなかったのは確かにオリンピック対策なのだろう。だが、解説者からもアナウンサーからもその辺りに言及がなかったのは、彼らの不勉強かと思った
。また、肩が強いというだけの甲斐と小林を入れていたのも理解に苦しんだ。リードという点から考えれば、楽天の嶋を入れておくべきかと感じた。だが、ここで稲葉を断定的に評価するのは時期尚早だろうとは思う。しかし、あれでは前任者の小久保と変わらない程度かと思う。

イチロー君:

私にとっては馴染み深いシアトル・マリナーズに決まったようなのは結構だと、一応は思う。だが、MLBで功成り名遂げた彼が補欠扱いでプレーを続ける気持ちと気迫は解らないでもないが、もう好い加減に辞めてアメリカのNYでもフロリダでも、シアトル郊外の湖に浮かぶ最高の住宅地、マーサー・アイランドに買ってあると噂に聞きた家ででも、悠々自適で過ごされた方が良いのではないかと思えてならない。

未だ未だ続ければ、それでも安打数も増えるだろうが、リタイヤーして悠々と第2の人生というか新たな生き甲斐を見出す米国流のリタイヤー後を楽しんでは如何かと提案したくなる。彼らは「リタイヤーを待ち焦がれている」し、引退すれば「お目出度う」と祝福されるのだ。

私は人生は彼の人生も野球だけではあるまいと考えている。それに彼ほどの盛名と名声があれば、新たな生き甲斐などいくらでも見つかると言うよりも、向こうから転がり込んでくるのではないだろうか。上原浩治にだって同じことが言えると思う。大体からして読売などに復帰して貰いたくない。


金正恩を何処まで信ずべきか

2018-03-07 14:44:37 | コラム
嘘か誠か、または老獪な知恵者

問題点は「あの金正恩が打ち出した6項目を信ずべきか否かが最大の鍵である」ということだろう。

昨6日はBSフジのPrime Newsを見ていると、突如「韓国とDPRKが4月末に首脳会談」とスクリーンの上部に現れ、派遣された特使団の鄭氏とやらの6項目の韓国側の解釈になる合意事項が表示された。やや意表を突かれた感なきにしもあらずだったが、私如きには予想もできなかった素早い展開には驚きを禁じ得なかった。金正恩は端倪すべからざるものがあると思わせられた。

直ちに何らかの感想というか、カタカナ語のコメントなどは思い浮かばなかった。だが、これまでに何度もDPRKに誑かされてきたというべきか虚言癖のようなものを見且つ聞かされていては、俄に信ずべきか否かは極めて疑問だと感じたのが偽らざるところだった。同時に痛感させられたことは「金正恩は誠に巧妙な作戦を立てる知恵者なのか、あるいは並外れた頭脳を持つ百戦錬磨の参謀が陰に控えているのでは」だった。

あの6項目を素直に受け入れれば万事目出度し目出度しであり、朝鮮半島におけるアメリカとの一触即発だったかも知れない危機は去り、速やかに出ていくて入れ込んでいる韓国というか文在寅大統領を仲介者とした、アメリカとDPRKの対話が実現してしまいそうな雰囲気が醸し出されていた。だが、そこまで素直に信じてしまうのは余りにもnaïveに過ぎると思わざるを得ないと思った。

即ち、金正恩はアメリカのトランプ大統領以下があの6項目をどう解釈し、どのように食いついてくるかとの観測気球を上げたのかが最大の見所なのだと思うのだ。私はあるいは彼は平昌オリンピック以来完全に彼に操られて南北統一にまっしぐらに突き進みだした文在寅大統領をトコトン利用して、アメリカとの対話の仲介役として何処まで使えるかも試してみるかと、如何にも核兵器を封印するかの如き餌まで撒いて見せたのかも知れないと疑っている。

換言すれば、私は「あの6項目はそれを読む角度と立ち位置が変われば、それぞれに都合が良い解釈の仕方に変わってくるような形に纏められており、勝手に自己に都合が良いように考えていると、最後の瞬間に「そんな意図はなかった」とひっくり返せるように仕組まれているのではないかと、眉に唾を付けて読んでいる。それでなくとも、朝鮮人民民主主義共和国にはこれまでに繰り返して前言を翻されて煮え湯を飲まされてきたではないか。

