新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

迷惑メールの近況を

2023-03-30 07:31:22 | コラム
次から次へと新たな標的を:

2月初旬には100本を切ってきたので、何れは消滅するかと密かに期待していた。だが、「敵も然る者」で2月中旬には200まで立て直してきた。100を下回っていた頃は、それまでの主役だったアマゾン(amazon)が激減していたのだった。

良い傾向方思ってみていれば、3月に入ってからは上下動があったものの、20日過ぎからは再び200の大台に迫る勢いになった。では、何処をアマゾンに代わる標的にしたかといえば、先ずヤマト運輸に始まり、今や三井住友銀行(SMBC)、イオンクレジットサービス、アメリカンエクスプレス(AMEX)等々という具合である。

当方はOCNのブロッキングサービスに依存しているので、一つ一つ削除するような手間は掛けていないで済んでいるが、この送り手は良くも飽きずに継続してくるものだと、呆れる前に寧ろ感心している。たまにその網の目から漏れて来るメールもあるのでそれを読んでみると、確かに釣り上げられてしまいそうな文面ではあるのが怖いところだ。

博学多識のYM氏などによれば、「海外と交信すると、メールアドレスが盗用される危険性が高いのではないか」とのことだった。現実に昨日などは往年の同僚と交信していた。ではあっても、現地の人たちに訊けばマスコミ報道には出てこないような「現実」に触れることができるので、止めるわけにはいかないのだ。

嘗て、ワシントンポスト紙が鳩山由紀夫元総理を”loopy“(=殆ど「馬鹿」という意味)と酷評した際に、西海岸のオレゴン州ポートランドに勤務しているハーバードのMBAであるIntelの精鋭に尋ねたら、「西海岸に住む私がワシントンDCの新聞なんて読むはずがないでしょう。その話は知りません」と一蹴されたことがあった。これがアメリカという国なのだと、恥をかきながら再確認した。



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