だからと言って「貴国の提示された6項目を信じる訳にはいかない」と真っ向から否定してかかれないように巧みな文言で綴られているようだ。だが、注意すべきは、あの6項目は韓国の特使団の解釈で、私は未だDPRK側からの公式見解は報じられていないと思う。その辺りの金正恩の作戦は巧妙にして老獪であるかの如くに見える。

即ち、自分たちに都合良く解釈すれば「制裁が十二分に効果を発揮して、最早金正恩にも耐えきれないところまで追い詰められたのだ」ともなるのだ。そうでなければ、金正恩は素直に核兵器もmissileも一先ず措いて、自国の立場を保障させてアメリカとの対話を志向し、朝鮮半島に真の停戦状態を実現させて金王朝が支配する統一の実現に励んでいく気であるとも読めはしないか。その大きな目的の為には、韓国のお使い奴共をあれほど優遇して見せた大変な役者かも知れないのだ。

私には金正恩が単なる単純な自己都合ばかり考えている指導者なのか、巧妙にして老獪さまで備えた一筋縄ではいかない刈り上げの兄さんなのかまではとても読み切れない。だが、どう考えても無理に無理を重ねてあそこまで成功に近づけた missileと核兵器をむざむざと封印して「核を保有する強国」の地位を放棄するとはとても考えられないのだ。

先ほど何処かの局に出ていたゲストのコメンテーターが「トランプ大統領は予見不可能(unpredictable)であると同様に、金正恩も予見不可能」と言っていたが、その通りだろうと思わずにはいられない。「信ずべきか否か。そこか問題だ」辺りが、私の当座の結論である。



3月6日 その2 3M Clubを開催

2018-03-06 15:07:34 | コラム
約1年ぶりに3Mが百人町に集合:

SM氏が一時帰国した機会を捉えて、本6日に今回は私の体調も考えて百人町のサンパークホテルに集合して貰った。皆が仕事から離れて久しいものがあるので、中々嘗てのような生々しい話題が少なくなってしまったのは残念だったが、SM氏からは現在のアメリカの香りが漂う話題も出て、楽しい2時間の語り合いだった。それだけに目新しい話題も少なかったのだが、その中からこれはと思うものを採り上げてみたい。

SM氏は言わば日系一世に当たるのだが、一世の中にはアメリカでの生活の大変さを考えて帰国する人が増えてきた由だ。それは、何分にも広大なカリフォルニア州にあっては買い物に出るのも何でも運転をせざるを得ないのが大きな負担であるし、アメリカでの医療費の負担の大きさを考慮する時に我が国に戻った方が安心だし経済的でもあるという辺りが大きな要因であるようだ。

その負担となっている車の運転だが、アメリカでは経済的な「ウーバー」が急速に普及しつつあるので、それ以外の利便性を考慮してSM氏はスマートフォンに切り替えたのだそうである。アメリカでは中国ほどにはスマートフォンが活用されていないまでも、時代の変化はそこまで来たのだということ。

また、EVも普及しつつはあるが、ロスアンジェルスとその近郊ではタクシーはほとんどトヨタのPriusに切り替わってしまったそうだ。水素の車も普及しつつあるが、兎に角ハイブリッド車が目覚ましく増加している由だ。

アメリカの失業率が4%台で安定していることも話題とはなったが、ここに内蔵された問題点は難しい微妙な表現になるが「プーアホワイト以上の階層に属して4年制の大学しか出ていない人たちを求めている一定以上の地位には上がれない職種では、相変わらず求人難が続いているそうだ。

それは如何なる企業でも経営の実務を担当する修士号以上を持った人は数多く必要な訳ではないので、4年制の大学を出た人は実務担当者として求人はあるが、出世の可能性に欠け年俸も容易に上がっていかない仕事には人気がなく、また採用しても直ぐに幾らかでも年俸が高い職を見つけては転進していってしまうので、慢性的に人手不足に陥っているという具合らしい。

昨年にもSM氏が指摘していたことで、ビジネスの世界で「職の安全」というか「雇用の安定性」を確保する為には、MBAと言うか修士号胃以上を持っていることが必須条件になりつつあるのだ。この点についてはYM氏が言うには「今やその修士号はビジネスの世界だけに止まらず、例えばUNのような団体の職員にも必要となってきた」のだそうだ。即ち、6年以上も大学に通えという意味だ。

また、大学、特に有名私立大学の学費は年々増加しつつあり、場合によっては600~700万円に達するのが珍しくなくなってきたのだそうだ。それだけの出費というか負担は容易ではないので、学生ローンに依存する者もまた増加し、気が付けば20万ドルも借りていたなどという事態になり、卒業後もその返済に四苦八苦となる時代だという話題も出た。即ち、アメリカにおけるjob securityは金次第となりつつあるということ。

アメリカの新聞の凋落も話題となった。嘗てはLAタイムスなどは街中に設置された自動販売機で$1もしないで買えたものだったが、今やその販売機が使われないままに見捨てられ、処分すれば経費がかかるという理由で放置されて残骸が曝されている由だ。では新聞は何処で買えるかのかと言えば、スターバックスやマクドナルドなどに置かれている時代となったそうだ。

本日のサンパークホテルのダイニングルーム・椿の日替わり定食は「カツカレー」の¥700だった。SM氏曰く「こんな値段ではアメリカでランチにはありつけない。マクドナルドのセットでも$8はかかるのだ」で、YM氏も同調していた。カツカレーを楽しんだ後でコーヒーも付いてくるので、敢えて喫茶店に移動するまでもなく話し合いを楽しんだ一時だった。

SM氏は「アメリカでも何故我が国では給与の水準が上がらず、内部留保に走っている会社が多く、未だにデフレ傾向が見えるのかと話題になっている」と言っていた。私からはバブルが去った後に育った世代が経営担当者になってしまった時期にあるので、「経営者の質の劣化だ」と厳しいことを言われた私と同じ年齢のもお社長さんがおられると解説しておいた。


韓国、DPRK、アメリカの関係

2018-03-06 09:17:52 | コラム
特使は金正恩の翻意を促しに行ったのだろうか:

韓国は5名もの特使をDPRKに送り込み、文在寅大統領の親書とやらを金正恩に届けさせたそうだ。DPRK側もそれなりに配慮したようで、金正恩との会談と食事会まで開催したと報じられている。更に報道では、この韓国の使節団は今週中にもアメリカに経過報告に赴くそうだ。

この展開が何を目的として、文在寅大統領が何を意図していたかは報じられてもいないので、全く不明だ。だが、文在寅大統領本人でもない者たちが「核を放棄されたら如何か」であるとか「missileのこれ以上の実験はお止めになったら」と金正恩を説得に行く訳はないだろう。案外「早く統一しましょう」と自発的に言いに行ったのかも。この度の訪問の前にトランプ大統領と文在寅大統領の間には電話会談があったというから、アメリカ側の意を帯して赴いたのではないかとも報じられている。

だが、一説には「文在寅大統領の周辺にはDPRKの工作員が数多く潜入しており、彼はDPRKの策謀に束縛されて動きが取れないのだ」というのまであって、文在寅大統領の狙いは南北統一しかあり得ないとまで言う者もいるとかだ。しかも、金正恩の狙いはアメリカと韓国の関係の分断であり、また韓国を使ってアメリカとの前提のない対話の場を設営させるところにあるとも言われている。

何れにせよ、アメリカ対DPRK、アメリカと韓国の関係、朝鮮半島の統一国家等がかなり現実味を帯びそうな事態が進行しつつあるようにも見える。私は何時も同じことを言うのだが、その重要な時期にあって未だに森友がどうしたの財務省が何かの文書を書き換えたのであれば総辞職ものだのという些末な話題で倒閣を目指しているかの如きマスコミと野党連合は、国家の重大事に対する国会討論に優先順位の付け方が未だに完全に狂っている。

それだけではない。中国では習近平はいともあっさりと憲法を自らの都合の良いように変更して、任期を10年よりも青天井に伸ばしてしまった。その習近平が目指すところの中に「我が国の属国化」があると何度も述べてきた。野党はそういう重要な問題について質問をしたという話は聞いたこともない。これなどは、トランプ様が鉄鋼製品の輸入に25%もの関税をかけると言われたことよりも遙かに恐ろしい事案だ。だが、その鉄鋼の関税問題ですら予算委員会で採り上げられていない。

誠に以て脳天気且つアホな議員ばかりを選んでしまったものだと言わざるを得ない。でも、かく申す私だって野党議員こそ選んでいないだけで、偉そうなことを言っている場合でもないかと危惧するものだ。